元となった辞書の項目
suspicious
解説
1. 基本情報と概要
Suspicious(形容詞)
- 英語: Suspicious
- 日本語: 疑わしい、不審な
誰かや何かが信頼できない、または怪しいと感じるときに使います。状況や人物が信用できない、または怪しいと思うニュアンスがあります。
CEFRレベル: B2(中上級)
2. 語構成と詳細な意味
- 接頭語: なし
- 接尾語: -ious(形容詞を作る)
- 語幹: suspect(疑う、疑念を抱く)
派生語・関連語
- Suspicion (名詞):疑い
- Suspect (動詞):疑う
- Suspiciously (副詞):疑わしげに
共起表現(コロケーション)
- Suspicious behavior - 不審な行動
- Suspicious person - 不審者
- Suspicious circumstances - 疑わしい状況
- Highly suspicious - 非常に疑わしい
- Suspicious nature - 疑い深い性格
- Act suspiciously - 疑わしい行動をする
- Look suspicious - 疑わしく見える
- Suspicious mind - 疑い深い心
- Become suspicious - 疑いを抱く
- Suspicious activity - 不審な活動
3. 語源とニュアンス
- 語源: ラテン語の
suspiciosus
から派生し、suspect
(疑う)と-ious
(形容詞を作る)が結びついたものです。 - ニュアンス: 「suspicious」は疑念や不信感を表すため、特にネガティブな印象を与えることが多いです。口語でも文章でも使われますが、カジュアルな会話では「fishy」などのスラングも使われることがあります。
4. 文法的な特徴と構文
- 形容詞として使われます。
- フォーマル/カジュアルの両方で使用可能です。
- 他の形容詞や副詞と組み合わせて使うことが多いです。
一般的な構文
- 形容詞 + 名詞: A suspicious person
- 動詞 + 形容詞: He became suspicious
- 副詞 + 形容詞: Highly suspicious
5. 実例と例文
日常会話
He seems very suspicious. We should be careful.
- 彼は非常に疑わしい。気をつけるべきだ。
Why are you acting so suspiciously?
- なんでそんなに疑わしい行動をするの?
That offer sounds too good to be true. I'm suspicious.
- そのオファーはうますぎる。疑わしいと思う。
ビジネス
The manager found the employee's actions suspicious and decided to investigate.
- マネージャーは従業員の行動を疑わしく思い、調査することにした。
We received a suspicious email requesting sensitive information.
- 機密情報を要求する不審なメールを受け取った。
There were suspicious transactions in the account.
- 口座に不審な取引があった。
学術的な文脈
The researchers noted several suspicious anomalies in the data.
- 研究者たちはデータにいくつかの疑わしい異常を見つけた。
A suspicious correlation between the variables was observed.
- 変数間に疑わしい相関が観察された。
The experiment yielded suspiciously consistent results.
- 実験は疑わしいほど一貫した結果をもたらした。
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- Doubtful(疑わしい): 状況や事実に対して疑念を持つときに使います。
- Mistrustful(不信感を抱く): 人や状況に対して信頼できないと感じるときに使います。
- Skeptical(懐疑的な): 真実であるかどうかを疑うときに使います。
反意語
- Trusting(信頼する): 他人や状況を信じる
- Credulous(信じやすい): 簡単に信じてしまう
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号(IPA): /səˈspɪʃ.əs/
- アメリカ英語: /səˈspɪʃ.əs/
- イギリス英語: /səˈspɪʃ.əs/
強勢(アクセント)は「spi」の部分にあります。間違いやすい発音として、「suspicious」と「suspect」を混同しないように注意が必要です。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス:
suspicious
のスペルは少し難しいので、特に間違いやすいです。suspicious
の「-cious」部分を「-shus」と覚えると良いです。 - 同音異義語:
suspect
(疑う)と混同しないようにしましょう。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 記憶のヒント: 「疑わしい」という意味を持つ「suspicious」は、「suspect」(疑う)から来ているので、「suspiciousになるのは、suspectするから」と覚えると良いです。
- イメージ: 誰かが怪しい行動をしている様子を思い浮かべると覚えやすいです。
上記のポイントを抑えて、suspicious
の意味や使い方をマスターしましょう!
意味のイメージ
意味(1)
(人物・話などが)疑わしい,怪しい
意味(2)
疑い深い,人を疑う
意味(3)
疑っている