元となった辞書の項目
X-ray
解説
1. 基本情報と概要
X-ray(エックスレイ)
意味:
- 英語:A form of electromagnetic radiation that can pass through solid objects, used especially for medical imaging.
- 日本語:固体を透過することができる電磁放射線の一種で、特に医療画像診断に使用されるもの。
こういう場面で使われます。例えば、病院で骨折の診断をするときなどに使われる言葉です。高エネルギーの放射線で、物体を透過する特性を持っています。
品詞:名詞
CEFRレベル:B1(中級)
2. 語構成と詳細な意味
語構成:
- X:未知のものや特定のものを示す記号。
- ray:光線や放射線を意味する言葉。
関連語:
- X-ray machine:X線撮影機器
- X-ray image:X線画像
- X-ray technician:X線技師
よく使われるコロケーション:
- take an X-ray(X線写真を撮る)
- X-ray examination(X線検査)
- X-ray film(X線フィルム)
- X-ray machine(X線機器)
- X-ray image(X線画像)
- X-ray technician(X線技師)
- X-ray detection(X線検出)
- chest X-ray(胸部X線)
- dental X-ray(歯科X線)
- X-ray exposure(X線被曝)
3. 語源とニュアンス
語源:
- 1895年にドイツの物理学者ヴィルヘルム・レントゲンが発見し、最初は「未知の光線」という意味で「X-ray」と名付けられました。
ニュアンス:
- 医療や科学の分野で広く使われます。カジュアルな会話でも病院や健康に関する話題で使われることがありますが、主に専門的な文脈で使用されることが多いです。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文:
- take an X-ray of [部位]:~のX線写真を撮る
- have an X-ray:X線検査を受ける
- X-ray shows [結果]:X線が~を示す
使用シーン:
- フォーマルな医療や科学の文脈で使用されることが多いが、カジュアルな健康相談でも使われる。
5. 実例と例文
日常会話:
I need to get an X-ray of my ankle.
- 「足首のX線を撮らなければならない。」
The doctor ordered a chest X-ray.
- 「医者が胸部X線を指示した。」
Have you ever had a dental X-ray?
- 「歯のX線を撮ったことがありますか?」
ビジネス:
Our hospital just purchased a new X-ray machine.
- 「私たちの病院は新しいX線機器を購入しました。」
The technician will take an X-ray to assess the injury.
- 「技師が怪我を評価するためにX線を撮ります。」
We need to review the X-ray images before proceeding.
- 「進行する前にX線画像を確認する必要があります。」
学術的:
X-ray diffraction is crucial for material science research.
- 「X線回折は材料科学の研究において重要です。」
The X-ray analysis revealed significant structural details.
- 「X線分析は重要な構造的詳細を明らかにしました。」
X-ray spectroscopy is used to understand atomic structures.
- 「X線分光法は原子構造を理解するために使用されます。」
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- Radiograph(レントゲン写真): X-rayで撮影された画像を指す。
- Scan(スキャン): より広義で、X-ray以外の医療画像も含む。
- Imaging(イメージング): 医療画像全般を指す。
反意語:
- Visible light(可視光): 目に見える光。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号:
- X-ray: /ˈɛks.reɪ/
アクセント:
- 「エックス」に強調が置かれ、「レイ」は比較的弱く発音されます。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
よくある間違い:
- スペルミス:X-rayは「Xray」や「X-Ray」と表記されることがありますが、一般的には「X-ray」とハイフンを使います。
- 発音の誤り:特に「X」の音が難しいことがあります。「エックス」としっかり発音することが重要です。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
ヒント:
- 「X」は未知のものを示す記号で、レントゲンがこの光線を発見したときにその性質が未知であったため、X-rayと名付けられました。
- X-rayの「ray」は光線や放射線を意味するので、光を通して内部を見るというイメージを持つと覚えやすいです。
記憶テクニック:
- 「X線で骨の内部を見透かす」というイメージで覚えるとよいでしょう。
- 映画やドラマでX-rayを使って骨折を診断するシーンを思い浮かべると、視覚的に記憶に残りやすいです。
意味のイメージ
意味(1)
〈C〉X線(レントゲン)写真,X線検査
意味(2)
〈C〉〈U〉《通例複数形で》X線,レントゲン線