intelligence
1. 基本情報と概要
Intelligence(インテリジェンス)
- 意味(英語): The ability to acquire and apply knowledge and skills.
意味(日本語): 知識やスキルを獲得し、適用する能力。こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。たとえば、「彼はとてもインテリジェンスが高い」というように、知能や知識の豊かさを表現するために使われます。
品詞: 名詞
- 形容詞: intelligent(知能の高い)
- 副詞: intelligently(知的に)
- 動詞: なし
CEFRレベル: B2(中上級)
- B2レベルは、日常会話や専門的な話題についてもある程度理解し、話すことができるレベルです。
2. 語構成と詳細な意味
- 語幹:
intellig-
(理解する、知る) - 接尾語:
-ence
(性質、状態)
派生語・類縁語
- intelligent(形容詞)
- intelligible(形容詞)
- intelligibly(副詞)
共起表現(コロケーション)
- artificial intelligence(人工知能)
- emotional intelligence(感情知能)
- intelligence quotient (IQ)(知能指数)
- military intelligence(軍事情報)
- intelligence agency(情報機関)
- intelligence gathering(情報収集)
- intelligence officer(情報担当官)
- intelligence report(情報報告)
- human intelligence(人間の知能)
- intelligence community(情報コミュニティ)
3. 語源とニュアンス
語源: ラテン語の intelligentia
から来ており、inter-
(間に)と legere
(選ぶ、読む)から構成されています。このため、「選び取る能力」という意味が含まれています。
ニュアンス: 知識や知恵、学習能力、問題解決能力を強調する言葉です。フォーマルな場面でもカジュアルな場面でも使用されますが、特にフォーマルな文脈でよく使われます。特定の状況で使うときには、感情的な知能(emotional intelligence)や、人工知能(artificial intelligence)などの特定の分野に関連する場合もあります。
4. 文法的な特徴と構文
構文例
- 一般的な構文:
He has high intelligence.
Her intelligence is remarkable.
イディオム
- wit and intelligence: 機知と知能
- intelligence at work: 労働における知能
文法上のポイント
- 可算/不可算: 基本的に不可算名詞ですが、特定の種類の情報(intelligences)を指す場合は可算となることもあります。
- 使用シーン: フォーマル/カジュアルどちらでも使用可。
5. 実例と例文
日常会話
She shows great intelligence in solving problems.
- 彼女は問題解決において素晴らしい知能を示しています。
His intelligence is evident in his quick thinking.
- 彼の知能は素早い思考に明白です。
Do you think intelligence is inherited or acquired?
- 知能は遺伝するのか、それとも後天的に得られるのか、どう思いますか?
ビジネス
Artificial intelligence is transforming various industries.
- 人工知能は様々な産業を変革しています。
We need to gather intelligence on our competitors.
- 競合他社についての情報を集める必要があります。
Her emotional intelligence makes her a great leader.
- 彼女の感情知能は彼女を素晴らしいリーダーにしています。
学術的な文脈
Intelligence testing has been a controversial topic in psychology.
- 知能テストは心理学で議論の多いトピックです。
The study explores the relationship between intelligence and creativity.
- この研究は知能と創造性の関係を探ります。
Researchers are examining the genetic basis of intelligence.
- 研究者たちは知能の遺伝的基盤を調査しています。
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- wisdom(知恵)
- 知識の応用能力に焦点を当てています。
- knowledge(知識)
- 情報の理解と覚えた内容に重点を置きます。
- brilliance(輝き、天才的才能)
- 特に優れた知能や才能を表現します。
反意語
- ignorance(無知)
- 知識や情報の欠如を表します。
- stupidity(愚かさ)
- 知能の欠如や理解力の低さを指します。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号: /ɪnˈtɛlɪdʒəns/
アクセント: 第2音節 tel
に強勢があります。
アメリカ英語とイギリス英語の違い: 基本的には同じ発音ですが、アメリカ英語の方がやや「L」の音が強くなることがあります。
よくある発音ミス: in-tell-i-gence
の gence
部分を「ジェンス」と発音しないように注意。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス:
inteligence
とl
を一つにしないように注意。 - 同音異義語との混同:
intelligent
(形容詞)と混同しないように。 - 試験対策: TOEICや英検などの試験では、「知能指数(IQ)」や「人工知能(AI)」に関連する問題でよく出題されます。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- イメージ:
intelli
は「理解する」を意味し、「gence」は「状態」を意味します。つまり、「理解する能力の状態」と覚えましょう。 - 関連ストーリー: 人工知能の進化や映画「AI」と関連づけて覚えると記憶に残りやすいです。
- 勉強テクニック: 各種の「インテリジェンス」(知能、情報)を頭の中でマッピングし、例文を作成してみると効果的です。
このようにして、単語「intelligence」の全体像を理解し、効果的に記憶することができます。
知能,知力,理解力;知恵,そう明
情報部,謀報機関
(国家的に重要な)情報,知識