impact
〈U〉〈C〉(…の…に対する)衝突,衝撃《+of+名+against(on,upon,with)+名》 / 〈C〉(…の…に対する)影響(influence)影響力《+of+名+on(upon, against)+名》 / 他動 / 〔~に〕影響を与える[及ぼす] / 〔~を〕詰め込む / 〔~に〕激突する / 自動 / 影響を与える[及ぼす] / 激突する
名詞「impact」の詳細解説
1. 基本情報と概要
impact(インパクト)
意味: 英語では impact
は「影響、衝撃、効果」を意味します。
日本語では、「影響」や「衝撃」といった意味です。何かが他のものに強く影響を与える場合や、物理的な衝撃を受ける場合に使われます。こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。
品詞: 名詞
他の品詞: 動詞(impact: 影響を与える、衝突する)
CEFRレベル: B2(中上級)
2. 語構成と詳細な意味
語構成:
- 接頭語: なし
- 語幹:
pact
(ラテン語で「打つ、叩く」を意味するpactum
に由来) - 接尾語: なし
関連性:
- 動詞: impact(影響を与える、衝突する)
- 形容詞: impactful(影響力のある)
コロケーション:
- have an impact on - 〜に影響を与える
- significant impact - 重大な影響
- negative impact - 悪影響
- positive impact - 良い影響
- environmental impact - 環境への影響
- economic impact - 経済的影響
- social impact - 社会的影響
- direct impact - 直接的影響
- lasting impact - 永続的影響
- impact assessment - 影響評価
3. 語源とニュアンス
語源:
impact
はラテン語の impactus
に由来し、「打ち付けること」を意味します。英語では16世紀以降に使われ始め、物理的な衝突や影響を指すようになりました。
ニュアンス:
impact
は強い影響や物理的な衝撃を意味します。フォーマルな文脈でもカジュアルな文脈でも使用されます。感情的な響きは特にありませんが、何かが大きな変化を引き起こすことを強調する際に使われます。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文:
- impact on [something]: 〜に対する影響
- have/make an impact: 影響を与える
- with [noun] impact: 〜の影響とともに
使用シーン:
- フォーマル: ビジネス文書、学術論文
- カジュアル: 日常会話
文法上のポイント:
- 可算名詞と不可算名詞の両方で使われる(例:
an impact
vsimpact
)
5. 実例と例文
日常会話:
- The movie had a huge impact on me.(その映画は私に大きな影響を与えました。)
- Climate change is having a significant impact on weather patterns.(気候変動は天候パターンに大きな影響を与えています。)
- The new law will have a positive impact on the community.(新しい法律はコミュニティに良い影響をもたらすでしょう。)
ビジネス:
- The company's new strategy is expected to have a major impact on sales.(会社の新しい戦略は売上に大きな影響を与えると予想されています。)
- We need to assess the environmental impact of our operations.(我々の事業の環境への影響を評価する必要があります。)
- The merger had a significant impact on the stock market.(合併は株式市場に大きな影響を与えました。)
学術的な文脈:
- The study examines the impact of social media on mental health.(この研究はソーシャルメディアがメンタルヘルスに与える影響を調査しています。)
- The economic impact of the pandemic has been profound.(パンデミックの経済的影響は深刻です。)
- Researchers are studying the impact of pollution on marine life.(研究者たちは汚染が海洋生物に与える影響を研究しています。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- effect(効果、影響):
impact
よりも一般的で、広範な影響を指します。 - influence(影響力、影響):
impact
よりも間接的な影響を意味することが多いです。 - consequence(結果、影響): 何かの結果としての影響を強調します。
反意語:
- insignificance(無意味、重要でないこと): 影響がほとんどないことを示します。
- negligible(無視できるほど小さい): 影響が非常に小さいことを示します。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号:
/ˈɪmpækt/
強勢(アクセント): 第1音節に強勢があります。
発音の違い:
- アメリカ英語とイギリス英語で大きな違いはありません。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
スペルミス: impackt
などのスペルミスが見られます。
同音異義語: impart
と混同しないように注意してください。意味が異なります(impart: 伝える)。
試験対策: TOEICやIELTSなどの資格試験でよく出題される単語です。特にビジネスや環境問題に関連する文脈で出題されることが多いです。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
impact
の「インパクト」というカタカナ表記は日本語でもよく使われるため、覚えやすいです。音の響きが強烈な影響や衝撃を連想させるため、そのイメージで記憶すると良いでしょう。
〈C〉(…の…に対する)影響(influence)影響力《+of+名+on(upon, against)+名》
他動
〔~を〕詰め込む
〔~に〕激突する
自動
影響を与える[及ぼす]
激突する
〈U〉〈C〉(…の…に対する)衝突,衝撃《+of+名+against(on,upon,with)+名》
〔~に〕影響を与える[及ぼす]