最終更新日:2024/06/13

〈U〉(オーストラリア原住民の)放浪 / 〈C〉(政府首脳などが)市民の声を聞く視察

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元となった辞書の項目

walkabout

名詞

〈U〉(オーストラリア原住民の)放浪 / 〈C〉(政府首脳などが)市民の声を聞く視察

私はオーストラリアのアウトバックで散歩に行きました。

解説

1. 基本情報と概要

walkabout


  • 意味(英語): A journey or period of wandering, especially among Aboriginal Australians as a rite of passage, or a casual walk taken by a public figure to meet and greet the public.

  • 意味(日本語): 「ウォークアバウト」は、特にアボリジニの儀式としての放浪の旅、もしくは公人が一般市民と交流するためのカジュアルな散歩を指します。こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。


  • 品詞: 名詞


  • CEFRレベル: B2(中上級)


2. 語構成と詳細な意味


  • 語構成:


    • 「walk」:歩く

    • 「about」:周囲に、あちこちに


  • 関連語:


    • wander(さまよう)

    • stroll(散歩する)

    • meander(曲がりくねって進む)


  • よく使われるコロケーション:


    1. go on a walkabout(ウォークアバウトに出かける)

    2. royal walkabout(王族のウォークアバウト)

    3. traditional walkabout(伝統的なウォークアバウト)

    4. political walkabout(政治家のウォークアバウト)

    5. spontaneous walkabout(突発的なウォークアバウト)

    6. cultural walkabout(文化的なウォークアバウト)

    7. public walkabout(公的なウォークアバウト)

    8. ceremonial walkabout(儀式的なウォークアバウト)

    9. meet-and-greet walkabout(交流のためのウォークアバウト)

    10. urban walkabout(都会のウォークアバウト)


3. 語源とニュアンス


  • 語源:


    • この単語はオーストラリアのアボリジニ文化から来ています。彼らは成人の儀式として「ウォークアバウト」を行い、自己発見の旅として広く知られています。


  • ニュアンス:


    • 公人のカジュアルな散歩としても使われるため、親しみやすさやアクセスのしやすさを強調するニュアンスがあります。


  • 使用シーン:


    • 口語でも文章でも使われます。フォーマルな場面よりもカジュアルな場面で使われることが多いです。


4. 文法的な特徴と構文


  • 一般的な構文:


    • 「go on a walkabout」

    • 「during the walkabout」


  • 使用シーン:


    • カジュアルな会話や報道で使われることが多いです。


  • 文法上のポイント:


    • 名詞として使用され、可算名詞です。


5. 実例と例文


  • 日常会話:


    1. I'm planning to go on a walkabout in the city this weekend.

    2. She took a walkabout to clear her mind.

    3. The kids went on a walkabout around the neighborhood.


  • ビジネス:


    1. The CEO often goes on walkabouts to connect with employees.

    2. Our team building activity included a walkabout in the park.

    3. During the conference, we had a walkabout to explore the venue.


  • 学術的な文脈:


    1. Walkabout is a significant part of Aboriginal culture and spirituality.

    2. The study examined the psychological impacts of a walkabout.

    3. Historical accounts describe the walkabout as a rite of passage.


6. 類義語・反意語と比較


  • 類義語:


    • wander(さまよう): より無目的にさまようことを意味します。

    • stroll(散歩する): ゆっくり歩くことを意味し、リラックスした雰囲気があります。

    • meander(曲がりくねって進む): 曲がりくねりながら進むことを強調します。


  • 反意語:


    • stay(滞在する): 動かずにいることを意味します。

    • settle(落ち着く): 特定の場所に定住することを意味します。

    • remain(残る): その場にとどまることを意味します。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA): /ˈwɔːkəˌbaʊt/


  • アクセントの位置:


    • 「walk」にアクセントがあります。


  • アメリカ英語とイギリス英語での発音の違い:


    • 大きな違いはありませんが、アメリカ英語の方が若干短い母音を使うことがあります。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス:


    • 「walkabout」を「walkaboute」と書かないように注意しましょう。


  • 同音異義語との混同:


    • 「walk out」などと混同しないようにしましょう。「walkabout」は特定の意味を持つ単語です。


  • 試験対策:


    • TOEICや英検などではあまり出題されない単語ですが、文化的背景を理解するために知っておくと良いです。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 覚えやすくするためのイメージ:


    • 「ウォークアバウト」を「歩き回る」と覚えましょう。アボリジニの放浪の旅や、政治家が市民と交流するために歩き回る様子を思い浮かべると良いです。


  • 勉強テクニック:


    • 映画やドキュメンタリーでアボリジニ文化や公人のウォークアバウトのシーンを観ると、具体的なイメージが湧きやすくなります。


意味のイメージ
walkabout
意味(1)

{U}(オーストラリア原住民の)放浪

意味(2)

{C}(政府首脳などが)市民の声を聞く視察

CEFR-J B2 / 和英選択問題

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