最終更新日:2024/06/13
正解を見る
《the universe,時に the Universe》宇宙(cosmos);森羅万象;[全]人類(humankind) / 〈C〉世界,領域,分野
編集履歴(0)
元となった辞書の項目
universe
解説
1. 基本情報と概要
universe(名詞)
- 英語: The entirety of space and everything in it, including stars, planets, galaxies, etc.
- 日本語: 宇宙。空間全体とその中に含まれるすべてのもの、星や惑星、銀河などを含む。
「universe」は、宇宙全体やその中のすべてのものを指す言葉です。科学や哲学の文脈でよく使われますが、日常会話でも比喩的に使われることがあります。
CEFRレベル: B2(中上級)
2. 語構成と詳細な意味
- 接頭語: なし
- 接尾語: なし
- 語幹:
uni-
(一つの、単一の) +verse
(回転する、変化する)
派生語や類縁語:
- universal(形容詞):普遍的な
- universally(副詞):普遍的に
- universality(名詞):普遍性
よく使われるコロケーション:
- the entire universe - 全宇宙
- the known universe - 知られている宇宙
- parallel universe - 並行宇宙
- expanding universe - 膨張する宇宙
- observable universe - 観測可能な宇宙
- universe of possibilities - 無限の可能性
- universe of discourse - 論議の対象
- in the universe - 宇宙の中で
- universe theory - 宇宙論
- universe expansion - 宇宙膨張
3. 語源とニュアンス
語源: ラテン語の「universus」から来ており、「uni-」は「一つの」、「versus」は「回転する、変化する」を意味します。つまり、「全体として一つのもの」を指します。
ニュアンス: 「universe」は非常に広大で包括的な概念を持つため、日常的な小さな範囲を超えて大規模な視点を持つ場面で使われます。科学的な文脈では厳密に、日常会話では比喩的に使われることがあります。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文:
The universe is vast and mysterious.
Scientists study the universe to understand its origins.
イディオム:
center of the universe
: 何かの中心、非常に重要なものin a parallel universe
: 現実とは違う仮想の世界で
文法上のポイント:
- 可算名詞としては使われない(不可算名詞)。
- 科学的な文脈では「the universe」と定冠詞をつけて使われることが多い。
5. 実例と例文
日常会話:
The universe is so big, it's hard to comprehend.
In a parallel universe, I might be a rock star.
The night sky makes me think about the universe.
ビジネス:
Our company aims to be a leader in the universe of tech innovation.
We need to explore a universe of new possibilities for our marketing strategy.
The data universe for this project is extensive.
学術的:
The observable universe is estimated to be about 93 billion light-years in diameter.
Cosmologists study the universe to understand its fundamental laws.
The concept of a multiverse suggests there might be multiple universes.
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- cosmos(コスモス):宇宙全体、秩序と調和を持つ大きなシステム
- space(スペース):空間、特に地球外の空間
- galaxy(銀河):多数の星や惑星を含む巨大な星団
反意語:
- none(特に明確な反意語はありませんが、部分的なものとしてmicrocosm(小宇宙)が対比されることがあります)
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号: /ˈjuː.nɪˌvɜːrs/
- アメリカ英語とイギリス英語で大きな発音の違いはありません。
- 強勢は最初の音節「U」に置かれます。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス:
univers
と書いてしまうことがあるので注意。 - 同音異義語との混同: 特にありませんが、
university
(大学)と混同しないように注意。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「uni-」は「一つの」、「verse」は「回転する」という意味から、全体として一つの大きなもの=「宇宙」と覚えると良いでしょう。
- 「ユニバース」という言葉は、映画やゲームなどのタイトルにもよく使われるので、そこから連想して覚えるのも効果的です。
この解説が、名詞「universe」を理解する助けとなれば幸いです。
意味のイメージ
意味(1)
《the universe,時に the Universe》宇宙(cosmos);森羅万象;[全]人類(humankind)
意味(2)
〈C〉世界,領域,分野