but
1. 基本情報と概要
but
- 英語: but
- 日本語: しかし、でも、だが
「but」は、逆接の意味を持つ接続詞です。「しかし」「でも」「だが」といった意味で、文と文をつなぎ、自分が言いたいことに対して反する内容を付け加えるときに使われます。比較的簡単な単語であり、英会話や文章で頻繁に使用されます。
- 品詞: 接続詞 (conjunction)
- CEFRレベル: A2(初級)
2. 語構成と詳細な意味
接頭語: なし
接尾語: なし
語幹: but
関連語
- however(しかしながら)
- yet(それでも)
- although(にもかかわらず)
共起表現
- but still(それでも)
- but then again(しかしまた)
- but rather(むしろ)
- but only if(ただし~の場合に限り)
- but for now(ただし今のところ)
- but on the other hand(しかし一方で)
- but unfortunately(しかし残念ながら)
- but instead(その代わりに)
- but at least(しかし少なくとも)
- but also(そしてまた)
3. 語源とニュアンス
語源: 古英語の「butan」から派生し、意味は「except」や「without」の意味を持っていました。時代を経て、現在の「しかし」という逆接の意味になりました。
ニュアンス: 「but」を使うと、前述の内容に対して反する情報を提示することができます。カジュアルな会話からフォーマルな文章まで幅広く使われます。
4. 文法的な特徴と構文
文法上のポイント
- 接続詞: 主に逆接の意味で使われます。
- 構文例:
I wanted to go to the park, but it was raining.
She is smart but lazy.
フォーマル/カジュアル
- カジュアル: 日常会話で頻繁に使用される。
- フォーマル: レポートや論文などでも使用可能。
5. 実例と例文
日常会話
I like coffee, but I don't drink it often.
- コーヒーは好きだけど、あまり飲まないんだ。
He's funny, but sometimes he talks too much.
- 彼は面白いけど、時々しゃべりすぎる。
I want to go out, but I have to finish my homework.
- 外に出かけたいけど、宿題を終わらせないといけない。
ビジネス
We met our sales target, but we need to work on customer satisfaction.
- 売上目標は達成しましたが、顧客満足度にも取り組む必要があります。
The project is progressing well, but we have some budget concerns.
- プロジェクトは順調に進んでいますが、予算に関する懸念があります。
I appreciate your effort, but we need to make some changes.
- 努力を評価しますが、いくつか変更が必要です。
学術的な文脈
The hypothesis was interesting, but the data did not support it.
- 仮説は興味深かったが、データはそれを支持しなかった。
The theory is widely accepted, but recent studies have raised questions.
- この理論は広く受け入れられていますが、最近の研究で疑問が生じています。
The results are promising, but further research is needed.
- 結果は有望ですが、さらなる研究が必要です。
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- however(しかしながら)
- よりフォーマルな場面で使われることが多い。
- yet(それでも)
- 「しかしながら」の意味で使われるが、文末に置かれることが多い。
- although(にもかかわらず)
- より強い逆接の意味を持ち、主節と副詞節をつなぐ。
反意語
- and(そして)
- 追加の情報をつなぐ接続詞。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号: /bʌt/
- 強勢: なし(短い単語であり、特にアクセントはつかない)
- アメリカ英語とイギリス英語: 両者の発音はほぼ同じ。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: 短い単語のため、スペルミスは少ないが、書き間違いや見落としに注意。
- 同音異義語:
but
とbutt
(お尻)の混同に注意。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 覚える際のポイント: 短くてシンプルな単語なので、使い慣れることで自然と覚えられます。
- 関連ストーリー: 例えば、友達と話しているときに「でもね」と言いたくなったら「but」を使うと覚えやすいです。
このように、「but」は非常に広範囲で使用される基本的な接続詞です。日常会話からビジネス、学術的な文脈まで幅広く使えるので、しっかりと理解しておくと役立ちます。
《間投詞などの後でほとんど意味を持たずに》
…を除いて,以外に(except)
《文》《否定の主節に続いて,so, suchと相関的に》…しないほど
《文》《否定文・疑問文に用いられたbe sure, believe, can tell, know, think, it is impossibleなどの後に,名詞節を導いて》…でないということを(that … not)
《先に述べたことに反対・対照する内容の語・句・節を導いて》しかし,だが,けれども
《前にある否定語と対応して》(…でなく)て
《しばしばthatを伴って》…でなければ,でないと(unless)
《文》《否定文に続いて》…しないでは(…ない),(…すれば)必ず…する
《文》《否定文・疑問文に用いられてdeny, doubt, questionなどの後で,名詞節を導いて》…ということ(that)