元となった辞書の項目
snowball
名詞
(雪合戦などの)雪の玉,雪つぶて / (削り氷を球にして味をつけた)スノーボール / 白い球状の小花をつける低木の類(ガマズミなど) / …‘に'雪の玉を投げつける / 雪げるまのように成長する(ふくれあがる);雪だるまのようにふくれ上がって(…)になる《+『into』+『名』》
解説
1. 基本情報と概要
Snowball(名詞)
- 英語: Snowball
- 日本語: 雪玉
雪を丸めて作る小さな球のことを指します。雪が積もったときに子供たちが雪合戦で使うものです。こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。
- 品詞: 名詞
- CEFRレベル: A2(初級)
2. 語構成と詳細な意味
- 語幹:
snow
(雪) - 接尾語:
ball
(球)
派生語や類縁語:
- 動詞: snowball(雪玉を投げる、急速に増加する)
- 形容詞: snowball-like(雪玉のような)
よく使われるコロケーション:
- Throw a snowball - 雪玉を投げる
- Make a snowball - 雪玉を作る
- Snowball fight - 雪合戦
- Snowball effect - 雪だるま式効果
- Snowball rolling - 雪玉を転がす
- Snowball into - (問題などが)雪だるま式に大きくなる
- Snowballing debt - 雪だるま式に増える借金
- Catch a snowball - 雪玉をキャッチする
- Giant snowball - 巨大な雪玉
- Snowball game - 雪玉を使った遊び
3. 語源とニュアンス
語源:
「snowball」という単語は、古英語の「snow」(雪)と「ball」(球)から成り立っています。歴史的には、雪玉を作って遊ぶ行為は長い間行われてきました。
ニュアンス:
「snowball」は、カジュアルな場面でよく使われる単語で、特に子供たちの遊びや冬のアクティビティに関連しています。また「雪だるま式に増える」という比喩的な意味でも使われます。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文:
- Throw a snowball: 雪玉を投げる
- Make a snowball: 雪玉を作る
イディオム:
- Snowball effect: 雪だるま式効果(問題や事象がどんどん大きくなること)
使用シーン:
- カジュアルな会話や冬のアクティビティに関する話題で使用されます。
- 比喩的な意味では、ビジネスや日常会話でも使われます。
5. 実例と例文
日常会話:
Let's have a snowball fight!
- 「雪合戦しよう!」I made a huge snowball in the backyard.
- 「裏庭で大きな雪玉を作ったよ。」Be careful, someone might throw a snowball at you.
- 「気を付けて、誰かが雪玉を投げるかもしれないよ。」
ビジネス:
The project started small but soon snowballed into a major initiative.
- 「プロジェクトは小さく始まったが、すぐに大きな取り組みになった。」Our debts are snowballing out of control.
- 「私たちの借金は雪だるま式に膨らんでいる。」We need to address the snowball effect of these issues.
- 「これらの問題の雪だるま式効果に対処する必要がある。」
学術的な文脈:
The snowball effect in social networks can lead to rapid dissemination of information.
- 「ソーシャルネットワークにおける雪だるま式効果は情報の急速な拡散に繋がる。」In physics, the snowball model can explain certain types of particle aggregation.
- 「物理学では、雪玉モデルが特定の粒子の凝集を説明することができる。」The concept of snowball sampling is often used in sociological research.
- 「雪玉サンプリングの概念は社会学の研究でよく使われる。」
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- Ice ball(氷の球): 雪玉と似ていますが、より硬くて冷たいです。
- Snowflake(雪の結晶): 雪の個々の結晶で、雪玉とは異なります。
- Snowman(雪だるま): 雪玉をいくつか組み合わせて作る雪像。
反意語:
- Sun(太陽): 雪玉を溶かす存在として反意語となり得ます。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号:
- /ˈsnoʊˌbɔːl/(アメリカ英語)
- /ˈsnəʊˌbɔːl/(イギリス英語)
強勢(アクセント):
- アクセントは最初の音節「snow」に置かれます。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
スペルミス:
Snow ball
と二語に分けて書かないように注意してください。
同音異義語:
- 特にありませんが、「snowman」(雪だるま)と混同しないように注意してください。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
覚えるためのヒント:
- 「snow」(雪)と「ball」(球)を組み合わせて「雪玉」と覚えましょう。
- 雪だるまを作るときに使う「球体」をイメージすると覚えやすいです。
勉強テクニック:
- 冬の写真や雪の遊びをイメージして関連付けて覚えると効果的です。
- 実際に雪玉を作ってみる経験を持つと、単語の意味がより鮮明になります。
意味のイメージ
意味(1)
(雪合戦などの)雪の玉,雪つぶて
意味(2)
(削り氷を球にして味をつけた)スノーボール
意味(3)
白い球状の小花をつける低木の類(ガマズミなど)
意味(4)
…‘に'雪の玉を投げつける
意味(5)
雪げるまのように成長する(ふくれあがる);雪だるまのようにふくれ上がって(…)になる《+into+名》