silent

1. 基本情報と概要

silent（サイレント）は、英語で「静かな」「無言の」という意味の形容詞です。例えば、「静かな部屋」や「無言の人物」というような場面で使われます。「音がない」や「話さない」といったニュアンスを持っています。

• 品詞: 形容詞


• CEFRレベル: A2（初級）

2. 語構成と詳細な意味

• 語幹: silent（音がない、静かな）


• 接頭語: なし


• 接尾語: なし

関連語

• silence: 名詞、動詞（静けさ、沈黙）


• silently: 副詞（静かに、無言で）

コロケーション（共起表現）

1. Silent night: 静かな夜


2. Silent treatment: 無視すること


3. Silent film: 無声映画


4. Silent partner: 名義貸しのパートナー


5. Silent majority: 沈黙の多数派


6. Silent protest: 無言の抗議


7. Silent mode: サイレントモード


8. Silent prayer: 無言の祈り


9. Silent witness: 無言の目撃者


10. Silent killer: 無症状で進行する病気

3. 語源とニュアンス

語源: ラテン語の「silens」（黙っている、静かな）から来ています。

ニュアンス・使用時の注意点:

• 「silent」はフォーマルな場面でもカジュアルな場面でも使えます。


• 感情的な響きは特にないですが、文脈によっては厳粛さや緊張感を伴うことがあります。


• 口語でも文章でも使用されます。

4. 文法的な特徴と構文

• Silent (形容詞): 他の形容詞と同様に、名詞を修飾します。


• 一般的な構文:
  
  
  • 主語 + be動詞 + silent（例: The room is silent.）
  
  
  • 主語 + 動詞 + 名詞 + silent（例: He remained silent.）
  
  

5. 実例と例文

日常会話

1. It's so quiet here. The place is completely silent.（ここはとても静かだね。完全に無音だ。）


2. She remained silent during the meeting.（彼女は会議中ずっと無言だった。）


3. Can you be silent for a moment?（少しの間静かにしてもらえる？）

ビジネス

1. The silent majority of employees agreed with the decision.（沈黙の多数派の社員がその決定に同意しました。）


2. We need a silent partner to invest in our project.（我々のプロジェクトに投資する名義貸しのパートナーが必要です。）


3. The silent treatment from the boss made everyone uncomfortable.（上司の無視する態度が皆を不快にさせました。）

学術的な文脈

1. The silent film era had a significant impact on the evolution of cinema.（無声映画時代は映画の進化に大きな影響を与えました。）


2. The experiment was conducted in a silent room to avoid any disturbances.（実験は一切の妨害を避けるために静かな部屋で行われました。）


3. The concept of the silent majority is often discussed in political science.（「沈黙の多数派」の概念は政治学でよく議論されます。）

6. 類義語・反意語と比較

類義語

• Quiet: 静かな（例: The room is quiet.）


• Hushed: 静かにした（例: They spoke in hushed tones.）


• Mute: 無言の（例: He was mute with shock.）

反意語

• Loud: 騒がしい（例: The music is too loud.）


• Noisy: うるさい（例: The classroom is very noisy.）


• Talkative: おしゃべりな（例: She is very talkative.）

7. 発音とアクセントの特徴

• 発音記号: /ˈsaɪlənt/


• 強勢（アクセント）は最初の音節にあります。


• アメリカ英語とイギリス英語で発音の違いはほとんどありませんが、アメリカ英語では「a」がやや強く発音されることがあります。


• よくある発音の間違い: 「si」を「サイ」ではなく「シ」と発音しないように注意。

8. 学習上の注意点・よくある間違い

• スペルミス: sillentと書く間違いが多い。


• 同音異義語: silence（名詞、動詞）と混同しないように。


• 試験対策: TOEICや英検などの試験で、静けさや無言の状態を表す文脈でよく出題されます。

9. 記憶に残るヒントやイメージ

• Silentは「サイレント映画」など、日本語にも取り入れられているので覚えやすいです。


• スペルの「l」が一つしかないことをしっかり覚えるために、「静かなライオン（silent lion）」と覚えるといいかもしれません。

以上が形容詞「silent」の詳細な解説です。学習に役立ててください。