fertility

1. 基本情報と概要

fertility（ファーティリティ）

• 英語: fertility


• 日本語: 多産、肥沃、繁殖力

この単語は、土壌や土地が作物をよく育てる能力を示すとき、または人や動物が子供を産む能力に関して使われます。つまり、肥沃さや生殖能力のことを指します。こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。

• 品詞: 名詞

  
  
  • 形容詞形: fertile（肥沃な、多産の）
  
  
  • 動詞形: fertilize（肥沃にする、受精させる）
  
  



• CEFRレベル: B2（中上級）

2. 語構成と詳細な意味

• 接頭語: 無し


• 接尾語: -ity（状態や性質を表す）


• 語幹: fertile（肥沃な、多産の）

関連語:

• fertile（形容詞）: 肥沃な、多産の


• fertilize（動詞）: 肥沃にする、受精させる


• fertilizer（名詞）: 肥料

コロケーション:

1. fertility rate: 出生率


2. fertility treatment: 不妊治療


3. fertility clinic: 不妊クリニック


4. fertility drugs: 不妊治療薬


5. soil fertility: 土壌の肥沃度


6. fertility test: 妊孕力検査


7. fertility preservation: 生殖能力の保存


8. fertility window: 妊娠可能期間


9. high fertility: 高い多産性


10. fertility issues: 生殖の問題

3. 語源とニュアンス

語源: ラテン語のfertilitas（多産、肥沃）から派生しています。歴史的に、土地や作物の豊かさを表す語として使われてきましたが、現代では特に生殖能力に関する用語としても広く使用されます。

ニュアンス: 「fertility」は科学的または医学的な文脈で使われることが多いですが、カジュアルな会話でも使用されることがあります。特に、医療や農業の話題でよく見かけます。

4. 文法的な特徴と構文

文法的な特徴:

• 可算/不可算: 不可算名詞

構文:

• 一般的な構文:
  
  
  • The fertility of the soil is crucial for agriculture.
  
  
  • Fertility rates have been declining in many developed countries.
  
  

イディオム:

• fertility treatment（不妊治療）


• fertility window（妊娠可能期間）

5. 実例と例文

日常会話:

1. They are undergoing fertility treatment to conceive a child.
   
   
   • 彼らは子供を授かるために不妊治療を受けています。
   
   


2. The fertility of the land makes it perfect for farming.
   
   
   • その土地の肥沃さは農業に最適です。
   
   


3. She is worried about her fertility as she gets older.
   
   
   • 彼女は年齢を重ねるにつれて自分の生殖能力を心配しています。
   
   

ビジネス:

1. The company is investing in fertility clinics to support employees.
   
   
   • 会社は従業員を支援するために不妊クリニックに投資しています。
   
   


2. Fertility rates can impact economic growth.
   
   
   • 出生率は経済成長に影響を与える可能性があります。
   
   


3. We need to enhance the fertility of our agricultural land.
   
   
   • 私たちは農地の肥沃度を高める必要があります。
   
   

学術的:

1. The study explores the impact of diet on fertility.
   
   
   • その研究は食事が生殖能力に与える影響を探求しています。
   
   


2. Fertility preservation is an important consideration for cancer patients.
   
   
   • 生殖能力の保存はがん患者にとって重要な考慮事項です。
   
   


3. The fertility of different soil types was analyzed in the experiment.
   
   
   • 実験では異なる土壌の肥沃度が分析されました。
   
   

6. 類義語・反意語と比較

類義語:

• fecundity（多産性）: より専門的で、生物学的な文脈で使われることが多い。


• productiveness（生産性）: より広範な意味で、土地や人間の生産能力を指す。

反意語:

• infertility（不妊）: 生殖能力がないことを指す。

例文での違い:

• Fertility rates are increasing in this region.
  
  
  • この地域では出生率が上昇しています。
  
  


• Infertility can be a challenging issue for many couples.
  
  
  • 不妊は多くの夫婦にとって難しい問題です。
  
  

7. 発音とアクセントの特徴

発音記号: /fərˈtɪləti/

アクセント:

• 第一音節に強勢があります。


• アメリカ英語とイギリス英語での発音の違いはあまりありませんが、アメリカ英語では「r」の音が強調されることがあります。

8. 学習上の注意点・よくある間違い

• スペルミス: fertilityのスペルミスとして「fertility」や「fertility」がありますが、正しい綴りは「fertility」です。


• 同音異義語: fertile（肥沃な、多産の）と混同しないように注意しましょう。

試験対策:

• TOEICや英検では、ビジネスや医療に関連する文脈で出題されることが多いです。

9. 記憶に残るヒントやイメージ

「fertility」を覚える際は、「fertile」（肥沃な、多産の）という形容詞から派生した名詞であることを思い出すと良いです。また、「fertility」の「fertil」は「肥沃」の意味を持つため、土壌や生殖に関連するイメージを持つと覚えやすいでしょう。

覚え方のヒント

• 「肥沃な土地(fertile land)」を思い浮かべると、「fertility」はその名詞形だと連想できます。


• 「-ity」が付くことで、「性質」や「状態」を表すことを覚えておきましょう。

このようにして、「fertility」を学ぶと、意味や使い方がより明確になります。