uncertain
1. 基本情報と概要
uncertain(アンサートゥン)は「不確かな、確信のない、不確定な」という意味の形容詞です。何かが明確でなく、確信を持てない状態を表します。例えば、天気や未来の出来事が不確かな場合に使われます。
- 英語: uncertain
- 日本語: 不確かな、確信のない、不確定な
- 品詞: 形容詞
CEFRレベル: B2(中上級)
- B2レベルは中上級者向けで、ある程度英語に慣れてきた学習者が理解できる単語です。
2. 語構成と詳細な意味
uncertainは以下のように構成されています:
- 接頭語: un-(否定を表す)
- 語幹: certain(確かな)
関連語:
- certain(確かな)
- certainty(確実性)
- uncertainty(不確実性)
よく使われるコロケーション:
- uncertain future(不確かな未来)
- uncertain outcome(不確かな結果)
- uncertain weather(不確かな天気)
- feel uncertain(不確かに感じる)
- remain uncertain(不確かなままである)
- uncertain about(〜について不確か)
- uncertain situation(不確かな状況)
- uncertain period(不確かな期間)
- uncertain times(不確かな時代)
- uncertain answer(不確かな答え)
3. 語源とニュアンス
uncertainはラテン語の「certus」(確かな)と否定の接頭語「un-」から来ています。歴史的には、何かが明確でない状況や、確信が持てない状態を表すために使われてきました。
この単語は、特に曖昧さや不確実性を強調する際に使われます。感情的には、不安や疑念を含む場合があります。
4. 文法的な特徴と構文
uncertainは形容詞として使われ、以下のような構文で使われます:
- 主語 + be動詞 + uncertain: She is uncertain about the decision.
- 名詞の前に置く: He faced an uncertain future.
この単語はフォーマルでもカジュアルでも使われますが、ビジネスや学術的な文脈でも頻繁に使われます。
5. 実例と例文
日常会話:
- I'm uncertain about what to do next.(次に何をすべきか不確かです。)
- The weather is so uncertain these days.(最近の天気はとても不確かです。)
- She felt uncertain about her new job.(彼女は新しい仕事について不安を感じていました。)
ビジネス:
- The market remains uncertain.(市場は依然として不確かです。)
- We are uncertain about the project's timeline.(プロジェクトのタイムラインについて不確かです。)
- The future of the company is uncertain.(会社の未来は不確かです。)
学術的:
- The results of the experiment are uncertain.(実験の結果は不確かです。)
- This theory is still uncertain and requires further research.(この理論はまだ不確かで、さらなる研究が必要です。)
- The data is too uncertain to draw a conclusion.(データが不確かすぎて結論を出すことができません。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- doubtful(疑わしい)
- unsure(確信がない)
- ambiguous(曖昧な)
- indefinite(不確定な)
反意語:
- certain(確かな)
- sure(確信している)
- definite(明確な)
- clear(明瞭な)
例:
- He is uncertain about the plan.(彼はその計画について不確かです。)
- He is certain about the plan.(彼はその計画について確信しています。)
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号: /ʌnˈsɜːrtn/
- アクセント: 第2音節「-cer-」に強勢があります。
アメリカ英語とイギリス英語の発音の違い:
- アメリカ英語: /ʌnˈsɜːrtn/
- イギリス英語: /ʌnˈsɜːtn/
8. 学習上の注意点・よくある間違い
よくある間違い:
- 「uncertain」と「unsure」を混同しやすいですが、「uncertain」はより広範な意味を持ち、状況や結果についても使われます。
試験対策:
- TOEICや英検などの試験では、文章の理解や語彙問題で出題されることがあります。特にビジネス文脈でよく使われます。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「certain(確かな)」に否定の「un-」が付いて「uncertain(不確かな)」という形になります。このように覚えると、意味の違いを理解しやすいです。単語の最初に「un-」が付くと否定的な意味になることを覚えておくと便利です。
ヒント: 「アン(un-)」という音が付くと、何かが「ない」状態を表すことが多いです。
(結果などが)確かでない,はっきりしない,疑わしい
変わりやすい,不安定な
明確でない,ぼんやりした
《補語にのみ用いて》(人が)確信が持てない,はっきり分からない