元となった辞書の項目
band
解説
1. 基本情報と概要
band(バンド)
- 英語: band
- 日本語: バンド、帯、楽団
意味:
- バンド: 音楽を演奏するグループ。
- 帯: 細長い布や金属の帯状のもの。
- 楽団: 一定の楽器編成で演奏する音楽グループ。
こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。
- 品詞: 名詞
- 他の品詞: 動詞(例: banding - 結束する)
CEFRレベル: A2(初級)
2. 語構成と詳細な意味
- 接頭語: なし
- 接尾語: なし
- 語幹: band
関連性:
- 派生語: bandage(包帯)
- 類縁語: bandana(バンダナ)
コロケーション:
- rock band(ロックバンド)
- rubber band(輪ゴム)
- wedding band(結婚指輪)
- jazz band(ジャズバンド)
- band of brothers(兄弟のような集団)
- band together(団結する)
- marching band(マーチングバンド)
- headband(ヘッドバンド)
- resistance band(抵抗バンド)
- hair band(ヘアバンド)
3. 語源とニュアンス
語源:
- 古英語の
bænd
から派生し、さらに古フランス語のbande
に由来します。元々は「帯」や「結束」を意味していました。
ニュアンス:
- 音楽関連では、特に「集団」や「グループ」の意味が強調されます。
- 物理的な帯や結束具としては、結びつけるものや固定するものを指します。
使用シーン:
- 口語: 「バンド」や「輪ゴム」などの日常会話でよく使われます。
- 文章: 音楽や技術的な文脈でも使用されます。
4. 文法的な特徴と構文
構文:
- The band played my favorite song.(そのバンドが私の好きな曲を演奏した)
- She wore a band around her head.(彼女は頭にバンドを巻いていた)
使用シーン:
- フォーマル/カジュアル: 両方で使えます。
- 可算名詞: 通常は可算名詞として使われます(例: two bands)。
5. 実例と例文
日常会話:
- I joined a new band last week.(先週新しいバンドに参加しました)
- Do you have a rubber band?(輪ゴム持ってる?)
ビジネス:
- The company uses colored bands to categorize files.(会社ではファイルを分類するために色付きのバンドを使用しています)
- He received a gold band for his years of service.(彼は長年の勤続に対して金のバンドを受け取りました)
学術的:
- A band of researchers conducted the study.(研究者のチームがその研究を行いました)
- The spectrum of light can be divided into different bands.(光のスペクトルは異なるバンドに分けることができます)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- group(グループ)- 音楽以外の集団にも使える。
- strip(ストリップ)- 帯状の物。
- ensemble(アンサンブル)- 特にクラシック音楽の小編成楽団。
反意語:
- individual(個人)- 集団の対義語。
- separation(分離)- 結束の反対。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号: /bænd/
- アクセント: 単音節のため特に強調する位置はありません。
- アメリカ英語とイギリス英語: 発音に大きな違いはありません。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: bandとbindの混同。
- 同音異義語: banned(禁止された)と混同しないように。
試験対策:
- TOEICや英検でのリスニングやリーディングセクションで出題されることがあります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 音楽バンドをイメージすると覚えやすいです。
- 「バンドエイド」(絆創膏)と関連付けて、「何かを結びつける」という意味を思い出しましょう。
バンドの結束力をイメージしながら学習すると、記憶に残りやすくなります。
意味のイメージ
意味(1)
帯,バンド,ひも,(おけの)たが
意味(2)
(色の)すじ,しま
意味(3)
周波数
意味(4)
…‘に'バンドを付ける