元となった辞書の項目
assure
解説
1. 基本情報と概要
意味:
- 英語: To tell someone confidently that something is true, especially so that they do not worry.
- 日本語: 誰かに確信を持って何かが真実であると言うこと。特に、その人が心配しないようにするための行為。
こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。たとえば、誰かが心配しているときに、その心配を取り除くために使います。
品詞:
- 動詞 (Verb)
CEFRレベル:
- B2(中上級):この単語は比較的高度な表現として認識されますが、日常会話でも使われるため、中上級レベルとされています。
2. 語構成と詳細な意味
接頭語・接尾語・語幹:
assure
は接頭語as-
(ラテン語のad-
由来で「〜へ」)と、語幹sure
(確実な)から成り立っています。
派生語:
- Assurance (名詞): 確信、保険
- Assured (形容詞): 確信した、自信のある
- Assuredly (副詞): 確実に
コロケーション:
- Assure someone of something(〜に〜を確信させる)
- Assure safety(安全を保証する)
- Assure success(成功を保証する)
- Assure a victory(勝利を確信させる)
- Assure customers(顧客に安心させる)
- Assure confidentiality(機密性を保証する)
- Assure support(支援を保証する)
- Be assured that(〜と確信している)
- Assure a position(地位を保証する)
- Assure quality(品質を保証する)
3. 語源とニュアンス
語源:
- ラテン語の
assurare
(「ad-」 + 「securare」, secureの意味)が由来です。歴史的には、中世ラテン語を経て、14世紀に英語に取り入れられました。
ニュアンス:
- 使用する場面において、相手の不安を取り除くための確信を与えるために使われます。カジュアルな会話からビジネスシーンまで幅広く使用されます。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文:
assure someone that...
(誰かに〜ということを確信させる)assure someone of something
(誰かに〜を保証する)
使用シーン:
- フォーマル: ビジネスや公式な場面で使用されることが多いです。
- カジュアル: 友人間でも使われることがありますが、少しフォーマルなニュアンスが含まれます。
文法上のポイント:
- 他動詞(transitive verb):目的語を必要とします。
5. 実例と例文
日常会話:
I assure you, everything will be fine.
(大丈夫だよ、全てうまくいくよ。)She assured me that she would be there on time.
(彼女は時間通りに来ると私に確言した。)You can be assured of my support.
(私の支援を確信していいよ。)
ビジネス:
We assure our clients of the highest quality service.
(私たちはクライアントに最高のサービス品質を保証します。)He assured the board that the project would be completed on time.
(彼はプロジェクトが時間通りに完了することを役員会に確信させました。)Please be assured that your information is confidential.
(あなたの情報が機密であることを安心してください。)
学術的な文脈:
The study assures the reliability of the results.
(この研究は結果の信頼性を保証します。)Researchers assure that the new method is more efficient.
(研究者たちは新しい方法がより効率的であると確信しています。)The findings assure that the hypothesis is valid.
(その発見は仮説が有効であることを確信させます。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- Guarantee(保証する):具体的な結果や商品に対して使われることが多い。
- Ensure(確実にする):何かが起こることを確実にする意味で使われる。
- Secure(確保する):物理的や抽象的なものを確保するニュアンス。
反意語:
- Doubt(疑う):確信することの反対。
- Question(質問する):確かではないことを確認する行為。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号:
- /əˈʃʊr/ または /əˈʃɔːr/
アクセント:
- 第2音節に強勢があります。アメリカ英語とイギリス英語で大きな違いはありませんが、若干の発音の違いがあります(アメリカ英語では /ʊr/、イギリス英語では /ɔːr/)。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
スペルミス:
asure
やassurre
などと間違えやすいです。
同音異義語:
Ensure
(確実にする)やInsure
(保険をかける)と混同しやすいですが、それぞれ意味が異なります。
試験対策:
- TOEICや英検などのテストでは、ビジネスや公式な文脈での使用が問われることが多いです。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
覚えやすくするためのイメージ:
Assure
のas-
は「〜へ」、sure
は「確実」という意味が含まれているので、「何かを確実にするために言う」というイメージで覚えると良いでしょう。
勉強テクニック:
- 似た意味の単語と比較して違いを覚える。
- 例文を作って実際に使ってみる。
以上が、「assure」についての詳細な解説です。ぜひ参考にしてください。
意味のイメージ
意味(1)
〈事柄・地位など〉'を'確実にする(ensure)
意味(2)
《英》…に保険をかける(insure)
意味(3)
〈人・自分〉‘に'確信させる,保証する,分からせて安心させる