元となった辞書の項目
layer
解説
1. 基本情報と概要
layer(レイヤー)
- 英語: layer
- 日本語: 層、重なり
「layer」は何かが重なっている状態や層のことを指します。例えば、ケーキの層、地層、洋服の重なりなど、物理的なものだけでなく、抽象的な概念にも使われることがあります。こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。
- 品詞: 名詞
他の品詞:
- 動詞: layer (層を重ねる)
CEFRレベル: B1(中級)
- 中級レベルの学習者が知っていると便利な単語です。
2. 語構成と詳細な意味
- 接頭語: なし
- 接尾語: なし
語幹: layer
派生語や類縁語:
- layered (形容詞): 層になっている
- layering (動名詞): 層を作ること
よく使われるコロケーション:
- multiple layers: 多層
- thin layer: 薄い層
- thick layer: 厚い層
- protective layer: 保護層
- inner layer: 内層
- outer layer: 外層
- layer of dust: ほこりの層
- layer of paint: ペンキの層
- data layer: データ層
- layer cake: 層状のケーキ
3. 語源とニュアンス
語源:
- 中英語の「layere」から派生し、古英語の「leger」(寝る場所、層)に由来します。
ニュアンス:
- 「layer」は物理的な重なりを示すだけでなく、抽象的な概念にも使われます。例えば、「社会の層」や「データの層」などもあります。
使用シーン:
- カジュアルからフォーマルまで幅広く使われます。文脈に応じて使い分けが必要です。
4. 文法的な特徴と構文
可算名詞: 可算名詞として使われます。
- 例: There are multiple layers in this cake. (このケーキには複数の層があります。)
一般的な構文:
- [noun] has a layer of [material]: [名詞]には[素材]の層がある
- 例: The wall has a layer of paint. (壁にはペンキの層がある。)
- a layer of [abstract concept]: [抽象的な概念]の層
- 例: A layer of complexity. (複雑さの層。)
- [noun] has a layer of [material]: [名詞]には[素材]の層がある
イディオム:
- 特になし
5. 実例と例文
日常会話:
I love the layers in this lasagna.
(このラザニアの層が好きです。)You should wear multiple layers in winter.
(冬には複数の層を着た方がいい。)There is a layer of dust on the shelf.
(棚にほこりの層がある。)
ビジネス:
We need to add another layer of security.
(もう一層のセキュリティを追加する必要がある。)The report has several layers of analysis.
(その報告書にはいくつかの分析層がある。)Our data architecture includes multiple layers.
(我々のデータアーキテクチャには複数の層が含まれている。)
学術的:
The Earth's crust is made up of various layers.
(地球の地殻はさまざまな層で構成されている。)The study examines the different layers of society.
(その研究は社会のさまざまな層を調査している。)The software architecture includes a presentation layer.
(ソフトウェアアーキテクチャにはプレゼンテーション層が含まれている。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- stratum(層)
- 例: The rock has multiple strata. (その岩は複数の層を持っている。)
- tier(階層)
- 例: The cake has three tiers. (そのケーキには三段がある。)
- level(レベル、階層)
- 例: Different levels of management. (異なる管理レベル。)
- stratum(層)
反意語:
- 特になし
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号: /ˈleɪ.ər/
- アクセント: 第1音節にアクセントがあります。
- アメリカ英語とイギリス英語の違い:
- 基本的には同じですが、発音の微妙な違いがある場合があります。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス:
- 「layer」と「lair」(獣の巣)を混同しやすいので注意。
同音異義語:
- 「lair」(獣の巣)と混同しないように。
試験対策:
- TOEICや英検などで、技術的な文脈やビジネスの文脈で出題されることが多いです。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- イメージ:
- ケーキやラザニアの層を思い浮かべると覚えやすいです。
- 音のポイント:
- 「lay(横たえる)」と「er(人や物)」を組み合わせたように覚えると覚えやすいです。
以上が、名詞「layer」の詳細な解説です。学習の際に役立ててください。
意味のイメージ
意味(1)
《複合語を作って》(物を)積む人(物),置く人(物)
意味(2)
卵を産む鶏・層;(ペンキなどの)一塗り;一皮
意味(3)
(園芸で)取り木