元となった辞書の項目
assess
解説
1. 基本情報と概要
Assess(動詞)
- 英語:
Assess
- 日本語: 評価する、査定する
「assess」は、何かの価値や品質を評価する、査定するという意味です。例えば、テストの点数を評価したり、家の価値を査定したりする場面で使います。
- 品詞: 動詞
他の品詞:
- 名詞:
assessment
(評価、査定) - 形容詞:
assessable
(評価可能な)
- 名詞:
CEFRレベル: B2(中上級)
- B2:中級者以上のレベルで、日常的な会話や文章で頻繁に使用されます。
2. 語構成と詳細な意味
- 接頭語: なし
- 接尾語: なし
- 語幹:
assess
派生語や類縁語:
- Assessment(名詞): 評価、査定
- Assessable(形容詞): 評価可能な
共起表現(コロケーション):
- Assess the situation(状況を評価する)
- Assess the damage(損害を査定する)
- Assess the value(価値を評価する)
- Assess the impact(影響を評価する)
- Assess the risk(リスクを評価する)
- Assess the performance(パフォーマンスを評価する)
- Assess the needs(ニーズを評価する)
- Assess the progress(進捗を評価する)
- Assess the quality(品質を評価する)
- Assess the effectiveness(効果を評価する)
3. 語源とニュアンス
語源: ラテン語の assidere
(座る、そばにいる)から派生し、後に「評価する」という意味に変化しました。
ニュアンス: 「assess」は、客観的かつ詳細に評価するというニュアンスが強く、フォーマルな状況でよく使われます。例えば、ビジネスや学術的な場面での評価や査定に関連します。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文:
- Assess + 名詞:
The teacher assessed the students' essays.
- Assess + 疑問詞節:
We need to assess whether the plan is feasible.
使用シーン: フォーマルな場面で使用されることが多いです。
他動詞: assess
は他動詞として使われ、目的語が必要です。
5. 実例と例文
日常会話:
Can you assess the situation for me?
(状況を評価してもらえますか?)We need to assess the damage after the storm.
(嵐の後の損害を評価する必要があります。)I'll assess the options and let you know.
(選択肢を評価してお知らせします。)
ビジネス:
The manager will assess the team's performance.
(マネージャーがチームのパフォーマンスを評価します。)We need to assess the market trends.
(市場の動向を評価する必要があります。)An external firm was hired to assess the company's assets.
(外部の会社が企業の資産を評価するために雇われました。)
学術的:
The researchers assessed the effectiveness of the new drug.
(研究者たちは新しい薬の効果を評価しました。)We must assess the validity of the hypothesis.
(仮説の妥当性を評価する必要があります。)The study aims to assess the environmental impact.
(この研究は環境への影響を評価することを目的としています。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- Evaluate(評価する): より広範な評価の意味が含まれる
- Appraise(査定する): 価値を具体的に査定する
- Judge(判断する): より主観的な判断を含む場合が多い
- Estimate(見積もる): おおよその評価や見積もり
反意語:
- Ignore(無視する): 評価や査定を行わない
- Overlook(見過ごす): 評価や査定の対象を見逃す
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号:
- IPA: /əˈses/
強勢: 第二音節にアクセントが置かれます。
- アメリカ英語とイギリス英語での発音に大きな違いはありません。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
スペルミス:
asses
と間違えて書かないように注意。意味が全く異なります。
同音異義語との混同:
Access
(アクセスする)と発音が似ているため、混同しないように注意が必要です。
試験対策:
- TOEICや英検などで「assess」はビジネスや学術的な文脈で頻出します。評価や査定に関連する文脈でよく出題されます。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
覚えやすいイメージ:
- 「assess」は「評価する」という意味なので、「先生が生徒の成績を評価する場面」を思い浮かべると覚えやすいです。
スペリングのポイント:
assess
のs
が重なる部分に注意して覚えましょう。
勉強テクニック:
- 文章を書く際に「評価する」という場面で「assess」を積極的に使うことで、記憶に定着させましょう。
意味のイメージ
意味(1)
(課税額を決定するために)(…の金額に)〈財産・収入など〉'を'評価する,査定する《+名+at+名》
意味(2)
(…に)〈税金・料金など〉'を'課する,割り当てる《+名+on(upon)+名》
意味(3)
…'を'評価する,判断する