familiarize
1. 基本情報と概要
familiarize (動詞)
意味: to make someone familiar with something
日本語訳: 慣れさせる、親しませる
「familiarize」は、誰かを特定の事柄に慣れさせたり、親しませたりするという意味の単語です。例えば、新しい仕事や環境に慣れるために使われることが多いです。
品詞: 動詞
他の品詞例:
- 名詞: familiarity (親しみ、熟知)
- 形容詞: familiar (馴染みのある、親しい)
CEFRレベル: B2(中上級)
B2レベルは、日常的な話題や仕事に関連する特定の話題について、自信を持って話し、理解できるレベルです。
2. 語構成と詳細な意味
- 接頭語: 無し
- 語幹: familiar (親しい、よく知っている)
- 接尾語: -ize (動詞化する)
関連語:
- familiarity (名詞): 親しみ、熟知
- familiar (形容詞): 馴染みのある、親しい
コロケーション:
- familiarize oneself with - 〜に慣れる
- familiarize students with - 学生に〜を慣れさせる
- familiarize the team with - チームに〜を慣れさせる
- familiarize employees with - 従業員に〜を慣れさせる
- familiarize quickly - すぐに慣れる
- familiarize procedures - 手順に慣れさせる
- familiarize new hires - 新入社員に慣れさせる
- familiarize environment - 環境に慣れさせる
- familiarize the public - 一般市民に慣れさせる
- familiarize participants - 参加者に慣れさせる
3. 語源とニュアンス
語源: 「familiarize」は、ラテン語の「familiaris」(家族の一員、親しい)に由来し、そこから英語の「familiar」(親しい、よく知っている)が派生しました。
ニュアンス: 「familiarize」は、一般に誰かを新しい環境や事柄に慣れさせる際に使われます。特に、学習や訓練の場面で頻繁に利用されます。使う際には、相手がまだ不慣れな状態から始まることを前提としています。
使用シーン:
- 学校や職場などでの新人研修
- 新しい技術やシステムの導入時
- 旅行や引っ越し先での新しい環境への適応
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文:
- familiarize oneself with: 〜に慣れる
- familiarize someone with: 誰かを〜に慣れさせる
フォーマル/カジュアル: フォーマルな場面で使われることが多いです。
他動詞: 「familiarize」は他動詞で、目的語を取ります。目的語が具体的なもの(例: 手順、環境、システムなど)である必要があります。
5. 実例と例文
日常会話:
I need to familiarize myself with the new software.
(新しいソフトウェアに慣れなければならない。)It took me a while to familiarize myself with the city.
(この街に慣れるのに少し時間がかかった。)Can you help me familiarize myself with the procedures?
(手順に慣れるのを手伝ってくれますか?)
ビジネス:
We need to familiarize our employees with the new policy.
(従業員に新しい方針を慣れさせる必要がある。)Please take some time to familiarize yourself with the report.
(レポートに慣れるのに少し時間をかけてください。)The training session aims to familiarize the team with the new system.
(トレーニングセッションはチームを新しいシステムに慣れさせることを目的としています。)
学術的な文脈:
Students should familiarize themselves with the research methodology.
(学生は研究方法論に慣れるべきだ。)The course will help you familiarize yourself with advanced topics in biology.
(このコースは生物学の高度なトピックに慣れるのに役立ちます。)It's important to familiarize yourself with the historical context of the literature.
(文学の歴史的背景に慣れることが重要です。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- acquaint (知り合いにさせる、慣れさせる)
She acquainted herself with the new regulations.
(彼女は新しい規則に慣れた。)
- introduce (紹介する、導入する)
We need to introduce the new system to the staff.
(スタッフに新しいシステムを導入する必要がある。)
- adapt (適応させる)
It took some time to adapt to the new environment.
(新しい環境に適応するのに時間がかかった。)
反意語:
- unfamiliarize (慣れさせない、疎遠にする)
He became unfamiliarized with the old process.
(彼は古い手順に慣れなくなった。)
- alienate (疎外する、遠ざける)
The changes alienated the employees.
(その変化は従業員を疎外した。)
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号: /fəˈmɪljəˌraɪz/
強勢(アクセント): 第二音節に強勢があります。
アメリカ英語とイギリス英語の発音の違い: 大きな違いはありませんが、アメリカ英語はやや速く発音されることが多いです。
よくある発音の間違い: 「familarize」と誤って発音することがありますが、正しくは「familiarize」です。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: 「familarize」と誤ってスペルすることがあります。正しくは「familiarize」です。
- 同音異義語: 「familiarize」は「familiar」と混同しやすいですが、意味が異なります。
- 試験対策: TOEICや英検などの試験では、特にビジネスシーンや学術的な文脈で出題されることがあります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- ヒント: 「familiarize」は「familiar」(親しい)に「-ize」をつけて動詞化したものと覚えるとよいでしょう。
- 関連ストーリー: 新しい場所に引っ越した時、最初は慣れなくても、少しずつその場所に「familiarize(慣れていく)」というイメージを持つと覚えやすいです。
- 勉強テクニック: 実際に新しい環境やツールに慣れるためのシミュレーションを行うと、単語の意味がより深く理解できます。
以上が、動詞「familiarize」の詳細な解説です。これを参考に、さらに深く学んでいってください。
《familiarize*+命+with+名(doing*)》
(…に)<人>‘を'慣れ親しませる
<物事>‘を'広める,普及させる