fry

1. 基本情報と概要

fry (動詞)

英語: To cook (food) in hot fat or oil, typically in a shallow pan.

日本語: 油や脂を使って（通常は浅い鍋で）料理をすること。

こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。例えば、フライパンで卵を焼いたり、天ぷらを作ったりする時に使います。

• 品詞: 動詞 (他動詞、自動詞)


• 他の品詞: 名詞 (fry: 揚げ物、フライ)

CEFRレベル: A2（初級）

2. 語構成と詳細な意味

語構成:

• 語幹: fry

関連語:

• fryer (名詞): フライヤー、揚げ物機


• frying (動名詞/形容詞): 揚げること、揚げている

よく使われるコロケーション:

1. Fry an egg (卵を焼く)


2. Deep fry (ディープフライ、深く揚げる)


3. Fry in oil (油で揚げる)


4. Pan fry (フライパンで焼く)


5. Fry bacon (ベーコンを焼く)


6. Frying pan (フライパン)


7. Frying temperature (揚げ温度)


8. Fry until golden brown (きつね色になるまで揚げる)


9. Stir-fry (炒める)


10. Frying fat (揚げ油)

3. 語源とニュアンス

語源:

• 中世英語から派生し、古フランス語「frire」、ラテン語「frigere」に由来します。

ニュアンスと使用シーン:

• Fryはカジュアルな会話から料理のレシピまで、幅広いシーンで使われます。口語でも文章でも使われますが、特に料理に関する文脈でよく使われます。

4. 文法的な特徴と構文

一般的な構文:

• 他動詞:
  
  
  • She fried the chicken in the pan.
  
  


• 自動詞:
  
  
  • The chicken is frying in the pan.
  
  

イディオム:

• Out of the frying pan into the fire (一難去ってまた一難)

文法上のポイント:

• 名詞として使う場合は「fry」が揚げ物の意味になります。


• 他動詞として使う場合、目的語を取ります（例: fry an egg）。


• 自動詞として使う場合、目的語は不要です（例: The egg is frying）。

5. 実例と例文

日常会話:

1. I like to fry eggs for breakfast. (朝ごはんに卵を焼くのが好きです。)


2. Can you fry the bacon until it's crispy? (ベーコンをカリカリになるまで焼いてくれる？)


3. She fried the fish with some lemon and herbs. (彼女はレモンとハーブで魚を焼いた。)

ビジネス:

1. The chef will fry the chicken to perfection. (シェフが完璧にチキンを揚げます。)


2. Our restaurant specializes in deep-fried dishes. (当店は揚げ物料理を専門としています。)


3. Please make sure to fry the vegetables evenly. (野菜を均等に揚げてください。)

学術的:

1. Frying at high temperatures can produce harmful compounds. (高温での揚げ物は有害な化合物を生成する可能性があります。)


2. The study examined the effects of frying on nutrient retention. (この研究は揚げ物が栄養素の保持に与える影響を調査しました。)


3. Different oils have varying smoke points, affecting frying efficiency. (異なる油には異なる発煙点があり、揚げ物の効率に影響を与えます。)

6. 類義語・反意語と比較

類義語:

• Cook (料理する): 一般的に食べ物を調理する行為全体を指します。
  
  
  • 例: She cooked dinner. (彼女は夕食を作った。)
  
  


• Sauté (ソテーする): 少量の油で軽く炒めること。
  
  
  • 例: She sautéed the vegetables. (彼女は野菜を炒めた。)
  
  


• Grill (グリルする): 焼き網で焼くこと。
  
  
  • 例: Grill the meat for five minutes. (肉を5分間グリルする。)
  
  

反意語:

• Boil (茹でる): 水などの液体で煮ること。
  
  
  • 例: Boil the pasta for ten minutes. (パスタを10分間茹でる。)
  
  


• Steam (蒸す): 水蒸気で調理すること。
  
  
  • 例: She steamed the dumplings. (彼女は餃子を蒸した。)
  
  

7. 発音とアクセントの特徴

発音記号: /fraɪ/

強勢（アクセント）:

• 強勢は単語の最初の音節にあります。

アメリカ英語とイギリス英語:

• 発音の違いはほとんどありません。

よくある発音の間違い:

• 「フリー」ではなく「フライ」と発音すること。

8. 学習上の注意点・よくある間違い

• スペルミス: fryをfriと書かないように注意。


• 他動詞と自動詞の使い分けに気をつける。


• fryとdeep fryの違いを理解しておく（deep fryは大量の油で揚げること）。

9. 記憶に残るヒントやイメージ

• fryという言葉はフライパン（frying pan）で料理をするイメージを持つと覚えやすいです。


• 「フライドポテト」（french fries）から「fry」を連想すると覚えやすいです。

覚える際の音やスペリングのポイントとして、「fry」は「フライドポテト」や「フライパン」の「フライ」と同じなので、これらの単語と結びつけて覚えると良いでしょう。