元となった辞書の項目
influential
解説
1. 基本情報と概要
Influential(インフルエンシャル)は形容詞で、「影響力のある」という意味です。
こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です:他の人や物事に大きな影響を与える能力があることを表す際に使います。
- 品詞:形容詞(Adjective)
- 他の品詞:名詞形は「influence」(影響)、動詞形も「influence」(影響を与える)
難易度の目安:B2(中上級)
- B2:中上級。かなりの語彙力が求められるが、日常や専門的な会話でも頻繁に使われる。
2. 語構成と詳細な意味
- 接頭語:なし
- 語幹:influence(影響)
- 接尾語:-ial(形容詞を作るための接尾語)
派生語や類縁語:
- Influencer(影響を与える人)
- Influentially(影響力を持って)
よく使われるコロケーション:
- Influential figure(影響力のある人物)
- Influential role(影響力のある役割)
- Influential leader(影響力のあるリーダー)
- Influential book(影響力のある本)
- Highly influential(非常に影響力のある)
- Become influential(影響力を持つようになる)
- Politically influential(政治的に影響力のある)
- Culturally influential(文化的に影響力のある)
- Influential decision(影響力のある決定)
- Influential community(影響力のあるコミュニティ)
3. 語源とニュアンス
語源:ラテン語の「influere」(流れ込む)に由来します。「in-」(中に)と「fluere」(流れる)から成り立っています。
ニュアンス:
- 影響力が強いことを強調するニュアンスがあります。
- 主にフォーマルな文脈で使われますが、カジュアルな会話でも使われることがあります。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文:
- He is an influential figure in the community.(彼はそのコミュニティで影響力のある人物です。)
- The book has been highly influential in the field of science.(その本は科学の分野で非常に影響力がありました。)
使用シーン:
- フォーマルな文脈:ビジネス、学術、政治
- カジュアルな文脈:日常会話
5. 実例と例文
日常会話:
- His opinions are very influential among his friends.(彼の意見は友達の間で非常に影響力があります。)
- She's a very influential person in our community.(彼女は私たちのコミュニティで非常に影響力のある人です。)
- That movie was quite influential in shaping my views.(あの映画は私の考えを形作る上でかなり影響力がありました。)
ビジネス:
- She holds an influential position in the company.(彼女は会社で影響力のあるポジションにいます。)
- His ideas have been influential in the development of our new product.(彼のアイデアは私たちの新製品の開発において影響力がありました。)
- The CEO is an influential leader in the industry.(そのCEOは業界で影響力のあるリーダーです。)
学術的な文脈:
- The professor's research has been highly influential in the field of psychology.(その教授の研究は心理学の分野で非常に影響力があります。)
- Influential theories often shape future studies.(影響力のある理論はしばしば将来の研究を形作ります。)
- She published an influential paper on climate change.(彼女は気候変動に関する影響力のある論文を発表しました。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- Powerful(強力な)
- Persuasive(説得力のある)
- Dominant(支配的な)
反意語:
- Insignificant(重要ではない)
- Uninfluential(影響力のない)
- Minor(小さな、重要でない)
具体例とニュアンスの違い:
- Powerful vs. Influential:Powerfulは物理的な力や権力を持つことを強調し、Influentialは他人や物事に影響を与える能力を強調します。
- Persuasive vs. Influential:Persuasiveは説得力があることを意味し、他人の意見を変える能力を持っています。Influentialはより広範な影響を与えることを意味します。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号: /ˌɪnfluˈɛnʃl/
強勢(アクセント):第2音節に強勢があります(flu)。
アメリカ英語とイギリス英語での発音の違い:
- アメリカ英語:/ˌɪnfluˈɛnʃl/
- イギリス英語:/ˌɪnfluˈɛnʃəl/
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス:特に「tial」の部分が間違いやすい。
- 発音:アクセントの位置(第2音節)を間違えやすい。
- 同音異義語:「inflation」(インフレーション)との混同に注意。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 記憶のヒント:影響力のある人や物事は「流れ込む」(influence)ように他に影響を与えると覚えると良いでしょう。
- 関連ストーリー:影響力のある人物(Influential figure)は水が流れ込むように(influence)他人に影響を与えると想像してみましょう。
以上が「influential」の詳細な解説です。学習の参考にしてください。
意味のイメージ
意味(1)
有力な,影響を及ばす;勢力のある