元となった辞書の項目
usage
解説
1. 基本情報と概要
usage(名詞)
意味:
- 英語: The way in which a word or phrase is used in a language, or the way in which something is used.
- 日本語: 言葉やフレーズの使用法、または物の使い方。
こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。例えば、「英語の使い方」を指して「English usage」と言ったり、ある製品の「使用法」を指して「product usage」と言ったりします。
品詞: 名詞
- 他の品詞の例:
- 形容詞: usable(使える)
- 動詞: use(使う)
CEFRレベル: B2
- B2:中上級
- このレベルでは、日常的な話題から専門的な内容まで幅広い範囲を理解し、議論することができる。
2. 語構成と詳細な意味
接頭語: なし
接尾語: -age
- 意味: 動作や状態を示す名詞を作る
語幹: use
- 意味: 使う
関連性:
- 派生語: usable(使える)、useful(役に立つ)
- 類縁語: utilize(利用する)、utilization(利用)
よく使われるコロケーション:
- proper usage(適切な使い方)
- common usage(一般的な使い方)
- correct usage(正しい使い方)
- language usage(言語の使用法)
- standard usage(標準的な使い方)
- dictionary usage(辞書の使用法)
- current usage(現在の使用法)
- frequent usage(頻繁な使用)
- practical usage(実際の使い方)
- inappropriate usage(不適切な使用)
3. 語源とニュアンス
語源:
- ラテン語の「usare(使う)」がもとになり、古フランス語の「us」から「usage」となった。
ニュアンス:
- 「usage」は一般的にはフォーマルな場面で使用されることが多いです。日常会話でも使われますが、特に専門的な文脈や学術的な文脈でよく見られます。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文:
The usage of [something]
- 例: The usage of smartphones has increased dramatically.
In common usage
- 例: This phrase is now in common usage.
使用シーン:
- フォーマルな文章、学術的な論文、ビジネス文書で使われることが多いです。
- 可算名詞・不可算名詞の区別: 基本的には不可算名詞として使われますが、特定の使用例を指す場合には可算名詞として使うこともあります。
5. 実例と例文
日常会話:
What's the correct usage of this word?
- 「この言葉の正しい使い方は何ですか?」
I'm not sure about the usage of this new app.
- 「この新しいアプリの使い方がよくわからない。」
ビジネス:
We need to analyze the usage patterns of our customers.
- 「顧客の使用パターンを分析する必要があります。」
Proper usage of company resources is essential.
- 「会社のリソースの適切な使用が重要です。」
学術的な文脈:
The study focuses on the usage of certain grammatical structures.
- 「この研究は特定の文法構造の使用に焦点を当てています。」
Language usage evolves over time.
- 「言語の使用は時間とともに進化します。」
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- application(適用)
- 例: The application of this theory is broad.
- employment(使用、雇用)
- 例: The employment of new technology has increased productivity.
反意語:
- misuse(誤用)
- 例: The misuse of this drug can be dangerous.
- neglect(無視、怠慢)
- 例: The neglect of proper safety measures can lead to accidents.
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号:
- IPA: /ˈjuːsɪdʒ/
強勢(アクセント):
- 最初の音節に強勢があります: /ˈjuː.sɪdʒ/
アメリカ英語とイギリス英語:
- 特に発音の違いはほとんどありませんが、アメリカ英語では「ʒ」をやや強調して発音することがあります。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
スペルミス:
- 「usge」と書いてしまうことがあります。
- 正しいスペリングは「usage」です。
同音異義語との混同:
- 「use(使う)」と混同しやすいので注意が必要です。
試験対策:
- TOEICや英検などでの出題例として、適切な使用法や文脈に応じた使い方が問われることがあります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
覚えやすくするためのヒント:
- 「use(使う)」と「age(動作や状態)」が合わさったものなので、使うことに関する動作や状態を意味する、と覚えると良いでしょう。
- 「usage」という単語を見た時に、「使い方」というイメージを持つと覚えやすいです。
勉強テクニック:
- 例文をたくさん読むことで、どのような文脈で使われるかを理解しやすくなります。
- フラッシュカードを使って、関連するコロケーションや例文を覚えると効果的です。
意味のイメージ
意味(1)
〈C〉〈U〉(言語の)慣用[法],語法
意味(2)
〈U〉(物の)用い方,用法