delegate
1. 基本情報と概要
delegate (名詞) は、「代表者、代理人」という意味の単語です。
英語: delegate
日本語: 代表者、代理人
こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。例えば、会議やイベントで誰かを代表して参加する人のことを指します。
品詞: 名詞 (他の品詞: 動詞 - 委任する、代表を派遣する)
CEFRレベル: B2 (中上級)
このレベルの英単語は、日常会話よりも少し専門的な場面やビジネスの場面でよく使われる語彙です。
2. 語構成と詳細な意味
接頭語: なし
語幹: delegate
- 代理人、代表者
接尾語: なし
関連性:
- delegation (名詞): 代表団、委任
- delegate (動詞): 委任する、代表を派遣する
コロケーション(共起表現):
- delegate authority - 権限を委任する
- conference delegate - 会議の代表者
- delegate responsibilities - 責任を委任する
- appointed delegate - 任命された代表者
- delegate tasks - 任務を委任する
- official delegate - 公式の代表者
- delegate power - 権力を委任する
- delegate meeting - 代表者会議
- delegate role - 代表者の役割
- delegate selection - 代表者選出
3. 語源とニュアンス
語源: ラテン語の delegare
(委任する)から来ています。de
(下へ、離れて)とlegare
(派遣する、任命する)の組み合わせです。
ニュアンス: 代表者や代理人としての役割を強調しています。フォーマルな場面や組織的な状況でよく使われます。
使用シーン:
主にビジネスや政治の場面で使われることが多いです。カジュアルな日常会話ではあまり出てこない単語です。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文:
- The delegate from Japan spoke at the conference. (日本からの代表者が会議で話しました。)
- She was chosen as a delegate to represent her company. (彼女は会社を代表する代表者に選ばれました。)
使用シーン: フォーマルな場面、特に会議や公式なイベントで使われます。名詞としては可算名詞です。
5. 実例と例文
日常会話:
- She acted as a delegate for her mother at the meeting. (彼女は会議で母親の代理を務めた。)
- We need a delegate to attend the event. (イベントに参加する代表者が必要です。)
- Is there a delegate from your department? (あなたの部署からの代表者はいますか?)
ビジネス:
- Our company will send a delegate to the trade show. (私たちの会社は見本市に代表者を送ります。)
- The delegate presented the new business plan. (代表者が新しい事業計画を発表しました。)
- Each department must choose a delegate for the committee. (各部署は委員会の代表者を選ばなければなりません。)
学術的:
- The delegate from the university attended the international conference. (大学の代表者が国際会議に出席しました。)
- Researchers acted as delegates to discuss the findings. (研究者たちは発見について議論する代表者として行動しました。)
- A student delegate spoke about the project. (学生代表がプロジェクトについて話しました。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- representative (代表者): より一般的な単語で、広範な場面で使われます。
- envoy (使節): 特に外交の場で使われることが多い。
- agent (代理人): ビジネスや法律の場面でよく使われる。
反意語:
- individual (個人): 代表者や代理人ではなく、個人を指します。
- subordinate (部下): 代表者や代理人ではなく、指示を受ける人を指します。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号: /ˈdɛlɪɡət/
アクセント: 第一音節に強勢があります。
アメリカ英語とイギリス英語の違い: 特に大きな違いはありません。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
スペルミス: deligate
と間違えることがあります。
同音異義語: delicate
(繊細な)と混同しないように注意。
試験対策: TOEICやビジネス英語の試験でよく出題される単語です。文脈に注意して使い方を確認しましょう。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
イメージ: 会議やイベントで「代表して旗を持つ人」をイメージすると覚えやすいです。
覚え方のヒント: 「delegate」の「del」は「代表」「代理」を、「gate」は「入り口」を連想すると、代表者が入り口を通って会議に参加するイメージで覚えられます。
(会議などへの個人の)代表,使節《+to+名》