simplify
1. 基本情報と概要
simplify(シンプルファイ)は、英語の動詞です。意味は「簡素化する、簡単にする、単純化する」です。何かをわかりやすくするために、複雑な部分を取り除いたり、簡単な形にすることを表します。こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。
品詞:動詞
他の品詞:
- 名詞: simplification(簡素化)
- 形容詞: simplified(簡単にされた)
CEFRレベル:B1(中級)
2. 語構成と詳細な意味
語構成:
- 接頭語: sim- (ラテン語の「simplex」から派生。意味は「単純な」)
- 語幹: -pli- (「折り重なる」から派生)
- 接尾語: -fy (動詞を作る接尾語で、意味は「~にする」)
関連語:
- simple(単純な)
- simplification(簡素化)
- simplified(簡単にされた)
よく使われるコロケーション:
- simplify a process(プロセスを簡素化する)
- simplify instructions(指示を簡単にする)
- simplify the design(デザインを簡素化する)
- simplify the problem(問題を簡単にする)
- simplify life(生活を簡単にする)
- simplify calculations(計算を簡単にする)
- simplify procedures(手続きを簡素化する)
- simplify the explanation(説明を簡単にする)
- simplify the system(システムを簡素化する)
- simplify the workflow(ワークフローを簡素化する)
3. 語源とニュアンス
語源:
ラテン語の「simplificare」から来ています。sīmplic-, sīmplēs(簡単な)と、-ficāre(~にする)から成り立っています。
ニュアンス:
「simplify」は何かをわかりやすく、使いやすくするためのポジティブな行動を表します。カジュアルな会話でもフォーマルな文書でも使われる単語です。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文:
- 主語 + simplify + 目的語
- 例: She simplified the instructions.
イディオム:
特にありませんが、「make it simple」などが関連する表現です。
使用シーン:
カジュアル・フォーマル問わず使われます。ビジネスシーンや日常会話、学術的な文脈でも使用可能です。
5. 実例と例文
日常会話:
- Can you simplify this recipe for me?
- このレシピを簡単にしてくれる?
- We need to simplify our plans.
- 計画を簡素化する必要がある。
- Let's simplify things and start over.
- 物事を簡単にして、やり直そう。
ビジネス:
- We need to simplify the workflow to improve efficiency.
- 効率を上げるためにワークフローを簡素化する必要がある。
- Simplifying the user interface will make the product more user-friendly.
- ユーザーインターフェースを簡単にすることで、製品がより使いやすくなる。
- The new software simplifies data entry.
- 新しいソフトウェアはデータ入力を簡素化する。
学術的な文脈:
- Simplifying complex equations is essential for solving them.
- 複雑な方程式を簡単にすることは解決のために不可欠です。
- This method simplifies the analysis of the data.
- この方法はデータの分析を簡単にする。
- The theory aims to simplify our understanding of the universe.
- この理論は宇宙の理解を簡素化することを目指しています。
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- streamline(効率化する):特にビジネスやプロセスの効率化を意味する。
- 例: We need to streamline our operations.
- clarify(明確にする):不明瞭な点を明確にする。
- 例: Can you clarify your statement?
- reduce(減少させる):量や程度を減らす。
- 例: Reduce the number of steps in the process.
反意語:
- complicate(複雑にする):物事をより複雑にする。
- 例: Don't complicate the issue.
- confuse(混乱させる):理解を難しくさせる。
- 例: This explanation confuses me.
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号:
- /ˈsɪm.plɪ.faɪ/
強勢(アクセント):
- 第一音節(SIM)にアクセントがあります。
アメリカ英語とイギリス英語の違い:
発音に大きな違いはありません。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
スペルミス:
- 「simpify」と誤って書くことがありますが、正しくは「simplify」です。
同音異義語:
- 特にありませんが、「simple」(単純な)との混同に注意。
試験対策:
- TOEICや英検などの試験で出題されることがあります。特にビジネスシーンでの使用が重要です。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「simplify」は「simple(単純な)」と「-fy(~にする)」が組み合わさったものなので、「単純にする」という意味になります。このように、単語の構成要素を覚えると記憶しやすくなります。
また、「シンプルにする」というイメージを持つと覚えやすいです。例えば、複雑な問題をシンプルに解決する場面を想像すると良いでしょう。
…‘を'簡単にする,平易にする,単純にする