theft
1. 基本情報と概要
Theft(名詞)
- 英語: Theft
- 日本語: 窃盗、盗み
「theft」とは、他人の所有物を無断で取る行為、つまり「盗み」を意味します。犯罪行為として法的に扱われることが多い言葉です。こういう場面で使われる、比較的フォーマルなニュアンスの単語です。
CEFRレベル: B2(中上級)
2. 語構成と詳細な意味
- 語幹:
theft
は単独で成り立つ単語で、特に接頭語や接尾語を含まない。
関連語:
- Thief(名詞): 泥棒、盗人
- Steal(動詞): 盗む
よく使われるコロケーション:
- Petty theft - 軽微な窃盗
- Grand theft - 大規模な窃盗
- Identity theft - 身元盗用
- Theft prevention - 窃盗防止
- Theft charge - 窃盗罪の告発
- Theft deterrent - 窃盗抑止装置
- Theft victim - 窃盗の被害者
- Car theft - 車の窃盗
- Retail theft - 小売店での窃盗
- Credit card theft - クレジットカード窃盗
3. 語源とニュアンス
語源:
古英語の þēof
(thief)から派生しており、ゲルマン語派の古いルーツに由来します。この単語は古くから使われており、法的な文脈で特に使用されます。
ニュアンス:
「theft」は犯罪行為を指すため、非常にネガティブな響きがあります。フォーマルな文脈で使われることが多く、日常会話では「steal」や「rob」などの動詞が使われることが多いです。
4. 文法的な特徴と構文
構文例:
- Theft of + 名詞: The theft of the priceless painting shocked the art world.
- Be charged with theft: He was charged with theft after the investigation.
使用シーン:
主にフォーマルな文書や報道、法的な文脈で使用されます。
5. 実例と例文
日常会話:
My bike was stolen last night. It’s such a clear case of theft.
Theft is a big problem in this neighborhood.
ビジネス:
The company installed new security cameras to prevent theft.
Employee theft has decreased significantly after the new policies were implemented.
学術的な文脈:
The study examines the social and economic impacts of identity theft.
Theft deterrent systems are crucial in reducing property crime rates.
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- Larceny(窃盗): 法的な用語で、theftとほぼ同義。
- Burglary(住居侵入窃盗): 住居に侵入して物を盗む行為。
- Robbery(強盗): 暴力や脅迫を伴う盗み。
反意語:
- Donation(寄付): 自発的に物を与える行為。
- Gift(贈り物): 贈り物として与える物。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号: /θɛft/
アクセント: 第一音節に強勢があります。
発音の違い: アメリカ英語とイギリス英語で大きな差はありませんが、/θ/の音が難しいことがあります。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
スペルミス: thieft
やtheaft
などと間違えやすいです。
同音異義語: 特にありませんが、動詞のsteal
やrob
と混同しないように注意が必要です。
試験対策: TOEICや英検などで、法律やビジネスの文脈で出題されることがあります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「theft」は「thief」と関連が深いので、「thiefが行う行為がtheft」と覚えると良いでしょう。また、「theft」のt
は「取る(take)」のt
と関連付けると覚えやすいかもしれません。
以上が名詞「theft」についての詳細な解説です。
盗み;窃盗罪
盗むこと