最終更新日:2024/06/17
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〈U〉息,呼吸;UC〉1回の吸気(め気) / 〈C〉(風の)そよぎ;(…の)かすかなかおり《+of+名》 / 〈C〉(…の)ささやき(whisper)《+of+名》
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元となった辞書の項目
breath
解説
1. 基本情報と概要
breath (名詞)
意味:
- 英語: The air taken into or expelled from the lungs.
- 日本語: 肺に取り込まれたり、肺から吐き出されたりする空気のこと。
こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です:
「breath」は、呼吸に関連する空気を指す単語です。息をする行為そのものや、その行為によって生じる空気を意味します。日常生活の中でよく使われ、健康やリラクゼーションの文脈でも登場することが多いです。
CEFRレベル:A2(初級)
- 初級レベルの学習者に適しています。日常会話や基本的な健康に関する話題で頻繁に使用されます。
2. 語構成と詳細な意味
- 語幹: breath(呼吸、息)
- 関連語:
- breathe (動詞): 呼吸する
- breathing (名詞): 呼吸
- breathless (形容詞): 息切れした
コロケーション:
- take a deep breath(深呼吸する)
- hold your breath(息を止める)
- out of breath(息切れして)
- fresh breath(新鮮な息)
- bad breath(口臭)
- catch your breath(息を整える)
- short of breath(息切れして)
- deep breath(深い呼吸)
- take a breath(息を吸う)
- gasp for breath(息を切らして)
3. 語源とニュアンス
語源:
「breath」は、古英語の「bræþ」に由来し、中世英語を経て現在の形になりました。当初は「香り」や「蒸気」を意味していましたが、次第に呼吸に関連する意味へと変化しました。
ニュアンス:
「breath」は一般的にカジュアルな状況で使用されます。健康やリラクゼーション、運動に関連する文脈で多く見られます。フォーマルな文章でも使用されることがありますが、特に注意する感情的な響きはありません。
4. 文法的な特徴と構文
- 可算名詞/不可算名詞:通常は不可算名詞として使われますが、特定の状況や量を示す場合には可算名詞として使われることもあります。
- 一般的な構文:
- take a breath
- hold one's breath
- be out of breath
イディオム:
- catch your breath: 息を整える
- take someone's breath away: 息をのむほど驚かせる
5. 実例と例文
日常会話:
I need to take a deep breath before my presentation.
(プレゼンの前に深呼吸が必要です。)She was out of breath after running up the stairs.
(階段を駆け上がった後、彼女は息切れしていました。)He took a breath and jumped into the water.
(彼は息を吸って水に飛び込みました。)
ビジネス:
Let's take a moment to catch our breath before the next meeting.
(次の会議の前に少し息を整えましょう。)The proposal took my breath away with its innovation.
(その提案の革新性に息をのまれました。)During the long presentation, it was important to pause and take a breath.
(長いプレゼン中に、息をつくために一時停止することが重要でした。)
学術的な文脈:
Breath control is crucial for singers and athletes alike.
(呼吸のコントロールは歌手やアスリートにとっても重要です。)Studies show that deep breathing can reduce stress levels.
(研究によると、深い呼吸はストレスレベルを低下させることが示されています。)The act of taking a breath involves the diaphragm contracting and expanding.
(息を吸う行為は、横隔膜の収縮と拡張を伴います。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- air(空気): 一般的な呼吸の際に吸入される物質。
The air feels fresh today.
(今日は空気が新鮮に感じます。)
- respiration(呼吸): 生物学的な呼吸のプロセス。
Respiration is essential for life.
(呼吸は生命に欠かせません。)
反意語:
- exhalation(吐息): 息を吐き出す行為。
Inhale deeply, then proceed with a slow exhalation.
(深く息を吸ってから、ゆっくりと息を吐き出してください。)
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号:
- /brɛθ/
発音の特徴:
- アメリカ英語とイギリス英語で大きな違いはありません。
- 「th」の発音が難しいことがあります。舌先を前歯の間に軽く挟んで発音します。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス:「breathe」と「breath」を混同しないように注意してください。前者は動詞、後者は名詞です。
- 発音ミス:「th」の発音が難しいため、特に日本語話者は注意が必要です。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 覚え方:息を吸うときに「ブレス」と発音するイメージを持つと覚えやすいです。
- 関連イメージ:深呼吸をしてリラックスするシーンを思い浮かべると、「breath」の意味を思い出しやすくなります。
このように「breath」は日常生活からビジネス、学術的な文脈まで幅広く使われる単語です。呼吸に関連する状況で頻繁に登場するため、基本的な意味と使用法をしっかりと覚えておくと便利です。
意味のイメージ
意味(1)
〈U〉息,呼吸;UC〉1回の吸気(め気)
意味(2)
〈C〉(…の)ささやき(whisper)《+of+名》
意味(3)
〈C〉(風の)そよぎ;(…の)かすかなかおり《+of+名》