元となった辞書の項目
activate
【動/他】を活動的にする / に放射能を与える / (物質)を活性化する
解説
1. 基本情報と概要
activate(アクティベイト)
- 意味(英語): to make something active or operative
- 意味(日本語): 何かを作動させる、活性化する
例えば、機械やプログラムを動かす時や、化学反応を起こさせる時に使われます。こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。
- 品詞: 動詞
例:
- 名詞形:activation(アクティベーション)
- 形容詞形:activated(アクティベイテッド)
CEFRレベル: B2(中上級)
2. 語構成と詳細な意味
- 接頭語: act-(行動する、動く)
- 語幹: -ivate(動詞を作る接尾語)
派生語や類縁語:
- active(アクティブ):活動的な
- action(アクション):行動
よく使われるコロケーション(共起表現):
- activate an account(アカウントを有効化する)
- activate a machine(機械を作動させる)
- activate a program(プログラムを起動する)
- activate a feature(機能を有効にする)
- activate a card(カードを有効にする)
- activate a process(プロセスを開始する)
- activate a device(装置を作動させる)
- activate an alarm(アラームを作動させる)
- activate a system(システムを起動する)
- activate a function(機能を作動させる)
3. 語源とニュアンス
語源: ラテン語の「activare」から派生しており、これは「act(行動する)」に由来します。
ニュアンス:
- 何かを始動させたり、動作させるというアクティブなイメージがあります。
- 口語でも文章でも使われますが、技術的な文脈や正式な文書でよく見かけます。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文:
- activate + 目的語(何を活性化するか)
例:
Please activate the new software.
She activated the alarm system.
フォーマル/カジュアル:
- フォーマルな文脈で多く使われますが、日常会話でも技術的な話題では使用されます。
文法上のポイント:
- 他動詞として使われ、目的語を伴います。
5. 実例と例文
日常会話:
Can you activate the Wi-Fi on your phone?
I need to activate my new credit card.
Please activate the heating system.
ビジネス:
We need to activate the new security protocols immediately.
The manager asked IT to activate the new software licenses.
Activate the backup system in case of a power outage.
学術的な文脈:
The enzyme activates the biochemical reaction.
Researchers have found a way to activate the gene.
The process to activate this compound is complex.
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- initiate(開始する)
- trigger(引き起こす)
- enable(有効にする)
反意語:
- deactivate(無効化する)
- disable(無効にする)
- stop(停止する)
ニュアンスや使い方の違い:
- initiate は「開始する」という意味で、何かを始めることに重点があります。
- trigger は「引き金を引く」という意味で、何かが起こるきっかけを作ることに重点があります。
- enable は「有効にする」という意味で、何かを可能にすることに重点があります。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号(IPA): /ˈæktɪˌveɪt/
強勢: 第1音節(ac-)に強勢があります。
アメリカ英語とイギリス英語の発音の違い:
- 特に大きな違いはありませんが、アメリカ英語の方がやや強調されることがあります。
よくある発音の間違い:
- 「activate」を「アクティベート」と発音しないように注意してください。「アクティベイト」が正しいです。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス:activateと書くべきところを「activete」と間違えることがあります。
- 同音異義語:特に注意すべき同音異義語はありませんが、「active(活動的な)」と混同しないようにしてください。
- 資格試験での出題:TOEICや英検でビジネスや技術的な文脈で出題されることがあります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「act(行動する)」が語幹に含まれているので、何かを動かすというイメージを持つと覚えやすいです。
- 「activate」は「アクティブにする」と覚えると理解しやすいです。
勉強テクニック:
- 実際に何かを「activate(作動させる)」場面を思い浮かべると記憶に残りやすいです。
- フラッシュカードを使って、activateの使い方やコロケーションを繰り返し練習しましょう。
意味のイメージ
意味(1)
…'を'活動的にする
意味(2)
…‘に'放射能を与える
意味(3)
〈物質〉'を'活性化する