advisory

1. 基本情報と概要

Advisory（アドバイザリー）は、英語で「助言の、忠告の」という意味を持つ形容詞です。また、名詞としても使われ、「助言、警告、勧告」という意味があります。例えば、天気予報で「暴風警報」や「大雨警報」を出す際に使われることがあります。

• 形容詞: 助言の、忠告の (providing advice or recommendations)


• 名詞: 助言、警告、勧告 (an official announcement that contains advice or warnings)

この単語は、何かを助言したり、注意を促す際に使われる、正式な場面でもカジュアルな場面でもよく使われる単語です。

CEFRレベル: B2（中上級）

2. 語構成と詳細な意味

• 接頭語: なし


• 語幹: advise（助言する）


• 接尾語: -ory（形容詞を作る接尾語）

関連性:

• advise (動詞): 助言する


• advice (名詞): 助言


• advisor (名詞): 助言者、顧問

コロケーション:

1. weather advisory - 天気予報


2. travel advisory - 旅行警告


3. health advisory - 健康勧告


4. advisory committee - 助言委員会


5. advisory panel - 助言パネル


6. advisory service - 助言サービス


7. advisory role - 助言の役割


8. advisory notice - 助言通知


9. financial advisory - 金融助言


10. advisory capacity - 助言の立場

3. 語源とニュアンス

語源: 「advisory」は、ラテン語の「advisare」（助言する）に由来します。歴史的には、政府や組織が公式に助言や警告を発する際に使われてきました。

ニュアンス: 「advisory」は、正式な状況で使われることが多いですが、カジュアルな場面でも使われることがあります。特に、気象情報や旅行情報など、重要な助言や警告を伝える際に使われます。

4. 文法的な特徴と構文

形容詞:

• 通常、名詞の前に置かれます。


• 例: advisory notice（助言通知）

名詞:

• 可算名詞として使われます。


• 例: The government issued an advisory.（政府は助言を発表した。）

一般的な構文:

• issue an advisory - 助言を発表する


• follow the advisory - 助言に従う

5. 実例と例文

日常会話:

1. Did you hear about the weather advisory for tomorrow? - 明日の天気予報について聞いた？


2. There's a health advisory about the flu season. - インフルエンザの季節に関する健康勧告があります。


3. The school sent out an advisory regarding safety measures. - 学校は安全対策に関する助言を送った。

ビジネス:

1. The advisory committee will meet next week to discuss the new policy. - 助言委員会は新しい方針について話し合うために来週会合を開く予定です。


2. We received an advisory from our legal department. - 法務部から助言を受けました。


3. The advisory panel recommended some changes to the project. - 助言パネルはプロジェクトにいくつかの変更を推奨しました。

学術的:

1. The advisory issued by the research team warned of potential risks. - 研究チームが発表した助言は潜在的なリスクを警告していました。


2. An advisory note was added to the study's findings. - 研究結果に助言の注釈が追加されました。


3. The advisory board consists of experts in various fields. - 助言委員会は様々な分野の専門家で構成されています。

6. 類義語・反意語と比較

類義語:

• Recommendation（推薦、勧告）


• Suggestion（提案）


• Guidance（指導、ガイダンス）

反意語:

• Command（命令）


• Order（命令）

比較:

• Recommendation: 「推薦」は助言よりも強い意味があり、何かを強く勧めるニュアンスがあります。


• Suggestion: 「提案」はよりカジュアルで、選択肢としての助言を示すことが多いです。


• Guidance: 「指導」は方向性を示す助言で、長期的な助けを提供するニュアンスがあります。

7. 発音とアクセントの特徴

発音記号（IPA）: /ədˈvaɪzəri/

アクセント: 第2音節に強勢があります。

アメリカ英語とイギリス英語の違い: アメリカ英語とイギリス英語での発音の違いはほとんどありません。

8. 学習上の注意点・よくある間違い

スペルミス: advisoryのスペルミスとしては、adviseryやadvisryなどがあります。正確に覚えるためには、advise + oryで構成されていることを意識しましょう。

同音異義語: advisoryと混同されやすい単語としては、advice（助言）やadvise（助言する）があります。これらは形が似ていますが、意味や用法が異なります。

試験対策: TOEICや英検などの試験では、特にビジネスシーンや公式なアナウンスに関する問題で出題されることが多いです。

9. 記憶に残るヒントやイメージ

覚えるためのヒント: advisoryは「助言する」（advise） + 「形容詞を作る接尾語」（-ory）で構成されています。助言をする（advise）ことに関連する（-ory）と覚えると良いでしょう。

イメージ: 天気予報や旅行の警告が出る場面を思い浮かべると、「advisory」という単語の意味が頭に入りやすくなります。