subsidiary

1. 基本情報と概要

subsidiary（サブシディアリー）

英語の意味: A company that is controlled by another company.
日本語の意味: 子会社、補助的なもの

「子会社」として使われる場合は、ある会社が他の会社に完全にまたは部分的に所有されている会社を指します。「補助的なもの」として使われる場合は、主なものをサポートするために設けられたものを指します。こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。

• 品詞: 名詞、形容詞


• CEFRレベル: B2（中上級）

2. 語構成と詳細な意味

• 接頭語: sub-（下位の）


• 語幹: sid（座る）


• 接尾語: -iary（形容詞や名詞を作るための接尾語）

派生語:

• subsidiarity: 補助性、補完性

コロケーション:

1. wholly-owned subsidiary（完全子会社）


2. subsidiary company（子会社）


3. parent company（親会社）


4. subsidiary role（補助的役割）


5. financial subsidiary（金融子会社）


6. operating subsidiary（運営子会社）


7. foreign subsidiary（外国子会社）


8. establish a subsidiary（子会社を設立する）


9. subsidiary agreement（補助的契約）


10. subsidiary rights（補助的権利）

3. 語源とニュアンス

語源: ラテン語の「subsidiarius」から派生し、「助けるためにあるもの」という意味を持ちます。歴史的には、補助的な役割を果たすものとして使われてきました。

この単語はフォーマルなビジネス文脈でよく使われます。カジュアルな場面ではあまり使われません。

4. 文法的な特徴と構文

名詞:

• 可算名詞です。「a subsidiary」「subsidiaries」

形容詞:

• 「subsidiary role」のように、補助的な役割を指す際に使われます。

一般的な構文:

• Company A is a subsidiary of Company B.


• They established a new subsidiary.

5. 実例と例文

日常会話:

1. Our company has a subsidiary in Japan.


2. The subsidiary provides additional support.

ビジネス:

1. We are planning to acquire a subsidiary to expand our market reach.


2. The subsidiary will handle all international sales.

学術的:

1. The study focused on the financial performance of subsidiaries in emerging markets.


2. Subsidiaries often operate semi-independently from their parent companies.

6. 類義語・反意語と比較

類義語:

• affiliate（関連会社）


• branch（支店）


• division（部門）

反意語:

• parent company（親会社）


• main entity（主要な存在）

比較:

• affiliate: 親会社に完全に所有されていないが、関連がある会社。


• branch: 同じ会社の異なる地理的な場所にある営業所。

7. 発音とアクセントの特徴

発音記号: /səbˈsɪdiəri/

アクセント: 第二音節にアクセントがあります。

アメリカ英語とイギリス英語の違い: 発音に大きな違いはありませんが、アクセントの位置に注意してください。

8. 学習上の注意点・よくある間違い

• スペルミス: subsidiary の s が二重になることに注意。


• 同音異義語との混同: subsidy（補助金）と混同しないように注意。

試験対策:

• TOEICや英検などのビジネス関連の問題で頻出です。

9. 記憶に残るヒントやイメージ

ヒント:

• Sub（下位） + sid（座る）＝ 親会社の下に座る会社（子会社）


• 親会社の下でサポートする役割をイメージすると覚えやすいです。

勉強テクニック:

• ビジネスニュースや記事を読み、実際の文脈での使用例を確認することで、単語の使い方を身につけましょう。