yearn

1. 基本情報と概要

yearn は、英語で「切望する」「憧れる」という意味の動詞です。

• 英語: yearn


• 日本語: 切望する、憧れる

この単語は、何かを非常に強く望む、または恋しがる気持ちを表すときに使われます。切実な願望や渇望を示すニュアンスがあります。

品詞: 動詞 (verb)

CEFRレベル: B2（中上級）

例:

• I yearn for a peaceful life.（平穏な生活を切望する）


• She yearned to see her family again.（彼女は家族に再会することを切望していた）

2. 語構成と詳細な意味

語構成:

• 語幹: yearn

関連語:

• yearning (名詞): 切望、憧れ


• yearningly (副詞): 切望して

よく使われるコロケーション:

1. yearn for something（何かを切望する）


2. yearn to do something（何かをすることを切望する）


3. yearn after something（何かを憧れる）


4. a yearning desire（切望する欲望）


5. a yearning heart（切望する心）


6. yearn for freedom（自由を切望する）


7. yearn for love（愛を切望する）


8. a yearning look（憧れのまなざし）


9. yearn for the past（過去を懐かしむ）


10. yearn for home（家を恋しがる）

3. 語源とニュアンス

語源: 古英語の「giernan」から来ており、「渇望する」という意味がありました。

この動詞は感情的な響きが強く、特定のものや状況に対する強い感情を表現するのに適しています。使用する際には、特に感情的な重みを持たせたい場合に適しています。

使用シーン: 主に文章や感情的な表現で使われることが多く、口語ではややフォーマルなニュアンスがあります。

4. 文法的な特徴と構文

一般的な構文:

• 主語 + yearn + for + 名詞
  
  
  • 例: She yearns for his love.
  
  


• 主語 + yearn + to + 動詞の原形
  
  
  • 例: They yearn to travel the world.
  
  

フォーマル/カジュアル: フォーマルな表現として使われることが多いです。

他動詞/自動詞: yearn は自動詞です。

5. 実例と例文

日常会話:

1. I yearn for a good night's sleep.（良い睡眠を切望している）


2. He yearns for the weekend.（彼は週末を切望している）


3. They yearn for a better future.（彼らはより良い未来を切望している）

ビジネス:

1. The team yearned for clear leadership.（チームは明確なリーダーシップを切望していた）


2. She yearns to achieve her career goals.（彼女はキャリア目標を達成することを切望している）


3. We yearn for innovation in the industry.（業界の革新を切望している）

学術的な文脈:

1. Scholars yearn for deeper understanding of ancient cultures.（学者たちは古代文化のより深い理解を切望している）


2. Researchers yearn to discover new cures.（研究者たちは新しい治療法を発見することを切望している）


3. Students yearn for knowledge and wisdom.（学生たちは知識と知恵を切望している）

6. 類義語・反意語と比較

類義語:

• long for（〜を切望する）
  
  
  • 例: She longed for his return.（彼の帰りを切望した）
  
  


• crave（〜を渇望する）
  
  
  • 例: He craves attention.（彼は注目を渇望している）
  
  


• desire（〜を望む）
  
  
  • 例: They desire success.（彼らは成功を望んでいる）
  
  

反意語:

• be content with（〜に満足する）
  
  
  • 例: She is content with her current job.（彼女は現在の仕事に満足している）
  
  


• be indifferent to（〜に無関心である）
  
  
  • 例: He is indifferent to fame.（彼は名声に無関心である）
  
  

7. 発音とアクセントの特徴

発音記号: /jɜːrn/

アクセントの位置: 強勢は単語の最初の音節にあります。

アメリカ英語とイギリス英語の違い: 発音に大きな違いはありませんが、アメリカ英語では「r」がしっかりと発音されます。

8. 学習上の注意点・よくある間違い

スペルミス: よくあるスペルミスは yean や yeran などです。

同音異義語との混同: 特に同音異義語はありませんが、year（年）と混同しないように注意が必要です。

試験対策: TOEICや英検などの試験では、文脈から正しい意味を理解する力が求められます。感情を表す単語として、文脈をよく読み取ることが重要です。

9. 記憶に残るヒントやイメージ

「yearn」という単語は、「心が燃えるように切望する」というイメージを持つと覚えやすいです。例えば、心の中で何かを強く求めている様子を想像すると良いでしょう。

また、「yearn」の「y」を「you」と置き換えて、「あなたが何かを強く求めている」と覚えると記憶に残りやすいかもしれません。