ideology
1. 基本情報と概要
Ideology(イデオロギー)は、名詞で「思想体系」「イデオロギー」と訳されます。特定の集団や個人が持つ信念や価値観の体系を指します。こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。
- 品詞:名詞
- CEFRレベル:C1(上級)
2. 語構成と詳細な意味
- 接頭語:なし
- 語幹:ide- (idea, 思想)
- 接尾語:-ology (学問、体系)
関連語:
- Ideological(形容詞):イデオロギーの
- Ideologue(名詞):イデオロギー信奉者
コロケーション:
- Political ideology(政治的思想)
- Economic ideology(経済的思想)
- Dominant ideology(支配的イデオロギー)
- Religious ideology(宗教的思想)
- Marxist ideology(マルクス主義)
- Liberal ideology(リベラル思想)
- Conservative ideology(保守主義)
- Radical ideology(過激派思想)
- Social ideology(社会思想)
- Cultural ideology(文化思想)
3. 語源とニュアンス
語源:フランス語「idéologie」から。18世紀末に初めて使われ、ギリシャ語の「idea(考え)」と「logia(学問)」を組み合わせたものです。
ニュアンス:特定の信念体系や価値観を指し、政治的や社会的な文脈でよく使われます。感情的な響きは少なく、どちらかというと分析的な語です。カジュアルよりもフォーマルな文章で使われることが多いです。
4. 文法的な特徴と構文
構文:
The ideology of [group/individual]
([集団/個人]の思想体系)Adhere to an ideology
(イデオロギーに従う)Challenge an ideology
(イデオロギーに挑む)
使用シーン:主にフォーマルな文章や学術的な文脈で使用されます。
5. 実例と例文
日常会話:
His ideology doesn't align with mine.
(彼のイデオロギーは私のものとは一致しない。)We discussed various political ideologies in class.
(授業でさまざまな政治的イデオロギーについて議論しました。)
ビジネス:
Our company's ideology focuses on sustainability.
(当社のイデオロギーは持続可能性に重点を置いています。)Understanding the ideology of different markets is crucial.
(異なる市場のイデオロギーを理解することが重要です。)
学術的:
The researcher analyzed the ideology behind the movement.
(研究者は運動の背後にあるイデオロギーを分析しました。)This book offers a comprehensive study of socialist ideology.
(この本は社会主義イデオロギーの包括的な研究を提供します。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- Belief(信念):個人の信念を指す。
- Doctrine(教義):特に宗教的な教えを指す。
- Philosophy(哲学):人生や存在についての体系的な思考。
反意語:
- Apathy(無関心):特定の信念体系や思想に対する関心がない状態。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号:/aɪˈdiː.ə.lɒdʒ.i/ (アメリカ英語), /aɪˈdɒl.ə.dʒi/ (イギリス英語)
アクセント:第二音節に強勢があります。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
スペルミス:スペルミスが多い単語なので注意が必要です。特に「idealogy」と間違えやすいです。
混同:同音異義語との混同は少ないですが、「idea」と混同しないように注意してください。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「アイディア(idea)」と「ロジー(学問)」が組み合わさったものとして覚えるとよいでしょう。思想の体系や信念の集まりをイメージすることで、記憶に残りやすくなります。
音やスペリングのポイント:発音時の「o」と「y」に注意し、アクセントが第二音節に来ることを覚えておくと良いです。
〈U〉《軽蔑して》空理,空論
〈C〉イデオロギー(社会・政党などが持つ典型的な思考形態)