articulate
(音節や単語が)はっきり話される,分節的な / (自分の考えなど)はっきりと表現できる;(人が)考えを口に出せる / (動物が)関節のある / 〈語・音節〉'を'はっきり発音する / 〈気持・考えなど〉'を'はっきり表現する / …'を'関節でつなぐ,接合する
動詞「articulate」を詳細に解説
1. 基本情報と概要
articulate(アーティキュレイト)
- 英語: articulate
- 日本語: はっきりと話す、明確に表現する
品詞: 動詞(他動詞、自動詞)
意味: 「articulate」は、考えや感情をはっきりと、明確に表現することを意味します。特に言葉や言語を使って効果的に伝える能力を指します。こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。
- CEFRレベル: B2(中上級)
2. 語構成と詳細な意味
接頭語: なし
接尾語: なし
語幹: articulate
派生語や類縁語:
- 名詞: articulation(発音、明確な表現)
- 形容詞: articulated(明確な、関節のある)
コロケーション(共起表現):
- articulate clearly(はっきりと話す)
- articulate ideas(考えを明確に表現する)
- articulate thoughts(思考を明確にする)
- articulate speech(明瞭なスピーチ)
- articulate feelings(感情を表現する)
- articulate argument(論点を明確に述べる)
- articulate message(メッセージを伝える)
- well-articulated(よく表現された)
- articulate response(明確な返答)
- articulate vision(ビジョンを明確にする)
3. 語源とニュアンス
語源: ラテン語「articulatus」(関節のある、明確な)から派生。ラテン語の「articulare」(関節を持つ、明確にする)に由来します。
ニュアンス: 「articulate」は、非常に明確で理解しやすい表現をすることに重点を置いています。フォーマルな場面でもカジュアルな場面でも使われますが、ビジネスやスピーチなどのフォーマルなシーンで特に重宝されます。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文:
- S + articulate + O(主語 + 動詞 + 目的語)
- She can articulate her ideas clearly.
- S + be + articulate(主語 + be動詞 + 形容詞)
- He is very articulate.
イディオム: 特にありません。
使用シーン: フォーマル・カジュアル両方で使用可。他動詞、自動詞として使われることが多いです。
5. 実例と例文
日常会話:
- She can articulate her feelings very well.(彼女は自分の感情をとてもよく表現できます。)
- I need you to articulate your thoughts on this matter.(この件についてのあなたの考えを明確に話してください。)
- He struggles to articulate his ideas.(彼は自分の考えを明確に表現するのに苦労しています。)
ビジネス:
- The CEO articulated the company's new strategy.(CEOは会社の新しい戦略を明確に説明しました。)
- Please articulate your objections clearly during the meeting.(会議中に異議をはっきりと述べてください。)
- She articulated her vision for the future of the company.(彼女は会社の将来のビジョンを明確に述べました。)
学術的な文脈:
- The professor articulated the complex theory in simple terms.(教授は複雑な理論を簡単な言葉で説明しました。)
- It is important to articulate your hypothesis clearly in your research paper.(研究論文で仮説を明確に述べることが重要です。)
- The study articulates the relationship between variables.(この研究は変数間の関係を明確に説明しています。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- express(表現する)
- 例: He expressed his gratitude.(彼は感謝の気持ちを表現しました。)
- clarify(明確にする)
- 例: She clarified her point.(彼女は自分のポイントを明確にしました。)
- enunciate(発音する、明確に述べる)
- 例: He enunciated each word carefully.(彼は一語一語丁寧に発音しました。)
反意語:
- mumble(つぶやく)
- 例: He mumbled his answer.(彼はつぶやくように答えました。)
- whisper(ささやく)
- 例: She whispered a secret.(彼女は秘密をささやきました。)
- stammer(どもる)
- 例: He stammered when speaking in public.(彼は人前で話すときにどもりました。)
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号: /ɑːrˈtɪkjəleɪt/
アクセント: 第2音節に強勢があり、「ar-TIC-u-late」と発音します。
アメリカ英語とイギリス英語: 発音に大きな違いはありませんが、アメリカ英語では「ɑːr」、イギリス英語では「ɑː」と発音されることが多いです。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
スペルミス: 「articulate」を「articualte」や「articlate」と間違えることが多いです。
同音異義語: 特にありませんが、「articulate」と「articulation」を混同しないように注意が必要です。
試験対策: TOEICや英検などの試験では、ビジネスやアカデミックな文脈での使用が出題されることがあります。明確な表現を求められる問題でよく出題されます。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「articulate」は「art」と「culate」に分けられます。「art(芸術)」のように美しく、はっきりと表現することと覚えると良いでしょう。また、「articulate」は「art」のように洗練された表現をすることをイメージすると記憶しやすいです。
音やスペリングのポイント: 「ar-TIC-u-late」と音節を意識して発音練習することが効果的です。
これらの情報をもとに、英単語「articulate」を理解し、適切に使えるようにしましょう。
(自分の考えなど)はっきりと表現できる;(人が)考えを口に出せる
(動物が)関節のある
〈語・音節〉'を'はっきり発音する
〈気持・考えなど〉'を'はっきり表現する
(音節や単語が)はっきり話される,分節的な
…'を'関節でつなぐ,接合する