最終更新日:2024/06/10
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元となった辞書の項目

cognitive

【形】認知の

年齢とともに認知能力は低下する。

解説

1. 基本情報と概要

「cognitive」(コグニティブ)

意味:


  • 英語: relating to the mental processes of perception, memory, judgment, and reasoning.

  • 日本語: 認知の、認識の、知覚や記憶、判断、推論などの精神過程に関する。

こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です:主に心理学や神経科学の分野で使われ、脳や心の働きに関する話題でよく登場します。

品詞:


  • 形容詞 (adjective)

CEFRレベル:


  • B2(中上級)

2. 語構成と詳細な意味

語構成:


  • 語幹:cognit-(知覚、認知)

  • 接尾語:-ive(形容詞を作る)

派生語・類縁語:


  • cognition(認知、認識)

  • recognize(認識する)

  • incognito(匿名の、知られていない)

コロケーション:


  1. cognitive development(認知発達)

  2. cognitive function(認知機能)

  3. cognitive science(認知科学)

  4. cognitive ability(認知能力)

  5. cognitive therapy(認知療法)

  6. cognitive load(認知負荷)

  7. cognitive impairment(認知障害)

  8. cognitive processes(認知過程)

  9. cognitive psychology(認知心理学)

  10. cognitive bias(認知の偏り)

3. 語源とニュアンス

語源:

ラテン語の「cognoscere」(知る、認識する)から派生しています。歴史的には、知覚や理解、学習に関することを指すために使われてきました。

ニュアンス:

「cognitive」は主に学術的な文脈で使われることが多く、フォーマルな印象を持つ言葉です。日常会話ではあまり使われませんが、教育や心理学、医療の分野では重要な概念です。

4. 文法的な特徴と構文

一般的な構文やイディオム:


  • cognitive development in children(子供の認知発達)

  • impairments in cognitive function(認知機能の障害)

  • advances in cognitive science(認知科学の進展)

使用シーン:

フォーマルな場面で使われることが多く、学術論文や専門的な話題でよく見られます。

5. 実例と例文

日常会話:


  1. Her cognitive abilities are remarkable for her age.
    (彼女の認知能力は年齢にしては驚くべきものです。)


  2. Cognitive skills are crucial for problem-solving.
    (問題解決には認知スキルが重要です。)


  3. He underwent cognitive therapy to help with his anxiety.
    (彼は不安を軽減するために認知療法を受けました。)


ビジネス:


  1. We need to consider the cognitive load when designing the user interface.
    (ユーザーインターフェースを設計する際には認知負荷を考慮する必要があります。)


  2. Cognitive biases can affect decision-making processes.
    (認知の偏りが意思決定プロセスに影響を与えることがあります。)


  3. Our training program focuses on enhancing cognitive skills.
    (我々の研修プログラムは認知スキルの向上に焦点を当てています。)


学術的な文脈:


  1. Recent studies in cognitive neuroscience have shed light on brain function.
    (最近の認知神経科学の研究は脳の機能に光を当てています。)


  2. Cognitive development in early childhood is essential for later academic success.
    (幼少期の認知発達は後の学業成功に不可欠です。)


  3. The cognitive theory explains how we process information.
    (認知理論は私たちが情報をどのように処理するかを説明します。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語:


  • mental(精神の)

  • intellectual(知的な)

  • thought-related(思考に関する)

反意語:


  • physical(身体の)

  • emotional(感情の)

違いの具体例:


  • mental は一般的に「精神の」または「心の」という広い意味で使われますが、cognitive は特に知覚、認知、思考に関することを指します。

  • intellectual は「知的な」活動や能力に関連しますが、cognitive は具体的に認知プロセスを指します。

7. 発音とアクセントの特徴

発音記号:


  • イギリス英語: /ˈkɒɡ.nɪ.tɪv/

  • アメリカ英語: /ˈkɑːɡ.nə.tɪv/

アクセントの位置:

最初の音節「cog」にアクセントがあります。

発音の違い:

イギリス英語では「ɒ」の音が使われるのに対し、アメリカ英語では「ɑː」の音が使われます。

8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミスcognative と間違えやすいので注意。

  • 同音異義語: 特にありませんが、「cognition」と混同しないようにしましょう。

  • 試験対策: TOEICや英検などの試験で、特にビジネスや学術的な文脈で出題されることがあります。

9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「cognitive」は「コグニティブ」と発音し、日本語でも「認知」や「コグニティブ」として使われることがあります。これを関連付けて覚えると良いでしょう。

  • 語幹「cognit-」は「知る」という意味が含まれているので、「知識」や「認知」に関連する語として覚えましょう。

以上の情報を参考にして、「cognitive」をしっかりと理解し、適切に使えるように学習を進めてください。

意味のイメージ
cognitive
意味(1)

認識の(に関する,を要する)

ビジネス英単語(BSL) / 和訳 / 4択問題

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