元となった辞書の項目
wondrous
解説
1. 基本情報と概要
wondrous(形容詞)
英語: Wondrous
日本語: 驚くべき、素晴らしい
「wondrous」は「驚くほど素晴らしい」、「目を見張るような」という意味の形容詞です。感嘆や驚きの感情を持って、何かが非常に特別であることを表現するときに使われます。例えば、美しい景色や感動的な出来事に対して使われます。
CEFRレベル: B2(中上級)
この単語は、一般的な日常会話や文学作品で使われることが多く、中級から上級レベルの学習者に適しています。
2. 語構成と詳細な意味
語構成:
- wonder(驚き、驚嘆)+ -ous(形容詞を作る接尾語)
関連語:
- wonder(名詞/動詞):驚き、驚く
- wonderful(形容詞):素晴らしい
- wonderment(名詞):驚きの状態
よく使われるコロケーション:
- wondrous beauty(驚くべき美しさ)
- wondrous sight(素晴らしい光景)
- wondrous achievement(驚くべき業績)
- wondrous nature(驚嘆すべき自然)
- wondrous world(驚くべき世界)
- wondrous event(素晴らしい出来事)
- wondrous creation(驚くべき創造物)
- wondrous talent(驚くべき才能)
- wondrous power(驚くべき力)
- wondrous journey(素晴らしい旅)
3. 語源とニュアンス
語源:
「wondrous」は中英語「wondrous」から派生し、古英語「wundor」(驚き、奇跡)に由来します。
使用シーンとニュアンス:
「wondrous」は驚きや感動を伴うポジティブな感情を表現するため、感動的なシーンや特別な出来事を描写する際によく使われます。カジュアルな会話よりも文学的な表現やフォーマルな文脈で使われることが多いです。
4. 文法的な特徴と構文
文法的特徴:
- 形容詞として使われ、名詞を修飾します。
- 比較級や最上級は通常「more wondrous」「most wondrous」として表現されます。
使用シーンに応じた特徴:
- 文学的、フォーマルな文脈で用いられることが多いです。
一般的な構文:
- A wondrous [名詞]
- 例: A wondrous sunset(驚くべき夕焼け)
5. 実例と例文
日常会話:
- The view from the mountaintop was absolutely wondrous.(山頂からの景色は本当に驚くほど美しかった。)
- She has a wondrous singing voice.(彼女の歌声は驚くほど素晴らしい。)
- The children looked at the fireworks with wondrous eyes.(子供たちは驚きの目で花火を見ていた。)
ビジネス:
- The new technology offers wondrous possibilities for our industry.(新しい技術は私たちの業界に驚くべき可能性を提供します。)
- We achieved wondrous results with our new marketing strategy.(新しいマーケティング戦略で驚くべき成果を上げました。)
- The CEO gave a speech about the wondrous future of the company.(CEOは会社の驚くべき未来についてのスピーチを行いました。)
学術的な文脈:
- The scientist made a wondrous discovery in the field of genetics.(科学者は遺伝学の分野で驚くべき発見をしました。)
- The research revealed the wondrous complexity of the human brain.(研究は人間の脳の驚くべき複雑さを明らかにしました。)
- The professor spoke of the wondrous advancements in medical science.(教授は医学の驚くべき進歩について話しました。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- amazing(驚くべき):ややカジュアルな表現
- astonishing(驚くほどの):驚きの程度が強い
- marvelous(驚くほど素晴らしい):感嘆を表す
- incredible(信じられないほど素晴らしい):信じられないほどの驚きを伴う
反意語:
- ordinary(普通の):特別ではない
- mundane(平凡な):日常的で驚きがない
- unremarkable(特筆すべきことのない):特に目立たない
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号: /ˈwʌnd.rəs/
発音のポイント:
- アクセントは最初の音節「won」にあります。
- アメリカ英語とイギリス英語での発音に大きな違いはありません。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: 「wondrous」は「wonderous」と間違えやすいです。正しいスペルは「wondrous」です。
- 同音異義語との混同: 「wonderous」と混同しないように注意しましょう。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「wondrous」は「wonder」と「-ous」が結びついた形容詞です。何かが「wonder」(驚き)を引き起こすほど「-ous」(形容詞)であることを覚えると良いでしょう。
- 「wondrous」は「wonderful」の強調版と考えると覚えやすいです。
以上が形容詞「wondrous」の詳細な解説です。この単語を使うことで、驚くべき美しさや素晴らしさを表現することができます。
意味のイメージ
意味(1)
=wonderful
意味(2)
はなはだ,著しく