最終更新日:2024/06/13
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元となった辞書の項目

make up

動詞

を形成する,を作り上げる, を占める / (デタラメを) でっちあげる / 《..を》決心する《 one's mind about ... / to do / that ...》 / 《...の》埋め合わせをする《for ...》 / 《...と》仲直りをする《with ...》

彼らは昨日大喧嘩したけれど、今朝仲直りした。

解説

1. 基本情報と概要

make up(動詞)


  • 英語: make up

  • 日本語: 作り上げる、構成する、化粧をする、和解するなど

「make up」は非常に多義的な動詞で、文脈によって様々な意味を持ちます。例えば、何かを作り上げる、物語を創作する、成り立たせる、化粧をする、喧嘩や争いごとを解消する(和解する)など、幅広い使い方ができます。

品詞: 動詞(句動詞)

CEFRレベル: B1(中級)

2. 語構成と詳細な意味


  • 接頭語: なし

  • 語幹: make(作る)

  • 接尾語: up(上に)

派生語や類縁語:


  • make(作る):動詞

  • makeup(化粧、構成要素):名詞

よく使われるコロケーション:


  1. make up a story(話を作り上げる)

  2. make up an excuse(言い訳を作る)

  3. make up for lost time(遅れを取り戻す)

  4. make up one's mind(決心する)

  5. make up a bed(ベッドを整える)

  6. make up a team(チームを構成する)

  7. make up with someone(誰かと和解する)

  8. make up a majority(大多数を占める)

  9. make up a deficit(赤字を埋める)

  10. make up a plan(計画を立てる)

3. 語源とニュアンス

語源: 「make」は古英語の「macian」に由来し、「up」は古英語の「up, upp」に由来します。

ニュアンス: 「make up」は多義的で、文脈によって意味が変わります。例えば、創作や構成に関連する場合と、和解や補償に関連する場合があります。カジュアルな会話からフォーマルな文章まで、幅広い場面で使われます。

4. 文法的な特徴と構文

一般的な構文:


  • make up [名詞](何かを作り上げる)

  • make up for [名詞](何かを埋め合わせる)

  • make up [with 人](誰かと和解する)

使用シーン: フォーマル/カジュアルの両方で使用可能

文法上のポイント:


  • 「make up」は他動詞として使われることが多いですが、前置詞と組み合わせることで自動詞としても使われます。

5. 実例と例文

日常会話:


  1. She decided to make up a story to entertain the children.


    • 彼女は子供たちを楽しませるために話を作り上げることにした。


  2. I need to make up for the time I lost yesterday.


    • 昨日失った時間を取り戻さなければならない。


  3. They finally made up after their argument.


    • 彼らはついに喧嘩の後に仲直りした。


ビジネス:


  1. We need to make up a new marketing plan.


    • 新しいマーケティング計画を立てる必要がある。


  2. The team is made up of experts from various fields.


    • チームは様々な分野の専門家で構成されている。


  3. He made up an excuse for being late.


    • 彼は遅刻の言い訳を作った。


学術的:


  1. The committee is made up of professionals in the field.


    • 委員会はその分野の専門家で構成されている。


  2. This theory is made up of several key principles.


    • この理論は幾つかの重要な原則で成り立っている。


  3. Researchers made up a new hypothesis based on the data.


    • 研究者たちはデータに基づいて新しい仮説を作成した。


6. 類義語・反意語と比較

類義語:


  • create(創造する):「make up」と同様に何かを作り出す意味だが、より一般的な創造行為に使われる。

  • invent(発明する):新しいものを考案する意味で使われる。

  • assemble(組み立てる):部品などを集めて組み立てる行為。

反意語:


  • destroy(破壊する):作り上げることの反対。

  • break down(分解する):構成することの反対。

7. 発音とアクセントの特徴

発音記号: /meɪk ʌp/

アクセント: 「make」に強勢があります。

アメリカ英語とイギリス英語の違い: 大きな違いはありませんが、地域によって若干の発音の違いがあるかもしれません。

8. 学習上の注意点・よくある間違い

スペルミス: 「makeup」(名詞)と「make up」(動詞)の違いに注意。

同音異義語: 「makeup」(化粧)と混同しないように注意が必要です。

試験対策: TOEICや英検などで、文脈に応じた適切な意味を選ぶ問題が出題されることがあります。

9. 記憶に残るヒントやイメージ

「make up」は「make」と「up」の組み合わせで、「何かを作り上げる」イメージを持つと覚えやすいです。また、「up」は「上に」「完全に」の意味もあるため、「完全に作り上げる」というニュアンスを持つことが多いです。

記憶のヒント: 「make up」は「make」(作る)と「up」(上に)の組み合わせで、「作り上げる」と関連付けて覚えると良いでしょう。

以上が動詞「make up」の詳細な解説です。

意味のイメージ
make up
意味(1)

を形成する,を占める

意味(2)

to do

意味(3)

《..を》決心する《 one's mind about ...

意味(4)

that ...》

意味(5)

《...の》埋め合わせをする《for ...》

意味(6)

《...と》仲直りをする《with ...》

私と仲直りしてくれませんか。

意味を覚えるための辞書問題

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