conserve
【動/他】大切に使う,(損傷・腐敗などしないように)を保存する, を保護する / 《文》(果物)をジャムにする / 【名/U/C】 (果物の)砂糖煮,ジャム
1. 基本情報と概要
conserve(動詞)
英語:
To protect something from harm or destruction, especially an environmentally or culturally important place or thing.
日本語:
何かを害や破壊から守ること、特に環境や文化的に重要な場所や物を保護すること。
こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。
品詞: 動詞
他の品詞:
- 名詞: conservation(保護、保存)
CEFRレベル: B2(中上級)
2. 語構成と詳細な意味
接頭語: con-(共に、一緒に)
語幹: serve(保つ、守る)
関連性のある単語:
- conserve(保存する)
- conservation(保護、保存)
- conservative(保守的な)
- conservator(保護者)
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ:
- conserve energy(エネルギーを節約する)
- conserve water(水を節約する)
- conserve resources(資源を保護する)
- conserve wildlife(野生生物を保護する)
- conserve the environment(環境を保護する)
- conserve cultural heritage(文化遺産を保護する)
- conserve natural habitats(自然生息地を保護する)
- conserve historical sites(歴史的遺跡を保護する)
- conserve biodiversity(生物多様性を保護する)
- conserve forests(森林を保護する)
3. 語源とニュアンス
語源:
ラテン語の conservare
から派生し、con-
(共に)と servare
(守る)を組み合わせたものです。
歴史的使用:
環境保護や文化遺産の保護といった文脈で多く使われてきました。
ニュアンスと感情的な響き:
「大切に保護する」「節約する」といった積極的で責任感のある響きを持ちます。
使用シーン:
主に環境保護や資源の節約に関するフォーマルな文脈で使われますが、日常会話でも使われることがあります。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文:
- 動詞として使う場合:
to conserve + 名詞
- 例:
We need to conserve water.
- 例:
イディオム:
特にはありませんが、環境や資源の保護に関連するフレーズで頻繁に使われます。
使用シーン:
- フォーマル: 環境保護の会議や報告書など
- カジュアル: 日常会話での節約や保護についての話
文法上のポイント:
- 他動詞として使われるため、直接目的語が必要です。
5. 実例と例文
日常会話:
We should conserve water by taking shorter showers.
(シャワーを短くして水を節約するべきです。)Conserve energy by turning off lights when not in use.
(使っていないときは電気を消してエネルギーを節約しましょう。)Let's conserve our resources for future generations.
(将来世代のために資源を保護しましょう。)
ビジネス:
Our company is committed to conserving natural resources.
(当社は天然資源の保護に努めています。)We need to implement strategies to conserve energy in our operations.
(業務内でエネルギーを節約する戦略を実施する必要があります。)Conserving water is part of our sustainability plan.
(水の節約は当社の持続可能性計画の一部です。)
学術的な文脈:
The study focuses on methods to conserve biodiversity in tropical rainforests.
(この研究は熱帯雨林の生物多様性を保護する方法に焦点を当てています。)Conserving historical artifacts is crucial for understanding our cultural heritage.
(歴史的な遺物を保護することは、私たちの文化遺産を理解するために重要です。)Efforts to conserve endangered species are essential for maintaining ecological balance.
(絶滅危惧種を保護する努力は、生態系のバランスを維持するために不可欠です。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- Preserve(保存する): 長期間にわたって保護することに焦点を当てます。
- 例:
We need to preserve historical buildings.
- 例:
- Maintain(維持する): 状態を保つことに焦点を当てます。
- 例:
It's essential to maintain a healthy diet.
- 例:
- Protect(保護する): 害から守ることに焦点を当てます。
- 例:
We must protect endangered species.
- 例:
反意語:
- Waste(浪費する): 資源を無駄に使うこと。
- 例:
Don't waste water.
- 例:
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号: /kənˈsɜːrv/
アクセントの位置: 第2音節に強勢があります。
アメリカ英語とイギリス英語の発音の違い:
アメリカ英語では /kənˈsɜrv/、イギリス英語では /kənˈsɜːv/ と発音しますが、ほぼ同じです。
よくある発音の間違い:
最初の con-
を強調しすぎることが多いです。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
スペルミス: conserve
を conserv
と書き間違えることがあります。
同音異義語:
Conserve
とconserv
(存在しない単語)を混同しないように注意してください。
試験対策:
TOEICや英検では、環境保護や資源節約に関連する文脈で出題されることが多いです。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
ヒント: Conserve
は「共に保つ」という意味から来ているので、みんなで一緒に何かを大切に守るイメージを持つと覚えやすいです。
覚える際のポイント:
Conserve
の con-
は「共に」、serve
は「保つ」という意味なので、みんなで一緒に何かを大切に保つというイメージを持つと覚えやすいです。
関連ストーリー:
自然保護団体の活動を思い出し、「自然を保護する」ために努力している姿をイメージすると良いでしょう。
(損傷・腐敗などしないように)…'を'保存する,保護する
《文》〈果物〉'を'砂糖煮にする,ジャムにする
(果物の)砂糖煮,ジャム