元となった辞書の項目
at times
ときどき, 時には
解説
1. 基本情報と概要
at times は、英語で「時々」や「たまに」という意味です。特定の頻度で何かが起こることを示す表現です。こういう場面で使われる、頻度や回数が多くないことを示すニュアンスの単語です。
- 品詞: 副詞句
- CEFRレベル: A2(初級)
2. 語構成と詳細な意味
at times は、以下のように構成されています:
- at (前置詞): 場所や時間を示す
- times (名詞): 時間や回数を示す
関連する表現やコロケーション:
- At times, I feel lonely.(時々、寂しく感じる)
- She can be quite stubborn at times.(彼女は時々かなり頑固だ)
- He visits his grandparents at times.(彼は時々祖父母を訪れる)
- The weather can be unpredictable at times.(天気は時々予測できないことがある)
- At times, the work can be overwhelming.(時々、仕事が圧倒的に感じることがある)
- At times, I wonder if I made the right choice.(時々、自分が正しい選択をしたかどうか疑問に思う)
- Life can be tough at times.(人生は時々厳しいことがある)
- She seems distant at times.(彼女は時々遠く感じる)
- At times, I miss my hometown.(時々、故郷が恋しい)
- At times, he is very considerate.(彼は時々とても思いやりがある)
3. 語源とニュアンス
at times の語源は古英語の「æt tīman」(時間において)から来ています。歴史的に、あまり頻繁ではないが繰り返し発生する出来事を表すために使われてきました。使用時の注意点としては、頻度が低いことを示すため、しばしば「時折」という意味合いを持ちます。
この表現は、カジュアルな口語でもフォーマルな文章でも使われます。
4. 文法的な特徴と構文
at times は副詞句として、文中のどこにでも置くことができますが、通常は文の初めや終わりに置かれることが多いです。
- 例文構文:
- At times, it can be difficult to find motivation.
- It can be difficult to find motivation at times.
5. 実例と例文
日常会話:
- At times, I struggle to get out of bed.
- 時々、ベッドから出るのが大変だ。
- She feels sad at times, but she always tries to stay positive.
- 彼女は時々悲しくなるが、いつも前向きでいようとする。
- He can be very funny at times.
- 彼は時々とても面白いことがある。
ビジネス:
- At times, the workload can be overwhelming.
- 時々、仕事量が圧倒的に感じることがある。
- The project deadlines can be tight at times.
- 時々、プロジェクトの締め切りが厳しいことがある。
- At times, we need to reassess our strategies.
- 時々、戦略を再評価する必要がある。
学術的な文脈:
- At times, researchers face significant challenges in their work.
- 時々、研究者は仕事で重大な課題に直面することがある。
- The data can be inconsistent at times.
- 時々、データが一貫しないことがある。
- At times, theories need to be revised based on new findings.
- 時々、新しい発見に基づいて理論を修正する必要がある。
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- Sometimes(時々)
- 意味・ニュアンスはほぼ同じですが、sometimes は「ある時」や「時折」を示す際に使われます。
- Occasionally(たまに)
- 時々よりも頻度が低いことを示します。
- From time to time(時折)
- 「時々」と同じように使われますが、ややフォーマルな印象があります。
反意語:
- Always(常に)
- 「いつも」という意味で、at times の反対の頻度を示します。
- Never(決して)
- 「決して〜ない」という意味で、at times の反対の状況を示します。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号: /æt taɪmz/
- 強勢は特に「times」に置かれます。
- アメリカ英語とイギリス英語での発音の違いはほぼありません。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: 「at time」と書いてしまうことがあるが、「s」を忘れないようにしましょう。
- 同音異義語: 「at time」と「on time」を混同しないように注意。前者は「時々」、後者は「時間通りに」という意味です。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「at times」を覚える方法:
- 「at times」は「時々」なので、何かが起こる頻度が少ない時を想像してみてください。例えば、特定の時間にしか咲かない花をイメージすると覚えやすいでしょう。
このように、多用される表現ですので、文中での位置や使い方を意識して学習すると、より自然に使えるようになるでしょう。
意味のイメージ
意味(1)
ときどき, 時には