最終更新日:2024/06/17
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元となった辞書の項目

thorough

形容詞

完全な,完ぺきな / (仕事などが)徹底的な

彼はその問題について徹底的な調査を行った。

解説

1. 基本情報と概要

Thorough(サラ)は形容詞で、意味は「徹底的な、完全な」です。物事を細部まできちんと行う、注意深く行うというニュアンスがあります。例えば、「thorough investigation」は「徹底的な調査」という意味になります。


  • 品詞: 形容詞

CEFRレベル: B2(中上級)


  • B2レベルは、やや高度な英語力が必要な中上級レベルで、日常会話や仕事での使用にも適しています。

2. 語構成と詳細な意味

Thoroughは、接頭語や接尾語がない単語ですが、語幹の「thor」が「完全に、徹底的に」という意味を持っています。

関連語・派生語:


  • Thoroughly (副詞): 徹底的に

  • Thoroughness (名詞): 徹底、完全

よく使われるコロケーション:


  1. Thorough examination(徹底的な検査)

  2. Thorough understanding(完全な理解)

  3. Thorough review(徹底的な見直し)

  4. Thorough cleaning(徹底的な掃除)

  5. Thorough check(徹底的なチェック)

  6. Thorough preparation(徹底的な準備)

  7. Thorough analysis(徹底的な分析)

  8. Thorough approach(徹底的なアプローチ)

  9. Thorough investigation(徹底的な調査)

  10. Thorough knowledge(徹底的な知識)

3. 語源とニュアンス

語源:


  • Thoroughは中英語の「thurgh」や古英語の「thurh」に由来し、これらは「through」(通り抜けて)に関連しています。徹底的に何かを行うという意味が強調されています。

ニュアンス:


  • Thoroughは細部にわたって注意を払う、物事を完璧に行うという意味を持ちます。フォーマルな文脈でもカジュアルな文脈でも使用できますが、ビジネスや学術的な場面で特によく使われます。

4. 文法的な特徴と構文

一般的な構文:


  • 主に名詞を修飾する形容詞として使われます。例えば、「a thorough inspection」(徹底的な検査)など。

フォーマル/カジュアルな使用シーン:


  • ビジネスメールや報告書、学術論文などフォーマルな場面での使用が一般的ですが、カジュアルな日常会話でも使われます。

5. 実例と例文

日常会話:


  1. She gave the house a thorough cleaning.(彼女は家を徹底的に掃除しました。)

  2. You should have a thorough understanding of the topic.(そのテーマについて完全な理解が必要です。)

  3. He did a thorough job on the project.(彼はそのプロジェクトを徹底的にやり遂げました。)

ビジネス:


  1. We need a thorough analysis of the market trends.(市場動向の徹底的な分析が必要です。)

  2. Please conduct a thorough review of the contract.(契約書を徹底的に見直してください。)

  3. A thorough investigation will be conducted.(徹底的な調査が行われます。)

学術的:


  1. The study offers a thorough examination of the subject.(この研究はそのテーマについて徹底的な検討を提供しています。)

  2. A thorough review of the literature is crucial.(文献の徹底的なレビューが重要です。)

  3. The research requires a thorough methodology.(その研究には徹底的な方法論が必要です。)

6. 類義語・反意語と比較

類義語:


  • Comprehensive(包括的な)


    • より広範囲にわたることを示す。例: a comprehensive study(包括的な研究)


  • Detailed(詳細な)


    • 細部まで詳しく述べることを示す。例: a detailed report(詳細な報告書)


反意語:


  • Superficial(表面的な)


    • 深く掘り下げずに表面だけ見ることを示す。例: a superficial inspection(表面的な検査)


7. 発音とアクセントの特徴

発音記号: /ˈθʌr.ə/ または /ˈθɜr.oʊ/(アメリカ英語)


  • アメリカ英語とイギリス英語での発音の違いがあります。アメリカ英語では「サロウ」に近い発音になりますが、イギリス英語では「サラ」に近い発音です。

強勢(アクセント):


  • 強勢は最初の音節にあります。

8. 学習上の注意点・よくある間違い

スペルミス:


  • 「thorough」のスペルが難しいため、through(スルー)やthough(ゾウ)と混同しやすいです。

試験対策:


  • TOEICや英検などの試験では、ビジネス文脈での使用が頻出です。「徹底的な」という意味をしっかり押さえておきましょう。

9. 記憶に残るヒントやイメージ

「Thorough」は「through」(通り抜けて)と関連があるため、物事を最後まで徹底的に通り抜けるというイメージを持つと覚えやすいです。また、「完全に、徹底的に」という意味から、何かを完全にやり遂げる絵を思い浮かべると良いでしょう。

例: 「thorough investigation」を「徹底的に調査する」というイメージで、捜査官が細部まで調べる様子を思い浮かべると覚えやすいです。

意味のイメージ
thorough
意味(1)

徹底的政策

彼女は自分の仕事を完全に理解している。

意味(2)

全くの,根っからの

意味(3)

(仕事などが)徹底的な,手落ちのない

その仮説は徹底的な実験に基づいている。

意味(4)

完全な,完ぺきな

ビジネス英単語(BSL) / 和訳 / 4択問題

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