performer
1. 基本情報と概要
英語: performer
日本語: 演者、実行者
意味:
「performer」は、何かを演じる人や、何かを実行する人を指します。一般的には、ステージでのパフォーマンスをする人、例えば俳優、歌手、ダンサーなどがこれに該当します。また、ビジネスやスポーツなどの分野で優れた成績を収める人にも使われます。こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。
品詞: 名詞(可算名詞)
CEFRレベル: B1(中級)
2. 語構成と詳細な意味
語構成:
- 接頭語: なし
- 語幹: perform(演じる、実行する)
- 接尾語: -er(〜する人)
派生語や類縁語:
- perform(動詞):演じる、実行する
- performance(名詞):演技、実行
- performing(形容詞):演技をする、実行する
よく使われるコロケーション:
- professional performer(プロの演者)
- stage performer(舞台演者)
- street performer(ストリートパフォーマー)
- top performer(トップパフォーマー)
- live performer(ライブ演者)
- talented performer(才能ある演者)
- solo performer(ソロ演者)
- circus performer(サーカス演者)
- musical performer(音楽の演者)
- consistent performer(一貫した成果を上げる人)
3. 語源とニュアンス
語源:
「performer」は、中英語の「performen」から来ており、さらに古フランス語の「parfornir」(完全に実行する)に由来します。
ニュアンス:
「performer」は、特定のスキルや才能を持ち、それを観客の前で披露する人を指します。カジュアルなシーンでもフォーマルなシーンでも使用されますが、特に芸術やエンターテインメントの分野でよく使われます。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文:
- He/She is a talented performer.(彼/彼女は才能ある演者です。)
- The performer received a standing ovation.(その演者はスタンディングオベーションを受けました。)
イディオム:
- performer of the year(年間最優秀演者)
- star performer(スター演者)
文法上のポイント:
「performer」は可算名詞であり、単数形と複数形(performers)があります。
5. 実例と例文
日常会話:
She is an amazing performer.
(彼女は素晴らしい演者です。)I watched a street performer yesterday.
(昨日、ストリートパフォーマーを見ました。)He's a consistent performer in his job.
(彼は仕事で一貫した成果を上げています。)
ビジネス:
Our top performer will receive a bonus.
(我々のトップパフォーマーはボーナスを受け取ります。)We need to identify key performers in our team.
(チームの主要なパフォーマーを特定する必要があります。)She has been a star performer in sales.
(彼女は営業でのスター演者です。)
学術的:
The research identified factors that contribute to being a high performer.
(研究は高パフォーマーになる要因を特定しました。)He is a leading performer in his field of study.
(彼は彼の研究分野のリーディングパフォーマーです。)The study focuses on the performance metrics of top performers.
(その研究はトップパフォーマーのパフォーマンス指標に焦点を当てています。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- artist(芸術家、アーティスト)
- entertainer(エンターテイナー)
- actor/actress(俳優/女優)
- musician(音楽家)
- athlete(アスリート)
反意語:
- audience(観客)
- spectator(観覧者)
- observer(観察者)
比較:
「performer」と「artist」は似ていますが、「artist」はより広範な芸術活動を指し、「performer」は特にパフォーマンスをする人に焦点を当てています。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号: /pərˈfɔːrmər/
強勢: 第2音節「-form-」にアクセントがあります。
アメリカ英語とイギリス英語の違い:
アメリカ英語とイギリス英語での発音はほぼ同じですが、アクセントの位置や母音の発音が若干異なる場合があります。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: 「performar」や「performor」と間違えやすいので注意。
- 同音異義語: 「performance」(パフォーマンス)と混同しないように注意。
- 試験対策: TOEICや英検などの試験で、職業や役割を問う問題に出ることがあります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「performer」を覚えるために、「perform」という動詞(演じる、実行する)に「-er」が付いていることを意識すると良いでしょう。「-er」は「〜する人」を意味するので、「performer」は「演じる人」「実行する人」と覚えやすくなります。
また、「perform」の音を強調して、「er」を追加することで、パフォーマンスを行う人物をイメージしやすくなります。
《修飾語を伴って》実行する人,遂行する人
演奏者,上演者;(特に)芸人