最終更新日:2024/12/15

《直接話法で》「…」と言う;《人に》「…」と言う《to 〈人〉》 / (意見として)…を言う,を述べる / 〈時計などが〉〈時刻など〉を示している;〈本・新聞などが〉…と言っている / 言う,話す,断言する

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元となった辞書の項目

say

動詞

《直接話法で》「…」と言う;《人に》「…」と言う《to 〈人〉》 / (意見として)…を言う,を述べる / 〈時計などが〉〈時刻など〉を示している;〈本・新聞などが〉…と言っている / 言う,話す,断言する

彼女は何も言わなかった。

解説

1. 基本情報と概要

say(セイ)は、「言う」「述べる」を意味する動詞です。誰かに対して何かを言葉で伝える際に使われる基本的な単語です。


  • 品詞: 動詞

  • CEFRレベル: A1(超初心者)

この単語は、非常に基本的で広く使われる動詞で、日常会話やビジネスの場面などで頻繁に登場します。

2. 語構成と詳細な意味

sayは短い動詞で、特に接頭語や接尾語を持ちませんが、以下のような関連語や派生語があります。


  • saying(名詞): ことわざ、言い回し

  • said(過去形、過去分詞): 言った、述べられた

よく使われるコロケーション


  1. say hello(挨拶する)

  2. say goodbye(別れを告げる)

  3. say something(何か言う)

  4. say nothing(何も言わない)

  5. say a prayer(祈る)

  6. say yes(はいと言う)

  7. say no(いいえと言う)

  8. say sorry(謝る)

  9. say thank you(ありがとうと言う)

  10. say what you mean(思ったことを言う)

3. 語源とニュアンス

sayの語源は古英語の「secgan」に遡り、ゲルマン語派の「saga」(物語)に関連しています。歴史的に「言う」「述べる」の意味で使われてきました。

一般的に、カジュアルな場面からフォーマルな場面まで幅広く使われますが、具体的な引用や発言の際には「say」を使うことが多いです。感情的な響きは特にありませんが、文脈に応じてニュアンスが変わることがあります。

4. 文法的な特徴と構文

sayは他動詞で、直接目的語を取ります。また、引用符を使って誰かの発言を示す際に用います。


  • 構文例:


    • 主語 + say + 目的語

    • 主語 + say + that + 文

    • 主語 + say + to + 人 + that + 文


イディオム:


  • You can say that again.(本当にその通りだ)

5. 実例と例文

日常会話


  1. What did he say?(彼は何と言ったの?)

  2. Can you say that again?(もう一度言ってもらえますか?)

  3. I didn't hear what you said.(何を言ったのか聞こえなかった。)

ビジネス


  1. He said the meeting is at 3 PM.(彼は会議が午後3時だと言った。)

  2. The report says we need to improve our sales.(報告書には売上を改善する必要があると書いてある。)

  3. What did the client say about the proposal?(クライアントは提案について何と言った?)

学術的な文脈


  1. The study says that exercise improves mental health.(研究によれば、運動は精神健康を改善する。)

  2. Experts say that climate change is accelerating.(専門家は気候変動が加速していると言っている。)

  3. The article says that the theory is controversial.(その記事には、その理論が議論の余地があると書かれている。)

6. 類義語・反意語と比較

類義語


  • tell(言う、伝える): 具体的な情報や指示を伝える際に使います。


    • 例: He told me to wait.(彼は私に待つように言った。)


  • speak(話す): 一般的な話す行為を指します。


    • 例: She speaks fluent English.(彼女は流暢な英語を話す。)


  • mention(言及する): 短く言及する際に使います。


    • 例: He mentioned your name.(彼はあなたの名前を言及した。)


反意語


  • listen(聞く)


    • 例: You should listen more and say less.(もっと聞いて、少し言うべきだ。)


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号: /seɪ/

  • アクセント: 最初の音節にアクセントがあります。

アメリカ英語とイギリス英語で大きな発音の違いはありませんが、発音の際の音の強弱に注意してください。

8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: sayは短いのでスペルミスは少ないですが、said(過去形・過去分詞)と混同しないように注意してください。

  • 同音異義語: saysigh(ため息をつく)を混同しないようにしましょう。

9. 記憶に残るヒントやイメージ

「セイ」という音から、「言う」というイメージを持つと覚えやすいです。例えば、「先生が何か言う(say)」と覚えると、自然に使えるようになります。また、「say」と「said」の違いをしっかり練習して、過去形・過去分詞形の使い方も身につけてください。

意味のイメージ
say
意味(1)

《直接話法で》「…」‘と'言う,述べる;(人に)「…」‘と'言う《+to+〈人〉》

意味(2)

(意見として)…‘を'言う,述べる

意味(3)

〈時計などが〉〈時刻など〉‘を'示している;〈本・新聞などが〉…‘と'言っている,述べている,書いている

意味(4)

《しばしば受動態で》(世間などで)…‘と'言う,うわさする,伝える

意味(5)

《命令形に用いて》かりに…‘と'すれば;たとえば,そうですねえ,まあ

意味(6)

…‘を'暗唱する,復唱する;〈祈りなど〉‘を'唱える

意味(7)

《米話》…‘を'命じる

意味(8)

言う,話す,断言する

CEFR-J B2 / 和英選択問題

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