zoom
〈飛行機が〉急上昇する;(一般に)急上昇する / ブーンと大きな音を立てる(立てて動く) / (映画・テレビでズームレンズによって)〈映像が〉拡大(縮小)する《+in(out)》 〈他〉 / 〈飛行機〉‘を'急上昇させる / (飛行機)の急角度上昇[の音];ブーンという音
1. 基本情報と概要
zoom(ズーム)
- 品詞: 動詞
意味:
- 英語: To move quickly or to make a loud, continuous noise.
- 日本語: 速く移動する、または、連続した大きな音を立てること。
こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。例えば、車や飛行機が高速で移動する様子を表す時に「zoom」を使います。また、音に関しても使われることがあります。
- CEFRレベル: B1(中級)
2. 語構成と詳細な意味
語構成: 単語「zoom」は接頭語、接尾語なしの単語で、単独で意味を持ちます。
関連性:
- 名詞: zoom (ズーム: レンズの焦点距離を変える動作または機能)
- 形容詞: zooming (ズーミング: 高速で移動すること)
コロケーション:
- zoom in(ズームイン)- 拡大する
- zoom out(ズームアウト)- 縮小する
- zoom past(〜を通り過ぎる)- 高速で通り過ぎる
- zoom by(〜を横切る)- 高速で横切る
- zoom ahead(前方にズームする)- 前方に高速で進む
- zoom off(立ち去る)- 高速で立ち去る
- zoom through(〜を駆け抜ける)- 高速で駆け抜ける
- camera zoom(カメラズーム)- カメラのズーム機能
- zoom lens(ズームレンズ)- 焦点距離を変えることができるレンズ
- zoom meeting(ズームミーティング)- Zoomアプリを用いたオンライン会議
3. 語源とニュアンス
語源:
「zoom」は20世紀初頭に登場した擬音語で、特に物体が速く動く際の音を表現したものです。1930年代にはカメラ用語としても使われるようになりました。
ニュアンス:
「zoom」は速さや動きのスピードを強調する動詞です。カジュアルな会話や報道、広告などでよく使われます。フォーマルな文脈ではあまり使われないことが多いです。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文:
- Zoom + 副詞(e.g., zoom past, zoom by)
- Zoom + 前置詞(e.g., zoom through, zoom into)
フォーマル/カジュアル:
「zoom」は主にカジュアルな会話で使われますが、カメラやテクノロジーの文脈ではフォーマルな文章でも使われます。
文法上のポイント:
- 他動詞・自動詞の使い分け: 「zoom」は通常自動詞として使われますが、目的語を伴うこともあります。
5. 実例と例文
日常会話:
- The car zoomed past us on the highway.(車が高速道路で私たちを通り過ぎた。)
- The kids were zooming around the playground.(子供たちが遊び場で駆け回っていた。)
- She zoomed through her homework.(彼女は宿題を素早く終わらせた。)
ビジネス:
- The camera zoomed in on the speaker.(カメラが話者にズームインした。)
- We had a Zoom meeting with the clients.(クライアントとZoomミーティングを行った。)
- The drone zoomed over the construction site.(ドローンが建設現場を高速で飛び越えた。)
学術的な文脈:
- The researcher zoomed in on the microscopic organisms.(研究者が微生物にズームインした。)
- The satellite zoomed past the planet.(衛星が惑星を高速で通り過ぎた。)
- The experiment required zooming in on specific cells.(実験には特定の細胞にズームインすることが必要だった。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- Speed(スピード)- 速度
- Rush(ラッシュ)- 急ぐ
- Whiz(ウィズ)- 速く移動する
- Hasten(ヘイスン)- 急ぐ
- Fly(フライ)- 飛ぶ
類義語の違い:
- 「Speed」や「Rush」は「zoom」と同様に速さを表しますが、音のニュアンスはありません。
- 「Whiz」も速さを表し、音のニュアンスが含まれますが、「zoom」よりも軽い響きがあります。
- 「Hasten」は急ぐという意味で、もっとフォーマルな文脈で使われます。
- 「Fly」は飛ぶという意味で、空中の移動を強調します。
反意語:
- Slow(スロー)- 遅い
- Crawl(クロール)- 這う
- Lag(ラグ)- 遅れる
- Plod(プロッド)- こつこつ進む
- Saunter(サウンター)- ゆっくり歩く
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号: /zuːm/
強勢(アクセント): 「zoom」の発音では、唯一の音節に強勢があります。
アメリカ英語とイギリス英語の発音の違い: 基本的に同じですが、地域によって微妙な違いがあることもあります。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: 「zoom」を「zom」や「zoon」と間違えることがあります。
- 同音異義語: 「zoom」と「soon」などの音が似た単語を混同しないように注意が必要です。
- 文脈の誤用: 「zoom」はカジュアルな文脈で使われることが多いため、フォーマルな場面では他の単語を選ぶ方が良いでしょう。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
覚えやすくするためのヒント:
- 「zoom」は車や飛行機が速く移動する時の音のように考えると覚えやすいです。
- カメラのズーム機能を思い浮かべると、視覚的に「近づく」や「遠ざかる」という意味が理解しやすくなります。
勉強テクニック:
- 実際にカメラやスマートフォンのズーム機能を使ってみて、動詞「zoom」の感覚を体験する。
- 「zoom」を使ったフレーズや例文を書き出して、日常生活で使えるように練習する。
以上が動詞「zoom」についての詳細な解説です。この情報が英語学習の助けになれば幸いです。
ブーンと大きな音を立てる(立てて動く)
(映画・テレビでズームレンズによって)〈映像が〉拡大(縮小)する《+in(out)》 〈他〉
〈飛行機〉‘を'急上昇させる
(飛行機)の急角度上昇[の音];ブーンという音
〈飛行機が〉急上昇する;(一般に)急上昇する