元となった辞書の項目
thirsty
解説
1. 基本情報と概要
thirsty (形容詞)
- 英語: having a need or desire to drink
- 日本語: 喉が渇いた、飲み物を欲しがっている
喉が渇いて水分を欲している状態を表す形容詞です。例えば、運動後や暑い日などに使われます。また、比喩的に何かを強く欲している状態も表現できます(例:知識に飢えている)。
CEFRレベル: A2(初級)
2. 語構成と詳細な意味
- 接頭語: なし
- 接尾語: なし
- 語幹:
thirst
(名詞で「渇き」)
派生語:
- thirst(名詞): 渇き、喉の渇き
- thirstily(副詞): 喉が渇いた状態で
よく使われるコロケーション:
- be thirsty for something - 何かを強く欲しがる
- feel thirsty - 喉が渇いたと感じる
- get thirsty - 喉が渇く
- make someone thirsty - 誰かを喉が渇かせる
- quench one's thirst - 喉の渇きを癒す
- a thirsty traveler - 喉が渇いた旅行者
- thirsty work - 喉が渇く仕事
- thirsty plants - 水を欲しがる植物
- a thirsty day - 喉が渇く日
- thirsty for knowledge - 知識に飢えている
3. 語源とニュアンス
語源:
古英語の「thurstig」から派生し、さらに古ノルド語の「thurstr」に由来します。「渇き」や「水分を必要とする状態」を意味します。
ニュアンス:
- 口語: 日常会話でよく使われます。
- 比喩的表現: 何かを強く欲する意味でも使われます。
使用シーン:
- カジュアルな会話や日常の状況で使われます。
- 比喩的な表現としても使われますが、フォーマルな文脈ではあまり使用されません。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文:
I am thirsty.
- 私は喉が渇いている。He looks thirsty.
- 彼は喉が渇いているように見える。
イディオム:
quench one's thirst
- 喉の渇きを癒す
文法上のポイント:
- 形容詞として使われ、主語の状態を表現します。
- 可算・不可算の区別はありません。
5. 実例と例文
日常会話:
I'm so thirsty after that run.
- あのランニングの後は喉がとても渇いた。Do you have any water? I'm really thirsty.
- 水持ってる?本当に喉が渇いた。She felt thirsty and went to get a drink.
- 彼女は喉が渇いたと感じて、飲み物を取りに行った。
ビジネス:
After the long meeting, everyone was thirsty and needed a break.
- 長い会議の後、皆が喉が渇いて休憩が必要だった。The team was thirsty for success.
- チームは成功に飢えていた。He gave a thirsty presentation to attract investors.
- 彼は投資家を引き付けるために情熱的なプレゼンテーションを行った。
学術的な文脈:
Thirst is a crucial biological signal for maintaining homeostasis.
- 渇きは恒常性を維持するための重要な生物学的信号である。Studies show that people feel thirsty when their body is dehydrated.
- 研究は人々が脱水状態になると喉が渇くと感じることを示している。The experiment measured how thirsty the participants felt after exercise.
- 実験は運動後に参加者がどれだけ喉が渇いたと感じるかを測定した。
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- parched(喉が渇いた): より強い渇きを表現する。
- dry(乾いた): 乾燥した状態を表現するが、喉の渇きにも使われる。
反意語:
- hydrated(水分を補給した): 十分に水分を取った状態。
比較例:
I feel thirsty after running.
- ランニングの後は喉が渇く。I feel parched after running in the desert.
- 砂漠で走った後は喉がカラカラに渇く。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号:
- /ˈθɜːrsti/ (アメリカ英語・イギリス英語共通)
強勢(アクセント):
- 第一音節に強勢があります:THIRS-ty
8. 学習上の注意点・よくある間違い
スペルミス:
thirsty
のスペルミスとしてthristy
と書くことがあります。
同音異義語との混同:
- 似た音の単語(例:Thursday)との混同に注意。
試験対策:
- TOEICや英検では、日常会話や短い文章の中で使われることが多いので、リスニングやリーディングの練習でよく見かけます。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
覚え方のヒント:
thirst
に-y
をつけるだけで形容詞になります。- 喉が渇くと
th
の音を強く感じるので、thirsty
を発音するときも同じように考えてみてください。
イメージ:
- 喉がカラカラに乾いている自分の姿をイメージすると覚えやすいでしょう。
意味のイメージ
意味(1)
(人が)のどの渇いた
意味(2)
(物事が)のどを渇かせる
意味(3)
(土地・植物などが)乾いた
意味(4)
《補語にのみ用いて》《be thirsty for+名》…を渇望(熱望)している,しきりに求めている