down
副詞「down」
1. 基本情報と概要
意味:
- 英語: down
- 日本語: 下へ、下に
「down」は、「下へ」や「下に」という意味の副詞です。物が上から下へ移動する状況や、位置が下にあることを示す際に使われます。例えば、「階段を下りる」や「川の下流へ行く」といった場面で使われます。
品詞: 副詞(adverb)
- 他の品詞: 前置詞(例:
He lives down the street.
)、形容詞(例:The computer is down.
)、動詞(例:Please down the shutters.
)
CEFRレベル: A1(超初心者)
2. 語構成と詳細な意味
語構成: 「down」は単一の語で、接頭語や接尾語を持ちません。
関連する派生語や類縁語:
- downstairs(下の階へ)
- downfall(没落、降下)
- downwards(下方へ)
よく使われるコロケーション:
- Sit down (座る)
- Lie down (横になる)
- Write down (書き留める)
- Break down (故障する、壊れる)
- Calm down (落ち着く)
- Fall down (転ぶ)
- Go down (降りる)
- Put down (置く)
- Slow down (速度を落とす)
- Turn down (断る)
3. 語源とニュアンス
語源: 「down」は古英語の「dūn」から来ており、もともとは「丘」や「斜面」を意味していました。後に、位置や方向を示す一般的な副詞として使われるようになりました。
ニュアンス:
「down」を使うときは、一般に物理的な位置や方向の移動を示しますが、感情的な落ち込みや状態の悪化を示すこともあります。例えば、「feeling down(落ち込んでいる)」という表現が使われます。
使用シーン:
- 口語・文章の両方で頻繁に使われます。
- カジュアルな場面からフォーマルな場面まで幅広く使用されます。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文やイディオム:
- sit down
- calm down
- break down
- go down
- turn down
使用シーンに応じた特徴:
- カジュアルな場面:
Sit down and relax.
- フォーマルな場面:
Please note down the key points.
文法上のポイント:
- 「down」は主に副詞として使われますが、前置詞や形容詞、動詞としても使われることがあります。
5. 実例と例文
日常会話:
Can you sit down for a moment?
(ちょっと座ってくれる?)He fell down the stairs.
(彼は階段を転げ落ちた。)Calm down, everything will be fine.
(落ち着いて、すべてうまくいくよ。)
ビジネス:
Please write down the minutes of the meeting.
(会議の議事録を書き留めてください。)The system is currently down for maintenance.
(システムは現在メンテナンスのため停止中です。)The project budget was turned down.
(プロジェクトの予算が却下された。)
学術的:
The temperature rapidly goes down in winter.
(冬には気温が急速に下がる。)The study highlights the downturn in economic growth.
(この研究は経済成長の減速を強調している。)He noted down the observations meticulously.
(彼は観察結果を注意深く書き留めた。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- below(下に)
- beneath(下)
- under(下に)
反意語:
- up(上に)
- above(上に)
ニュアンスや使い方の違い:
- 「below」は位置が下にあることを示しますが、移動を伴わない場合に使われることが多いです。
- 「beneath」は「below」と似ていますが、よりフォーマルな響きがあります。
- 「under」は物理的に下にあることを意味します。
- 「up」は「down」の反対で、上に向かう動きを示します。
- 「above」は位置が上にあることを示します。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号: /daʊn/
強勢(アクセント): 一音節の単語で、全体に均等に強調されます。
アメリカ英語とイギリス英語での発音の違い: 両者で発音はほぼ同じですが、地域差により微妙に異なる場合があります。
よくある発音の間違い:
down
を「ダウン」とカタカナ表記する日本語の影響で、正しい発音からずれることがあります。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
スペルミス: 短い単語なのでスペルミスは少ないですが、「dwon」と誤って書くことがあります。
同音異義語との混同: 特にありませんが、「down」と「town」など音が似ている単語と混同しないよう注意が必要です。
試験対策: TOEICや英検などでは、動詞や前置詞としての「down」がよく出題されることがあります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
覚えやすくするためのイメージ:
- 「down」は「下へ」を連想させる「ダウン」と覚えやすいです。
- 「ダウンロード」を連想すると、データを「下に」取り込むイメージが湧きやすいです。
勉強テクニック:
- 実際に体を動かして「down」のアクションをすると記憶に残りやすいです。
- フラッシュカードを使って、頻繁に「down」を使うフレーズを練習すると効果的です。
以上が副詞「down」の詳細な解説です。学習の際に役立ててください。
(高い所から)下へ,降りて,地面へ
(地理・地図上)南へ,下町へ;(風・流れなどが)下(しも)手へ;《英》(都会・大学から)地方へ,離れて
(価格・品質・温度などが)下がって,(数量・スピードなどが)少なく,減じて,(濃度が)薄く
(健康・風の勢いなどが)衰えて,気分が沈んで
(時代などが)下がって,…に至るまで
(身分・地位が)下がって
(紙面に)書き留めて,記録して
(頭金を)現金で,即金で
最後まで,徹底的に
しっかりと,動けないように
(高い所から)…を下がって;…に沿って;…の向こうに
…の下流に
…以来
《名詞の前にのみ用いて》下りの,下への
《補語にのみ用いて》下に,下がって
《補語にのみ用いて》(勝負で)負けて,すって
《補語にのみ用いて》《おもに米話》(野球で)アウト
《補語にのみ用いて》弱まった,おさまった;落胆した,元気のない