justification
(…を)正当化すること,(…の)正当化,弁明,弁護《+of+名》 / (…を)正当とする理由(事実)《+for+名(doing)》
1. 基本情報と概要
justification(ジャスティフィケーション)は名詞で、「正当化」や「弁明」を意味します。英語での意味は the action of showing something to be right or reasonable
です。例えば、何か行動や決定を正当であると説明する時に使います。こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。
- 名詞:justification(正当化、弁明)
- 動詞:justify(正当化する)
- 形容詞:justifiable(正当化できる、弁明できる)
CEFRレベル: B2(中上級)
2. 語構成と詳細な意味
- 接頭語: 無し
- 語幹:
just
(正しい、公正な) - 接尾語:
ification
(名詞を作る)
派生語や類縁語:
- justice(正義)
- justify(正当化する)
- justifiable(正当化できる)
コロケーション(共起表現):
- provide justification(正当化を提供する)
- seek justification(正当化を求める)
- moral justification(道徳的な正当化)
- legal justification(法的な正当化)
- offer justification(正当化を申し出る)
- justification for actions(行動の正当化)
- lack of justification(正当化の欠如)
- justification for decisions(決定の正当化)
- strong justification(強力な正当化)
- justification for behavior(行動の正当化)
3. 語源とニュアンス
語源:
ラテン語の justificatio
から派生し、justus
(正しい、公正な)と facere
(作る)を組み合わせた言葉です。歴史的には、中世ヨーロッパで宗教的な文脈でよく使われました。
使用時の注意点:
「justification」は特定の行動や決定を弁明するために使われます。フォーマルな場面でよく使われ、特にビジネスや法律の文脈で見られます。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文:
provide justification for 〜
(〜のための正当化を提供する)seek justification for 〜
(〜のための正当化を求める)
イディオム:
in justification of 〜
(〜の正当化として)
使用シーン:
フォーマルな文脈で使われることが多いです。
5. 実例と例文
日常会話:
Do you have any justification for being late?
(遅刻した理由はあるの?)She offered no justification for her actions.
(彼女は自分の行動について何の正当性も示さなかった。)His justification didn't convince anyone.
(彼の弁明は誰も納得させなかった。)
ビジネス:
The manager provided a detailed justification for the budget cuts.
(マネージャーは予算削減の詳細な正当化を提供しました。)We need a strong justification to proceed with this project.
(このプロジェクトを進めるためには強力な正当化が必要です。)There is no justification for the delay in the report.
(報告書の遅延に対する正当化はありません。)
学術的な文脈:
The theory lacks empirical justification.
(その理論には実証的な正当化が欠けている。)Justification of the hypothesis is necessary for further research.
(仮説の正当化はさらなる研究のために必要です。)The study provides justification for the new approach.
(この研究は新しいアプローチの正当化を提供しています。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- explanation(説明)
- rationale(理論的根拠)
- defense(防御、弁護)
反意語:
- accusation(非難)
- condemnation(非難、糾弾)
具体例での違い:
- justification: 「行動の正当化」
He provided justification for his actions.
(彼は自分の行動の正当化を提供した。)
- explanation: 「説明」
He gave an explanation for his actions.
(彼は自分の行動について説明をした。)
- rationale: 「理論的根拠」
The rationale behind the decision was clear.
(その決定の背後にある理論的根拠は明らかだった。)
- defense: 「弁護」
He mounted a strong defense of his actions.
(彼は自分の行動を強力に弁護した。)
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号(IPA): /ˌdʒʌstɪfɪˈkeɪʃən/
アクセント:
- 強勢(アクセント)は第4音節(-ca-)にあります。
- アメリカ英語とイギリス英語で発音に大きな違いはありません。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
スペルミス: justification
は justifacation
と間違えやすいです。
同音異義語: justice
(正義)と混同しやすいですが、意味が異なります。
試験対策:
- TOEICや英検では、ビジネスや法律に関する問題で出題されることがあります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「justice」(正義)と「ification」(名詞化)が組み合わさった言葉として覚えるとよいでしょう。「何かを正しいと証明する」というイメージを持つと記憶しやすいです。
勉強テクニック:
- 例文を作成し、自分の生活に関連するシチュエーションで使用してみる。
- フォーマルな文脈での使用例をニュース記事などで確認する。
以上が「justification」に関する詳細な解説です。
(…を)正当とする理由(事実)《+for+名(do*ing*)》
(…を)正当化すること,(…の)正当化,弁明,弁護《+of+名》