worrying

1. 基本情報と概要

worrying（形容詞）

意味: causing anxiety or concern

日本語訳: 心配させる、気がかりな

「worrying」は、人々に心配や不安を引き起こすような状況や出来事を表す形容詞です。例えば、「worrying news」（心配なニュース）や「worrying trend」（気がかりな傾向）などのように使われます。

CEFRレベル: B1（中級）

2. 語構成と詳細な意味

接頭語: なし

語幹: worry（心配する）

接尾語: -ing（進行形を示す）

関連語:

• worry（動詞・名詞）：心配する、心配


• worried（形容詞）：心配している


• worrisome（形容詞）：心配させるような

よく使われるコロケーション:

1. worrying situation（心配な状況）


2. worrying news（心配なニュース）


3. worrying trend（気がかりな傾向）


4. worrying times（心配な時期）


5. worrying development（心配な発展）


6. worrying sign（気がかりな兆候）


7. worrying increase（心配な増加）


8. worrying decrease（心配な減少）


9. worrying factor（心配な要因）


10. worrying issue（心配な問題）

3. 語源とニュアンス

語源: 「worry」という動詞は、古英語の「wyrgan」から派生し、元々は「窒息させる」という意味でしたが、後に「心配させる」という意味に変化しました。

「worrying」は、一般的にネガティブなニュアンスを持ち、心配や不安を引き起こす状況に対して使われます。カジュアルな会話からフォーマルな文書まで幅広く使用されます。

4. 文法的な特徴と構文

形容詞として使用され、名詞を修飾します。一般的な構文は以下の通りです：

• It is worrying that...：〜が心配だ


• This is a worrying...：これは心配な...

イディオム:

• Worrying times：心配な時期

5. 実例と例文

日常会話:

1. This is really worrying.（これは本当に心配だ）


2. The weather forecast is worrying.（天気予報が心配だ）


3. It’s worrying that he hasn’t called yet.（彼がまだ電話してこないのが心配だ）

ビジネス:

1. The financial report is quite worrying.（その財務報告は非常に気がかりだ）


2. There are worrying signs in the market.（市場には気がかりな兆候がある）


3. The delay in the project is worrying.（プロジェクトの遅れが心配だ）

学術的な文脈:

1. The results of the study are worrying.（その研究結果は心配だ）


2. There is a worrying trend in the data.（データには気がかりな傾向がある）


3. The increase in pollution levels is worrying.（汚染レベルの増加が心配だ）

6. 類義語・反意語と比較

類義語:

• alarming（驚くべき）: よりショッキングな意味が強い。


• concerning（懸念する）: 同様に心配を引き起こす意味だが、ややフォーマル。


• troubling（困惑させる）: 心配させるが、やや深刻なニュアンス。

反意語:

• reassuring（安心させる）


• comforting（慰める）

7. 発音とアクセントの特徴

発音記号: /ˈwʌr.i.ɪŋ/

強勢: 第1音節「worry」に強勢があります。

アメリカ英語とイギリス英語の違い: ほとんど違いはありませんが、アクセントやイントネーションの違いに注意してください。

8. 学習上の注意点・よくある間違い

• スペルミス: 「worrying」と「worried」を混同しがちです。「-ing」は進行形、現在進行中の心配を表し、「-ed」は過去の心配を表します。


• 同音異義語: 「worrying」と「warring」（戦争状態の）を混同しないように注意しましょう。

9. 記憶に残るヒントやイメージ

「worry」の進行形が「worrying」なので、心配が続いている状態をイメージすると覚えやすいです。また、何かが「心配させる」状況を思い浮かべると、ニュアンスが理解しやすくなります。

このように覚えることで、日常生活やビジネス、学術的な文脈で自然に使うことができます。