元となった辞書の項目
upside-down
解説
1. 基本情報と概要
upside-down(副詞)
- 英語:upside-down
- 日本語:逆さまに
「upside-down」は物が逆さまになっている状態を表す副詞です。例えば、本を逆さまに持っているときや、ケーキが上下逆になっているときに使います。こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。
CEFRレベル:B1(中級)
2. 語構成と詳細な意味
語構成:
- upside(上側)
- down(下に)
この単語は「up」と「down」という対照的な語を組み合わせて、全体として「逆さまに」という意味を持つようになっています。
関連性:
- upright(形容詞):直立した
- downward(副詞):下向きに
よく使われるコロケーション:
- turn upside-down(逆さまにする)
- the world turned upside-down(世界がひっくり返る)
- upside-down cake(逆さまのケーキ)
- upside-down house(逆さまの家)
- hold upside-down(逆さまに持つ)
- read upside-down(逆さまに読む)
- hang upside-down(逆さまに吊るす)
- put upside-down(逆さまに置く)
- live upside-down(逆さまに住む)
- upside-down view(逆さまの景色)
3. 語源とニュアンス
語源:
- 「upside-down」は中英語の「up so doun」に由来します。この表現は「up」(上)と「down」(下)が組み合わさったもので、物や状況が通常の位置とは逆になったことを示します。
ニュアンス:
- 「upside-down」は物理的に物が逆さまになっている状況を主に指しますが、比喩的に混乱した状況や予期しない変化にも使われることがあります。一般的にカジュアルな会話で使われますが、フォーマルな文章でも使用されることがあります。
4. 文法的な特徴と構文
構文:
- 「turn something upside-down」:何かを逆さまにする
- 「be turned upside-down」:逆さまにされる
使用シーン:
- フォーマル、カジュアル両方で使用可能
文法ポイント:
- 副詞として使用されるため、動詞や形容詞を修飾します。
5. 実例と例文
日常会話:
He accidentally turned the book upside-down.
(彼はうっかり本を逆さまにした。)The picture frame is upside-down.
(写真立てが逆さまになっている。)She held the map upside-down.
(彼女は地図を逆さまに持っていた。)
ビジネス:
The charts were printed upside-down.
(グラフが逆さまに印刷されていた。)Our plans were turned upside-down by the new regulations.
(新しい規制によって私たちの計画がひっくり返されました。)The project went upside-down when the budget was cut.
(予算が削減されたとき、プロジェクトは混乱しました。)
学術的:
The experiment showed an upside-down behavior in the system.
(実験はシステムの逆さまの挙動を示した。)The molecule was observed in an upside-down orientation.
(分子は逆さまの向きで観察された。)The data was accidentally presented upside-down.
(データが誤って逆さまに提示された。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- inverted(逆さまの):主に技術的な文脈で使われる。
- reversed(反転した):方向や順序が逆になっていることを示す。
反意語:
- upright(直立した):通常の位置や姿勢を示す。
使用例:
- upside-down:The painting was hung upside-down.(絵は逆さまに掛けられていた。)
- inverted:The inverted image showed unexpected details.(反転した画像は予期しない詳細を示した。)
- reversed:The sequence of events was completely reversed.(出来事の順序が完全に逆になった。)
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号:
- /ˌʌp.saɪd ˈdaʊn/(アメリカ英語)
- /ˌʌp.saɪd ˈdaʊn/(イギリス英語)
強勢(アクセント):
- 「down」に強勢があります。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス:upside-downのスペルを間違えやすいので注意。特に「upside」を「upside」と「down」を分けること。
- 同音異義語:特に混同する単語はありませんが、「upside」と「down」を別々に使わないように注意してください。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
イメージ:物が物理的に逆さまになっている様子を思い浮かべると覚えやすいです。例えば、逆さまのカップや、本を逆さまに持っている人のイメージ。
ヒント:「up」と「down」という対照的な語を組み合わせているため、覚えやすいです。
勉強テクニック:実際に物を逆さまにして「upside-down」と言ってみることで、単語の意味を体感しながら覚えると効果的です。
意味のイメージ
意味(1)
さかさに,転倒して,
意味(2)
混乱して,ごたごたと= upside down