最終更新日:2024/06/17
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元となった辞書の項目

virtual

形容詞

(名目上・表面上はそうではないが)事実上の,実際上の

彼は自宅で事実上の囚人になっていると主張した。

解説

1. 基本情報と概要

virtual(ヴァーチャル)


  • 意味: 英語では「almost or nearly as described, but not completely or according to strict definition.」という意味で、日本語では「仮想の、事実上の」という意味です。こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。

  • 品詞: 形容詞

CEFRレベル:

B2(中上級)

このレベルは中上級で、ある程度の英語力が必要です。

2. 語構成と詳細な意味


  • 接頭語: なし

  • 接尾語: なし

  • 語幹: virt(ラテン語で「力、効力」を意味する)

派生語や類縁語:


  • virtually (副詞): 実質的に、ほとんど

  • virtualize (動詞): 仮想化する

よく使われるコロケーション:


  1. virtual reality - 仮想現実

  2. virtual meeting - 仮想会議

  3. virtual environment - 仮想環境

  4. virtual classroom - 仮想教室

  5. virtual machine - 仮想マシン

  6. virtual tour - 仮想ツアー

  7. virtual assistant - 仮想アシスタント

  8. virtual world - 仮想世界

  9. virtual library - 仮想図書館

  10. virtual currency - 仮想通貨

3. 語源とニュアンス

語源: ラテン語の virtus に由来し、「力」や「効力」を意味します。歴史的には、実際には存在しないが、存在するかのように見えるものを指します。

ニュアンス: virtual は、実際には存在しないが、現実世界と同様の効果や機能を持つものを指します。技術的な文脈でよく使われます。

使用シーン: 主に技術的な文脈や、コンピュータ関連、オンライン活動に関連する場面で使用されます。フォーマルでもカジュアルでも使用可能です。

4. 文法的な特徴と構文

一般的な構文:


  • virtual + 名詞 (例: virtual reality)

  • virtually + 形容詞/副詞 (例: virtually impossible)

使用シーン: フォーマル/カジュアルどちらでも使用されるが、技術的な文脈で使われることが多い。

文法上のポイント: 形容詞として使う場合、修飾する名詞の前に置きます。副詞として使う場合は virtually となり、形容詞や副詞を修飾します。

5. 実例と例文

日常会話:


  1. We had a virtual meeting yesterday. - 昨日仮想会議をしました。

  2. I took a virtual tour of the museum. - 博物館の仮想ツアーに参加しました。

  3. He has a virtual assistant to help with his tasks. - 彼にはタスクを手伝う仮想アシスタントがいます。

ビジネス:


  1. Our company uses virtual machines for testing software. - 我が社はソフトウェアのテストに仮想マシンを使用しています。

  2. The virtual environment allows for safe experimentation. - 仮想環境では安全な実験が可能です。

  3. We are planning to hold a virtual conference next month. - 来月に仮想会議を開催する予定です。

学術的な文脈:


  1. Virtual reality has numerous applications in education. - 仮想現実は教育に多くの応用があります。

  2. The study explores the impact of virtual environments on learning. - その研究は学習に対する仮想環境の影響を探求しています。

  3. Virtual simulations provide valuable training opportunities. - 仮想シミュレーションは貴重な訓練の機会を提供します。

6. 類義語・反意語と比較

類義語:


  • simulated (シミュレーションされた)


    • The simulated environment mimics real-life conditions. - シミュレーションされた環境は現実の条件を模倣します。


  • digital (デジタルの)


    • The digital version of the book is available online. - その本のデジタル版はオンラインで利用できます。


  • artificial (人工の)


    • Artificial intelligence is rapidly advancing. - 人工知能は急速に進化しています。


反意語:


  • real (現実の)


    • The real world is different from the virtual world. - 現実の世界は仮想の世界とは異なります。


  • physical (物理的な)


    • Physical books are still popular despite the rise of e-books. - 電子書籍の増加にもかかわらず、物理的な本は依然として人気があります。


7. 発音とアクセントの特徴

発音記号: /ˈvɜːrtʃuəl/

強勢(アクセント): 第一音節に強勢があります。

アメリカ英語とイギリス英語の違い: 発音はほとんど同じですが、アクセントの位置に若干の違いがある場合があります。

8. 学習上の注意点・よくある間違い

スペルミス: virtuelvertual のようなスペルミスに注意しましょう。

同音異義語との混同: virtue(美徳)と混同しないように注意が必要です。

試験対策: TOEICや英検で技術的な文脈やオンライン・デジタル関連の問題で出題されることがあります。

9. 記憶に残るヒントやイメージ

覚えやすくするためのヒント:


  • 「virtual reality(仮想現実)」のように、実際には存在しないが、体験として存在するものをイメージすると覚えやすいです。

  • virt が「力」を意味することから、仮想的に力を持つものと考えると理解しやすいです。

勉強テクニック:


  • 単語カードを使って「virtual」を含むコロケーションを覚える。

  • 仮想現実やオンライン会議など、実際の技術をイメージしながら学習する。

これで「virtual」についての詳細な解説は以上です。理解を深めるのに役立ててください。

意味のイメージ
virtual
意味(1)

(名目上・表面上はそうではないが)事実上の,実際上の

ビジネス英単語(BSL) / 和訳 / 4択問題

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