元となった辞書の項目
portfolio
解説
1. 基本情報と概要
portfolio(ポートフォリオ)は、名詞で以下のような意味を持ちます:
- 英語: A collection of financial investments, a collection of work or documents, or a range of products or services provided by a company.
- 日本語: 投資のポートフォリオ(投資の組み合わせ)、作品集、または会社が提供する製品やサービスの範囲。
こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。例えば、アーティストが自分の作品をまとめたものや、投資家が所有する金融資産の組み合わせを指します。
品詞: 名詞
CEFRレベル: B2(中上級)
2. 語構成と詳細な意味
語構成:
- 語幹:
port
(運ぶ)+folio
(ページ)から成り立っています。
関連性:
- 派生語:
port
(運ぶ)、folio
(ページ) - 類縁語:
port
(港、運ぶ)、portfolio
(作品集、投資の組み合わせ)
コロケーション:
- investment portfolio(投資ポートフォリオ)
- art portfolio(アートポートフォリオ)
- career portfolio(キャリアポートフォリオ)
- diversified portfolio(分散型ポートフォリオ)
- portfolio management(ポートフォリオ管理)
- portfolio assessment(ポートフォリオ評価)
- portfolio performance(ポートフォリオのパフォーマンス)
- portfolio analysis(ポートフォリオ分析)
- portfolio strategy(ポートフォリオ戦略)
- portfolio diversification(ポートフォリオの分散)
3. 語源とニュアンス
語源:
- ラテン語の
portare
(運ぶ)とfolium
(葉、ページ)に由来します。
ニュアンス:
- 投資の分野では、リスク管理やバランスを強調する意味合いがあります。
- アートやデザインの分野では、個人のスキルや成果物をまとめたものとして使われます。
使用シーン:
- フォーマル、ビジネス文脈でよく使われます。
- 口語でも使われますが、特に専門分野での使用が多いです。
4. 文法的な特徴と構文
構文:
He has a diverse investment portfolio.
She presented her art portfolio to the gallery.
使用シーン:
- フォーマル、カジュアル両方で使われますが、ビジネスや専門的な文脈で特に使われます。
名詞の可算・不可算:
- 可算名詞として使われます(例: two portfolios)。
5. 実例と例文
日常会話:
I need to update my portfolio with my latest projects.
Can you show me your portfolio?
His portfolio is very impressive.
ビジネス:
Our company's portfolio includes various tech products.
She manages a large investment portfolio.
We need to diversify our portfolio to reduce risk.
学術的:
The study analyzed the performance of different investment portfolios.
Students are required to submit a portfolio of their work.
The portfolio assessment method is used to evaluate students' progress.
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- collection(コレクション): 一般的な収集物。
- assortment(アソートメント): 多様なアイテムの集まり。
- array(配列): 広範囲の選択肢や範囲。
反意語:
- individual item(個別アイテム): 単一のアイテム。
比較:
collection
は一般的な収集物を指し、portfolio
は特定の目的や分野に特化した集まりを指します。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号:
- /pɔːrtˈfoʊ.li.oʊ/
アクセント位置:
port-FO-li-o
アメリカ英語とイギリス英語の違い:
- 大きな違いはありませんが、アクセントやイントネーションに若干の違いがある場合があります。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
portfolio
のスペルミスに注意(例:portpholio
,portfollio
)。portfolio
は可算名詞であるため、数える場合には冠詞や複数形を正しく使うこと。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
port
(運ぶ)とfolio
(ページ)を組み合わせて考えると、何かを運ぶためのページ集(作品集や投資の組み合わせ)と覚えるとよいです。folio
は「ページ」を意味するので、「様々なページが集まったもの」と思い出すと覚えやすいです。
意味のイメージ
意味(1)
(書類などを入れる)折りかばん,書類かばん
意味(2)
大臣の職務
意味(3)
有価証券の明細表・ポートフォリオ (金融資産の総体);