元となった辞書の項目
charitable
【形】《...に対して》 慈悲深い 《to ...》 / 慈善の / 寛大な
解説
1. 基本情報と概要
charitable は形容詞で、「慈善の、寛大な」という意味です。英語では「relating to or characterized by charity; generous in giving to others in need」という意味になります。これは、他人に対して親切で援助を惜しまないというニュアンスを持つ単語です。
CEFRレベル:B2(中上級)
この単語は中上級者向けで、幅広い文脈で使われるため、理解しておくと便利です。
2. 語構成と詳細な意味
charitable は以下のように構成されています:
- 語幹: charity(慈善)
- 接尾語: -able(〜できる)
派生語:
- charity(名詞):慈善
- charitably(副詞):慈善的に
よく使われるコロケーション(共起表現):
- charitable organization(慈善団体)
- charitable donation(慈善寄付)
- charitable foundation(慈善基金)
- charitable work(慈善活動)
- charitable event(慈善行事)
- charitable trust(慈善信託)
- charitable giving(慈善的な寄付)
- charitable cause(慈善活動の目的)
- charitable institution(慈善施設)
- charitable contribution(慈善寄付)
3. 語源とニュアンス
charitable の語源はラテン語の「caritas」(愛、慈善)に由来し、古フランス語を経由して英語に入ってきました。歴史的に、宗教団体や個人が貧しい人々や困っている人々を助けるために使われてきました。
この単語はフォーマルな場面でもカジュアルな場面でも使うことができますが、特に慈善活動や援助に関連する文脈でよく見られます。
4. 文法的な特徴と構文
- 形容詞:主に名詞の前に置かれます。
- 可算・不可算:名詞の修飾に使われるため、可算・不可算の区別はありません。
一般的な構文:
- She is a charitable person.
- He made a charitable donation to the organization.
- They are involved in charitable work.
5. 実例と例文
日常会話:
She's very **charitable**; she always helps those in need.
I made a **charitable** donation to the local shelter.
The **charitable** event raised a lot of money for the cause.
ビジネス:
Our company has a **charitable** foundation that supports education.
We encourage **charitable** giving among our employees.
The **charitable** contributions from our partners have been significant.
学術的:
The study examined the impact of **charitable** donations on social welfare.
There is a growing interest in the role of **charitable** organizations in disaster relief.
The history of **charitable** activities dates back to ancient civilizations.
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- benevolent(慈悲深い):こちらも他人に対して親切であることを表しますが、より広い意味で使われることが多いです。
- kind(親切な):一般的な親切心を表し、日常会話でよく使われます。
- generous(寛大な):特に物やお金を与える行為に対して使われます。
反意語:
- selfish(利己的な):自分自身の利益だけを考えること。
- greedy(貪欲な):もっと多く持ちたいという強欲な態度。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号:/ˈtʃærɪtəbl/
アクセントは最初の音節に置かれます。
- アメリカ英語とイギリス英語の発音はほぼ同じですが、イギリス英語の方が「r」をあまり強調しません。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- charity(名詞)と charitable(形容詞)を混同しないようにしましょう。
- スペルミス:特に「charitable」の中間部分を間違えやすいです。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「チャリティ(charity)」という日本語でも使われる言葉から連想すると覚えやすいです。
- 「able」が付くことで「慈善の心を持つことができる」とイメージすると良いでしょう。
以上、charitable についての詳細な解説でした。ぜひ参考にしてみてください。
意味のイメージ
意味(1)
慈悲深い,情け深い;(…に対して)慈悲深い《+to+名》
意味(2)
慈善の,慈善のための
意味(3)
寛大な,寛容な