make up
を形成する,を作り上げる, を占める / (デタラメを) でっちあげる / 《..を》決心する《 one's mind about ... / to do / that ...》 / 《...の》埋め合わせをする《for ...》 / 《...と》仲直りをする《with ...》
1. 基本情報と概要
make up(動詞)
- 英語: make up
- 日本語: 作り上げる、構成する、化粧をする、和解するなど
「make up」は非常に多義的な動詞で、文脈によって様々な意味を持ちます。例えば、何かを作り上げる、物語を創作する、成り立たせる、化粧をする、喧嘩や争いごとを解消する(和解する)など、幅広い使い方ができます。
品詞: 動詞(句動詞)
CEFRレベル: B1(中級)
2. 語構成と詳細な意味
- 接頭語: なし
- 語幹: make(作る)
- 接尾語: up(上に)
派生語や類縁語:
- make(作る):動詞
- makeup(化粧、構成要素):名詞
よく使われるコロケーション:
- make up a story(話を作り上げる)
- make up an excuse(言い訳を作る)
- make up for lost time(遅れを取り戻す)
- make up one's mind(決心する)
- make up a bed(ベッドを整える)
- make up a team(チームを構成する)
- make up with someone(誰かと和解する)
- make up a majority(大多数を占める)
- make up a deficit(赤字を埋める)
- make up a plan(計画を立てる)
3. 語源とニュアンス
語源: 「make」は古英語の「macian」に由来し、「up」は古英語の「up, upp」に由来します。
ニュアンス: 「make up」は多義的で、文脈によって意味が変わります。例えば、創作や構成に関連する場合と、和解や補償に関連する場合があります。カジュアルな会話からフォーマルな文章まで、幅広い場面で使われます。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文:
- make up [名詞](何かを作り上げる)
- make up for [名詞](何かを埋め合わせる)
- make up [with 人](誰かと和解する)
使用シーン: フォーマル/カジュアルの両方で使用可能
文法上のポイント:
- 「make up」は他動詞として使われることが多いですが、前置詞と組み合わせることで自動詞としても使われます。
5. 実例と例文
日常会話:
- She decided to make up a story to entertain the children.
- 彼女は子供たちを楽しませるために話を作り上げることにした。
- I need to make up for the time I lost yesterday.
- 昨日失った時間を取り戻さなければならない。
- They finally made up after their argument.
- 彼らはついに喧嘩の後に仲直りした。
ビジネス:
- We need to make up a new marketing plan.
- 新しいマーケティング計画を立てる必要がある。
- The team is made up of experts from various fields.
- チームは様々な分野の専門家で構成されている。
- He made up an excuse for being late.
- 彼は遅刻の言い訳を作った。
学術的:
- The committee is made up of professionals in the field.
- 委員会はその分野の専門家で構成されている。
- This theory is made up of several key principles.
- この理論は幾つかの重要な原則で成り立っている。
- Researchers made up a new hypothesis based on the data.
- 研究者たちはデータに基づいて新しい仮説を作成した。
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- create(創造する):「make up」と同様に何かを作り出す意味だが、より一般的な創造行為に使われる。
- invent(発明する):新しいものを考案する意味で使われる。
- assemble(組み立てる):部品などを集めて組み立てる行為。
反意語:
- destroy(破壊する):作り上げることの反対。
- break down(分解する):構成することの反対。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号: /meɪk ʌp/
アクセント: 「make」に強勢があります。
アメリカ英語とイギリス英語の違い: 大きな違いはありませんが、地域によって若干の発音の違いがあるかもしれません。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
スペルミス: 「makeup」(名詞)と「make up」(動詞)の違いに注意。
同音異義語: 「makeup」(化粧)と混同しないように注意が必要です。
試験対策: TOEICや英検などで、文脈に応じた適切な意味を選ぶ問題が出題されることがあります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「make up」は「make」と「up」の組み合わせで、「何かを作り上げる」イメージを持つと覚えやすいです。また、「up」は「上に」「完全に」の意味もあるため、「完全に作り上げる」というニュアンスを持つことが多いです。
記憶のヒント: 「make up」は「make」(作る)と「up」(上に)の組み合わせで、「作り上げる」と関連付けて覚えると良いでしょう。
以上が動詞「make up」の詳細な解説です。
を形成する,を占める
to do
《..を》決心する《 one's mind about ...
that ...》
《...の》埋め合わせをする《for ...》
《...と》仲直りをする《with ...》