spokesperson
【名/C】代弁者,代表者,スポークスマン
1. 基本情報と概要
Spokesperson は、英語で「代弁者」や「広報担当者」を意味します。特定の組織やグループを代表して、公式なコメントを発表する役割を持つ人のことです。こういう場面で使われる、例えば会社や政府の公式発表を行う際に使われる単語です。
- 品詞:名詞 (noun)
- CEFRレベル:B2(中上級)
2. 語構成と詳細な意味
- 語幹:speak(話す)から派生しています。
- 接尾語:person(人)
Spokesperson は 「speak」から派生しており、「話す人」という意味が内包されています。また、性別に中立的な表現として「spokesman」や「spokeswoman」よりも広く使われています。
よく使われるコロケーション(共起表現):
- company spokesperson(会社の広報担当者)
- official spokesperson(公式の広報担当者)
- government spokesperson(政府の広報担当者)
- media spokesperson(メディアの広報担当者)
- spokesperson for the organization(組織の広報担当者)
- spokesperson said(広報担当者が言った)
- spokesperson announced(広報担当者が発表した)
- spokesperson confirmed(広報担当者が確認した)
- spokesperson denied(広報担当者が否定した)
- spokesperson explained(広報担当者が説明した)
3. 語源とニュアンス
語源:中英語の「spokesman」(話す人)から派生しています。歴史的には、公式声明やコメントを伝える役割を担ってきました。
ニュアンス:公式で信頼性のある情報を提供する役割を持つため、フォーマルな場面でよく使われます。カジュアルな会話ではあまり使われません。
4. 文法的な特徴と構文
名詞:可算名詞 (countable noun)
例:a spokesperson, several spokespersons
一般的な構文やイディオム:
- The spokesperson for the company issued a statement.
- As the spokesperson, she addressed the media.
- The spokesperson declined to comment.
使用シーン:フォーマルな文脈で使用されます。
5. 実例と例文
日常会話:
- The spokesperson said the event will be postponed.
- 広報担当者はイベントが延期されると言いました。
- She works as a spokesperson for an NGO.
- 彼女はNGOの広報担当者として働いています。
- The spokesperson clarified the situation.
- 広報担当者が状況を説明しました。
ビジネス:
- The company's spokesperson announced the new policy.
- 会社の広報担当者が新しい政策を発表しました。
- The spokesperson for the organization will hold a press conference.
- 組織の広報担当者が記者会見を開きます。
- The spokesperson confirmed the merger.
- 広報担当者が合併を確認しました。
学術的な文脈:
- The university's spokesperson addressed the controversy.
- 大学の広報担当者が論争に対してコメントしました。
- A spokesperson for the research team presented their findings.
- 研究チームの広報担当者が彼らの発見を発表しました。
- The spokesperson provided an official statement on the matter.
- 広報担当者がその問題について公式声明を出しました。
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
Representative(代表者)
- 幅広く使われ、特定の組織やグループを代表する人。
- 例:He is the representative of our team. (彼は私たちのチームの代表です。)
Spokesman(男性の代弁者)
- 性別を限定した表現。
- 例:The spokesman for the company spoke confidently. (会社の男性広報担当者は自信を持って話しました。)
Spokeswoman(女性の代弁者)
- 性別を限定した表現。
- 例:The spokeswoman announced the new initiative. (女性広報担当者は新しい取り組みを発表しました。)
反意語:
- Audience(聴衆)
- 情報を受け取る側の人々。
- 例:The audience listened carefully to the spokesperson. (聴衆は広報担当者の話を注意深く聞きました。)
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号:/ˈspoʊksˌpɜrsən/
アクセント:最初の音節「spoke」に強勢があります。
アメリカ英語とイギリス英語での発音の違い:ほぼ同じですが、微妙な音の違いがあることがあります。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス:spokeperson と間違えることがある。
- 同音異義語:spokesperson と spokesman / spokeswoman の混同。
- 試験対策:TOEICや英検などの試験では、ビジネスや公式発表に関する文脈でよく出題される。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「Spokesperson」は「speak」と「person」が組み合わさった単語で、「話す人」という意味が直感的にわかりやすいです。自分が何かの代表として話している様子をイメージすると覚えやすいでしょう。
勉強テクニック:
- ニュースやプレスリリースを読む際に「spokesperson」がどのように使われているかに注目する。
- 自分が会社やグループの広報担当者として発言するシーンを想像してみる。
代弁者,代表者,スポークスマン
(同義:spokesman)