元となった辞書の項目
coordination
同等[にすること] / (筋肉運動の)整合,釣り合い
解説
1. 基本情報と概要
- 英語: Coordination
- 日本語: 調整、協調
意味: 複数の人や物事をうまく調整して、スムーズに機能させること。例えば、プロジェクトの進行をスムーズにするために、関係者間のコミュニケーションや作業の順番を調整することです。こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。
- 品詞: 名詞
- 他の品詞の例:
- 動詞: Coordinate (調整する)
- 形容詞: Coordinated (調整された)
CEFRレベル: B2(中上級)
- この単語は、比較的高度なプロジェクト管理やビジネスコミュニケーションの文脈でよく使われます。
2. 語構成と詳細な意味
- 接頭語: co-(共に、一緒に)
- 語幹: ordinate(順序づける)
- 接尾語: -ion(名詞を作る)
関連性のある単語:
- Coordinate: 調整する(動詞)
- Coordinator: 調整者(名詞)
よく使われるコロケーション:
- Project coordination(プロジェクトの調整)
- Team coordination(チームの調整)
- Coordination meeting(調整会議)
- Coordination skills(調整能力)
- Coordination efforts(調整の努力)
- Coordination role(調整役)
- Coordination process(調整過程)
- Coordination mechanism(調整メカニズム)
- Coordination between departments(部門間の調整)
- Coordination with external partners(外部パートナーとの調整)
3. 語源とニュアンス
- 語源: ラテン語の
co-
(共に)とordinare
(秩序づける)から来ています。 - 歴史: 15世紀から使用されており、主に組織やプロジェクト管理の文脈で使われるようになりました。
ニュアンス:
- フォーマルでビジネスやプロジェクト管理の文脈でよく使われます。
- 口語よりも文章で使われることが多いです。
4. 文法的な特徴と構文
- 一般的な構文:
Coordination of [something]
(~の調整)Effective coordination
(効果的な調整)
使用シーン:
- フォーマル
- ビジネス文書、会議、プロジェクト管理
名詞の特徴:
- 可算名詞(例: multiple coordinations)
- 不可算名詞(例: good coordination)
5. 実例と例文
日常会話:
We need better coordination to finish this project on time.
(このプロジェクトを時間通りに終わらせるために、もっと良い調整が必要です。)Coordination with the other team is crucial.
(他のチームとの調整が重要です。)Her coordination skills are excellent.
(彼女の調整能力は素晴らしいです。)
ビジネス:
The coordination meeting will be held tomorrow.
(調整会議は明日開催されます。)Effective coordination between departments can improve efficiency.
(部門間の効果的な調整が効率を向上させることができます。)A project coordinator has been appointed to oversee the process.
(プロジェクト調整者がプロセスを監督するために任命されました。)
学術的:
The study focuses on the coordination of muscle movements.
(この研究は筋肉の動きの調整に焦点を当てています。)Coordination in large-scale networks is a complex challenge.
(大規模ネットワークでの調整は複雑な課題です。)Coordination mechanisms in biology are fascinating.
(生物学における調整メカニズムは興味深いです。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- Organization(組織化): 物事を体系的に構築すること。
- 例: Organization of resources is essential.
- Management(管理): 人や物事を効果的に動かすこと。
- 例: The management of the team is her responsibility.
- Arrangement(手配): 必要なものを整えること。
- 例: The arrangement of the meeting was well done.
反意語:
- Disorganization(無秩序): 整理されていない状態。
- 例: The disorganization of the event caused delays.
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号: /kəʊˌɔːdɪˈneɪʃən/ または /koʊˌɔːrdɪˈneɪʃən/
- 強勢: co-or-di-NA-tion
- アメリカ英語とイギリス英語の違い: アクセントの位置や音の強調の違いはほとんどありません。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: 「coodination」「coodrination」などと誤って書かないように注意しましょう。
- 発音の間違い: 強勢を間違えないように、特に「-or-」の部分が弱く、「-di-NA-tion」が強く発音される点に注意してください。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- ヒント:
Co-ordinate
(共に順序づける)というイメージを持つと覚えやすいです。 - 関連ストーリー: チームの全員がバラバラに動いているとプロジェクトが進まないので、誰かが「coordinate」して「調整」する必要があるというイメージを持つと良いでしょう。
このように「coordination」という単語は、複数の要素をうまく調整することを意味し、特にビジネスやプロジェクト管理の場面でよく使われます。しっかりと覚えて、適切な場面で使えるようにしましょう。
意味のイメージ
意味(1)
同等[にすること]
意味(2)
(筋肉運動の)整合,釣り合い