broker
【名/C】仲介者 / 【動/他】(契約など) を取り決める, を仲介する / 【動/自】ブローカーとして働く
1. 基本情報と概要
英単語: broker
日本語訳: 仲買人、ブローカー
意味:
英語で「broker」は、特定の商品やサービスの売買を仲介する人や会社を指します。日本語では「仲買人」や「ブローカー」と訳されます。こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。
品詞: 名詞(動詞としても使われることがあります)
CEFRレベル: B2(中上級)
2. 語構成と詳細な意味
語構成:
- 語幹: broker
関連性:
- 派生語: brokerage(仲介業、手数料)
- 類縁語: agent(代理人)、middleman(仲買人)
コロケーション:
- stock broker(株式仲買人)
- real estate broker(不動産仲買人)
- power broker(権力仲介者)
- negotiate a deal(取引を仲介する)
- broker a peace agreement(和平協定を仲介する)
- insurance broker(保険仲買人)
- broker a compromise(妥協を仲介する)
- business broker(事業仲買人)
- broker a solution(解決策を仲介する)
- financial broker(金融仲買人)
3. 語源とニュアンス
語源:
「broker」は中世フランス語の「broceur」から派生し、さらに古フランス語の「broceor」(小売業者)に由来します。歴史的には商品や財の売買を仲介する人々を指して使われてきました。
ニュアンス:
「broker」は専門的な知識やネットワークを活用して取引を仲介するプロフェッショナルというニュアンスがあります。ビジネスや金融の文脈で使われることが多く、フォーマルな場面で使われることが一般的です。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文:
- to act as a broker(ブローカーとして活動する)
- to broker a deal(取引を仲介する)
イディオム:
power broker
(権力仲介者)
使用シーン: フォーマルなビジネスや金融の文脈で使われます。
名詞の特徴: 可算名詞(brokers)
動詞の特徴: 他動詞(例: to broker a deal)
5. 実例と例文
日常会話:
I need to find a good real estate broker to sell my house.
(家を売るために良い不動産ブローカーを見つける必要があります。)My friend works as a stock broker in New York.
(私の友人はニューヨークで株式ブローカーとして働いています。)He hired a broker to negotiate the terms of the contract.
(彼は契約の条件を交渉するためにブローカーを雇いました。)
ビジネス:
The company hired a business broker to find potential buyers.
(会社は潜在的な買い手を見つけるためにビジネスブローカーを雇いました。)They brokered a significant merger between the two firms.
(彼らは二つの企業の重要な合併を仲介しました。)A financial broker can help you manage your investments.
(金融ブローカーは投資の管理を助けてくれます。)
学術的:
The study analyzes the role of brokers in financial markets.
(この研究は金融市場におけるブローカーの役割を分析します。)Brokers play a crucial role in facilitating trade and commerce.
(ブローカーは貿易と商取引の円滑化に重要な役割を果たします。)The effectiveness of brokers in conflict resolution was evaluated.
(紛争解決におけるブローカーの有効性が評価されました。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- agent(代理人): より広範な意味で使われることが多い。
- middleman(仲買人): 取引の中間に立つ人。
- intermediary(仲介者): 中立的な立場で仲介する人。
反意語:
- client(依頼人): サービスを受ける側の人。
- principal(本人、依頼人): 取引の当事者。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号: /ˈbrəʊ.kər/(アメリカ英語) /ˈbrəʊ.kə/(イギリス英語)
アクセント位置: 最初の音節に強勢があります。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
スペルミス: brocker
と間違えることがありますが、正しくは broker
です。
同音異義語: breaker
(壊す人、ブレーカー)と混同しないように注意してください。
試験対策: TOEICやビジネス英語の試験で頻出の単語です。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
覚え方: 仲介する
という意味を持つ broker
は「取引を結ぶ」人と覚えましょう。ブローカーが両者を結びつけるイメージを持つと覚えやすいです。
関連ストーリー: 映画やドラマで株式市場や不動産市場のシーンが出てきたときに「broker」という単語がよく使われます。そんなシーンを思い出すことで記憶に残りやすくなります。
ブローカー,仲買人