元となった辞書の項目
trigger
解説
1. 基本情報と概要
Trigger(トリガー)
- 意味(英語): A device that initiates a process or reaction, often used in the context of firearms, but also in other mechanisms and situations.
意味(日本語): 物事を引き起こす装置やきっかけ。特に銃の引き金を指すことが多いですが、他のメカニズムや状況でも使われます。こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。
品詞: 名詞
他の品詞の例: 動詞としても使用されます(例:
trigger a reaction
= 反応を引き起こす)。CEFRレベル: B2(中上級)
- A1: 超初心者
- A2: 初級
- B1: 中級
- B2: 中上級
- C1: 上級
- C2: 最上級
2. 語構成と詳細な意味
- 接頭語: なし
- 接尾語: なし
語幹: trigger
派生語や類縁語:
- Triggering(動名詞): 引き起こすこと
- Triggered(過去分詞): 引き起こされた
コロケーションと関連フレーズ:
- Pull the trigger(引き金を引く)
- Trigger an event(出来事を引き起こす)
- Trigger a reaction(反応を引き起こす)
- Hair-trigger(非常に敏感な)
- Trigger point(引き金点)
- Trigger warning(トリガー警告)
- Trigger mechanism(トリガーメカニズム)
- Emotional trigger(感情の引き金)
- Trigger a memory(記憶を呼び起こす)
- Safety trigger(安全装置の引き金)
3. 語源とニュアンス
- 語源: 中世英語の「tricker」から派生し、オランダ語の「trekken(引く)」に由来します。
歴史的使用: 元々は銃器の引き金に関連して使用され、その後、広範な状況での「引き金」や「きっかけ」を指すようになりました。
ニュアンスと使用時の注意点: 特定の状況や感情を引き起こす際に使われます。感情的なトリガーに関しては、感受性の高いテーマとなるため注意が必要です。
使用シーン: 口語、文章ともに使用され、カジュアルからフォーマルまで幅広く使われます。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文:
pull the trigger on
(~の引き金を引く)be a trigger for
(~の引き金となる)
イディオム:
quick on the trigger
(反応が早い)
名詞の特徴: 可算名詞として使われます。
5. 実例と例文
日常会話:
He pulled the trigger too soon.
(彼は引き金を早く引きすぎた。)That song always triggers memories of my childhood.
(その曲はいつも子供時代の記憶を呼び起こす。)Stress can be a trigger for headaches.
(ストレスは頭痛の引き金になることがある。)
ビジネス:
The new policy triggered a lot of discussions among employees.
(新しい方針が社員の間で多くの議論を引き起こした。)The announcement triggered a sharp increase in stock prices.
(発表が株価の急騰を引き起こした。)We need to identify potential triggers for market changes.
(市場変動の潜在的な引き金を特定する必要がある。)
学術的:
Certain chemicals can trigger allergic reactions.
(特定の化学物質がアレルギー反応を引き起こすことがある。)The study aims to identify triggers for volcanic eruptions.
(この研究は火山噴火の引き金を特定することを目的としている。)Stress is a common trigger for anxiety.
(ストレスは不安の一般的な引き金である。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- Cause(原因): 何かを引き起こす原因
- Initiate(開始する): 何かを始める
- Spark(火花): 何かを引き起こすきっかけ
反意語:
- Prevent(防ぐ): 何かの発生を防ぐ
- Hinder(妨げる): 何かを妨げる
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号: /ˈtrɪɡər/
- アクセント: 第一音節に強勢があります。
- アメリカ英語とイギリス英語の違い: 発音はほぼ同じです。
- よくある発音の間違い:
tri-ger
と誤って発音することがあります。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス:
triger
と一つのg
で書く間違いがよくあります。 - 同音異義語:
trigger
とtricker
(トリッカー)は混同しがちですが、意味が異なります。 - 試験対策: TOEICや英検などで、因果関係を示す文脈で出題されることが多いです。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 覚えやすくするためのイメージ: 銃の引き金を引いて何かが始まるイメージを持つと覚えやすいです。
- スペリングのポイント:
trigger
のg
が2つあることを覚えておくと良いでしょう。 - 勉強テクニック: 実際にトリガーとなる出来事や物事を思い浮かべながら例文を作ると記憶に残りやすいです。
これで、「trigger」に関する詳細な解説は完了です。学習に役立ててください!
意味のイメージ
意味(1)
(銃砲の)引き金
意味(2)
《話》敏しような,抜け目のない